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麻生副総理「中間選挙前に結論出せると思えない」
4月25日 17時36分

麻生副総理「中間選挙前に結論出せると思えない」
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麻生副総理兼財務大臣は25日、閣議のあとの記者会見で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、日米2国間の協議が継続となったことについて、「アメリカは秋の中間選挙の前に結論を出すことができるとは思えない」と述べ、合意には時間がかかるという見方を示しました。

このなかで麻生副総理兼財務大臣はTPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る日米2国間の協議について、「アメリカはことし11月の中間選挙の前に結論を出すことができるとは思えない。それまでの間、継続して協議することにならざるをえないと思っていた」と述べ、合意には時間がかかるという見方を示しました。
さらに麻生副総理は、「オバマ大統領には国内をまとめきれるほどの力は今、ないだろう。仮に甘利経済再生担当大臣とフロマン通商代表との間で交渉がまとまったとしてもアメリカの議会で承認されるという保証はない」と述べ、日米両政府が合意に達しても、アメリカの議会で承認を得られるかが課題となるという認識を示しました。

官房長官「麻生さん流の説明で問題ない」

菅官房長官は25日午後の記者会見で「記者会見の議事録を取り寄せたが、日米ともに国内は極めて難しい政治状況であり、オバマ大統領といえども選挙も控えているなかで、いかに難しいかということを麻生さん流に説明したのだろう。問題ないと思う」と述べました。

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