大阪市:筆頭株主として「脱原発」再び提案へ

毎日新聞 2014年04月25日 00時03分

 関西電力の筆頭株主の大阪市は24日、例年6月に開かれる関電の株主総会で、脱原発などを株主提案すると発表した。25日に京都市とともに関電本店(大阪市北区)に出向いて提案する。同様の提案は橋下徹大阪市長の意向で2012年以来3年連続になる。

 大阪市は、関電株を8.92%保有している。昨年は、可及的速やかな全原発の廃止▽発電部門か送配電部門の売却−−など11議案を提案し、株主の14〜40%の賛同を得たが、いずれも否決された。今年も同様の11議案を提案するという。橋下市長は昨年に続き、総会を欠席する方針。【山下貴史】

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