遺産130億円申告漏れ 在日韓国人実業家の遺族
東京都内でパチンコ店などを経営し、2010年に80歳で死亡した在日韓国人の実業家李日玉氏の遺族が、東京国税局の税務調査を受け、韓国の預金など相続財産約130億円の申告漏れを指摘されていたことが25日、分かった。
韓国で既に課された相続税60億円超を差し引き、過少申告加算税を含めた追徴税額は約3億円。遺族は修正申告したとみられる。
外国人でも日本に住む人が死亡した場合、国内外にある全財産が課税対象となる。
関係者によると、遺族は李氏が死亡した際、韓国にあった預金などの財産が李氏名義ではなかったため、日本国内の遺産だけ申告していた。
2014年04月26日土曜日