【MLB】松坂がチームの守護神？　メッツ指揮官が可能性を示唆

　ニューヨーク・メッツのテリー・コリンズ監督が、松坂大輔投手をチームの守護神として起用する可能性を示唆していることが分かった。米スポーツ専門局『ESPN』のウェブサイトが23日に報じた。

　メッツは、今シーズンの守護神をボビー・パーネルに任せる予定だったものの、トミー・ジョン手術のため、わずか1試合の登板でチームから離脱。その後は、セーブ王3度の実績を誇るベテランのホセ・バルベルデが抑えを務めるも、10試合の登板で防御率5.23と安定せず。現在は、セットアッパーだったカイル・ファーンズワースがクローザーを担っている。

　『ESPN』によれば、ファーンズワースは11試合で防御率1.74と安定感を見せているが、コリンズ監督は必要があれば松坂を守護神に指名する場合もあると話しているようだ。しかし、本人は先発投手としての起用を希望しているもようで、メッツも現時点で松坂を先発ローテーションのバックアップか、ロングリリーフとして見ているという。

　松坂は、今月16日にメジャー昇格を果たすと、これまで3試合にリリーフ登板。計4回1/3を投げ、防御率2.08という成績を残している。