汚染水は除去できる‼クールジャパン、日本ポリグル
もしも、これを解決する具体的方策があり、東電がそれを頑なに採用しないとすれば、どう思いますか?
この問題について、今、東電は八方ふさがりです。
しかし、この問題は、今から紹介する会社の会長がいうには「小学生にも解る事を実行しない」「丼の中に汚染水は溜まる。いずれは溢れる」と言う事です。
我が国には泥水を真水に変える魔法のような技術を持った会社があります。アフリカなどで何度もその奇跡の偉業は繰り返し立証されています。
日本ポリグル株式会社という会社です。
http://www.poly-glu.com/
会長の小田兼利さんは、事故の当初から、この汚染水流出は「小学生にも解る」ほど発生が明白に予測されたので、当初から汚染水の処理を東電に申し出ていました。
公開実験もするとまで申し出ておられます。
公開実験を申し出る勇気が想像できますか?失敗すれば全信頼を失ってしまいます。
しかし東電は日本ポリグルには返事すら返さなかったそうです。
そしてアレバとかいうフランスの会社に高額で発注されました。
しかし結果はこのザマです。
震災当初は小さなニュースながら、この事は報道されておりましたが、その後、この日本ポリグルの話はどうなったのか調べても出てきませんでした。
そこで思い切って本日メールにて下記の質問をしてみました。
①その後の東電からの技術援助の要請はないままなのですか?もしも関与されているのであれば現状は貴社の技術をもってしても難しいのですか?
②もしも東電は貴社の技術をまだ未利用という事であれば、現状は貴社の技術で解決できますか?
すると1時間程度の後に、小田会長自ら、大変ご丁寧なご返事をいただきました。私信なのですが、とても大切な事ですので要旨をここで紹介させていただきます。
①日本ポリグルの技術によって汚染水は安全値まで除去できる。
②東電が協力するなら、一日当たり5000トン処理できる。
③トン当たりの処理費用は500円~700円。
④処理用のプラントは受注後90日~120日で完工する。
⑤プラントの処理費用は約90億円。
①のデータについては東工大の実験でほぼ100%の除去に成功しており、公開もされています。
会長は何度も公開実験を東電に求めたが返事すらないとの事です。
また、東電は「密かに日本ポリグルの浄化剤を手に入れて独自に実験したが効果は認められなかった」との論評をしているそうです。
しかし、実験方法が異なれば凝集結果は全く異なることは常識です。
だからこそ実験は公開でしかも水処理専門の日本ポリグルの立会いの下なされなければなりません。
会長はメールの中で「私も人並みの愛国者ですが『この国は狂っている』のです」と書かれていました。
忸怩たる思いがしました。
少なくとも、具体的な方策を出せと言っても出さないのだから、せめて試してみてはいかがでしょうか。
だからこそ、僕は断固原発反対を言う!嘘つくからね。
iPhoneからの投稿
1 ■日本が日本の技術を信頼しない不幸
石浦様。
日本ポリグルは、私もすばらしい会社だと思います。昨年の5月に田原総一郎氏の「大転換POBビジネスの新潮流」を読んで知りえた会社で、海外での貢献はすばらしいものがありますね。
放射能汚染水も浄化できる技術もあり、しかも安くできるにもかかわらず時の政府は高額なアレバ社の浄化装置の購入を決めてしまったという事も書かれていてとても残念な思いでした。
その後を調べていた方がいたのは嬉しいです。しかし、結果は変わらないのは悔しいですね!
田原氏もやるせない思いだったのではと感じてました。