どうも、まさとらん（@0310lan）です！

「スマホアプリを開発したい！」と、考える人は年々増加しています。

開発の方法は人によって様々ですが、今回ご紹介するWebサービスを活用すれば、ほぼすべての作業をブラウザ上で完結できてしまう、強力なパートナーとなってくれるでしょう。

それが「Telerik Platform」です！


 

どんなサービスなの？

現在、「Telerik Platform」ではiOS、Android、Windows Phoneのスマホアプリが作れるようになっており、クロスプラットフォームにも対応しています。

 

簡単な使い方としては、あらかじめアプリの「骨組み」となるテンプレートを選択する方法が用意されています。（もちろんゼロからも作れます）


カメラアプリ、ブラウザアプリ、翻訳アプリ、SNSアプリ、GPSアプリ、加速度計を使ったアプリなど、多彩なテンプレートが搭載されているので便利です。

 

そして、「AppBuilder」と呼ばれる専用の開発画面が表示されます。


開発中は、このエディタを使ってプログラミングをしていきます。(Gitによる、バージョン管理もOK)

ただ、よく考えられているのは、オンラインエディタがあまり好きでない人のために、無償のオプションが用意されている点です。

 

例えば、マイクロソフト製の「Visual Studio」や、最近話題の「Sublime Text」のような外部エディタと連携が出来るように設計されているので安心です。


 

作ったアプリは、ブラウザ上から各デバイスのエミュレータを使って確認することが可能です。


 

エミュレータがすぐに起動して、マウスで実際に操作することも可能になっています。


 

さらに、専用のアプリ(無料)を利用すれば、発行されたQRコードにかざすだけで実機による検証も簡単に行えます。


 

そして、最終的に納得できるアプリが完成したら、そのまま各OS毎のアプリストアへ登録して公開することも可能です。(Windowsストアにも対応予定)


（ストアへの公開は、事前にそれぞれのストア用アカウントを作成・設定する必要があります）

プライベートストアを持つことも可能で、アプリのテスター用に配布したりも出来るようになっています。

 

このような一連の流れを、同一のサービスで完結できてしまうのは非常に魅力的ではないでしょうか…。

他にも、詳しく詳細が書かれたドキュメントも豊富に用意されていたり、サンプル用のアプリを最初から試せるように配慮されているのも魅力的です。

 

必要なツールが全部入り！今すぐ開発しよう！

「Telerik Platform」では、単純に「アプリ開発」が出来るだけのサービスではありません！

自分で作ったアプリが、一般に公開された後にも「しっかりとサポート」してくれる様々な機能が搭載されているのがスゴイところ…。

 

例えば、

「Backend」機能を使えば、ブラウザ上から自分のアプリへ「プッシュ通知」を送信したり、必要となるファイルを操作したり、ユーザー管理やデータベースなども確認することが可能です。


デバイスを問わず、すべて一元管理できるのは非常に便利です。

 

また、「Analytics」機能を使えば、現在のユーザー数・アクティブユーザー数、どこの国で多く使われているか？、どんなデバイスで使われているのか？などの細かい情報分析ができる機能もあります。


今後、どのようにアプリを改善していけばユーザーを満足させられるのか？…という事を、この機能によって事前に知ることができるようになるわけです。

 

さらに「Testing」機能を使えば、あらゆる自動化テストをブラウザ上で行うことが出来て、その結果を確認したりログを残したりなどの作業も管理することが出来ます。


このように、スマホアプリを開発する！と言っても、実は非常に多くのツールが必要になってきます。

これまでは、それぞれのケースに応じた環境を構築したり、高価なソフトやサービスを併用していたわけですが、「Telerik Platform」を利用すれば、開発段階から必要となるツールが全部入りのため迷うことは…ほとんど無いでしょう！

 

おまけ

冒頭で、開発をブラウザ上のエディタで行うと解説しましたが、特徴的な機能として「Kendo UI」と呼ばれるフレームワークを利用したドラッグ＆ドロップでの開発にも対応しています。


フラットデザインにも対応しており、自分がイメージした画面UIを短時間で構築できるようになるので、プログラミングがあまり得意でない方にもオススメできる機能と言えるでしょう。

 

まとめ

最近は、アプリやサービスなどを、どのように改善して大きく成長させていくか？という「グロースハック」的な考え方が注目されていますが、「Telerik Platform」でもその考え方を十分に活かすことが出来るでしょう。

基本的な機能に関しては、無料アカウントでも十分に利用可能なので、誰でも気軽に今すぐアプリ開発を始めることが出来るはずです！

ぜひ、みなさんも想い描いている自分だけのアイデアを、「アプリ」というカタチに変えて一般に公開してみましょう！

 

＜参考＞

・Telerik Platform公式サイト

 

 

★こんなサービスもあります！

・「Xcode無しでiPhoneアプリ開発が可能な「Monaca」は実機確認も無料！」

・「今後のiPhoneアプリ開発は「プログラミング無し！」が基本。無料のアプリ開発サービスまとめ！」

 

written by まさとらん