25日、韓国・珍島沖で起きた旅客船の沈没事故で、一つの船室から救命胴衣を着けた女子生徒48人の遺体が見つかった。写真は捜索現場。

写真拡大

25日、韓国・珍島沖で起きた旅客船の沈没事故で、一つの船室から救命胴衣を着けた女子生徒48人の遺体が見つかった。写真は捜索現場。
2014年4月25日、韓国・珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故で、一つの船室から救命胴衣を着けた女子生徒48人の遺体が見つかった。易網が伝えた。

【その他の写真】

CNNによると、遺体が見つかった船室の定員は30人。女子生徒たちは船が傾き始めたため、一斉に同じ船室に逃げ込んだものの、下から水が上がってきたため出られなくなったとみられる。

韓国当局によると、船内での捜索活動は依然困難を極めている。水の透明度は低く、漂流物が視界を遮っているという。船体の入り口は水圧が高いため開けられず、ダイバーらは窓を壊して中に入らざるを得ない状況だ。(翻訳・編集/AA)