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大量リコールの影響 GM85%減益4月25日 7時38分
アメリカ最大手の自動車メーカーGM=ゼネラル・モーターズは、今年1月から3月までの決算を発表し、今年2月以降に公表した大量のリコールの影響で前の年に比べて、85%を超える大幅な減益となりました。
アメリカ最大手の自動車メーカーGM=ゼネラル・モーターズは24日、今年1月から3月までの決算を発表しました。
それによりますと、世界全体の販売台数は、中国などアジアでの販売が好調だった事を受けて、2.3%伸びて、241万6000台となりました。
一方で、2月以降に公表した650万台を超える大量リコールの費用がかさんだため、最終利益は1億2500万ドル、日本円にして、およそ130億円と前の年の同じ時期に比べて、85.5%の大幅な減益となりました。
GMを巡っては、死亡事故につながる車の欠陥を知りながら10年以上にわたって適切に対応せず、リコール隠しを行っていた疑いがあるなどとして議会などが調査に乗り出しています。
GMはリコール隠し問題は販売に影響を与えていないとしていますが、全米各地で訴訟も相次いでおり、GMの今後の対応が注目されます。
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