ギリギリアウトなマンガ業界のリアルを描く出版社擬人化4コママンガ『飯田橋のふたばちゃん』。双葉社のWEBコミックアクションで連載され、eBook USERでもこれまで出張版として、この4月からは移籍という形で本格的に掲載している。
出版、特にマンガ業界の酸いも甘いもにじみ出た内容は、客観的にみてもきわどいライン。そんなネタをコミカルでオブラートに包んで提供する本作の1巻が発売されたのが約1年前。その後もブラック度合いを強めながら、業界で起こった出来事を伝えてきた。
その第2巻が、4月26日に発売となる。表紙の帯にある「発売禁止!! ……の恐れがあります」はだてじゃない。今度こそ回収になるんじゃないかなんて一抹の不安も頭をよぎる。
そんな2巻の巻末には、横山さんが贈るもう1つのマンガ界(?)マンガとのコラボも。横山さんは現在、山田こたろさんの作画による『漫画専門学校生の青春』を月刊コミックゼノンで連載中。コミックゼノン初の4コママンガとなる本作は、こたろ先生の柔らかい表情の描き方と、横山さんのギャグが絶妙にマッチ。漫画専門学校を舞台に、漫画づくりのイロハや業界の現実がちりばめられた“現代版ゆるゆるまんが道”とうたう内容だ。余談だが、藤子不二雄の自伝的漫画作品である『まんが道』が完結したのは約1年前の2013年4月である。
『漫画専門学校生の青春』も第1巻が5月20日に発売予定。もちろんこちらも飯田橋のふたばちゃんとのコラボが予定されている。eBook USERでは横山さんにインタビューを敢行。そちらも近々公開予定だ。
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