韓国旅客船沈没 死者9人に、依然287人が行方不明
04/17 11:57
韓国南西部の沖合で旅客船が沈没した事故は、死者が9人になり、依然として、287人が行方不明になっている。発生から丸1日以上が経過し、行方不明者の家族にも、焦りや疲労の色が濃くなってきている。
捜索の拠点となっている珍島では、17日午前11時半現在、雨が降るなど、捜索は難航しており、家族たちも24時間が過ぎて、いら立ちを募らせている。
乗客の家族は、「(助けると)約束したじゃないか!」、「もう1度ダイバーを潜らせて救助を優先しろ!」、「情けない!」、「うちの子がかわいそうで、どうしたらいいの」などと話した。
事故の発生時刻の午前9時前に沈没の現場を取材したが、海域は、潮の流れが非常に速いため、潮の満ち引きを考慮しながら、ダイバーが捜索を進めていた。
また、17日はこのあと、本格的な雨の予報が出ており、捜索への影響も懸念される。
これまでに、9人の死亡が確認されており、現在も287人が行方不明となっている。
刻々と時間が経過する中、事故当時の状況が徐々に明らかになってきた。
事故直後の交信音声を聞くと、旅客船が「海洋警察に連絡してください。本船が危険です。今、船が倒れています」と話し、管制センターは「はい。貴船は、どこですか?」と話していた。
また、旅客船は、「とにかく早く伝えてください。今、船がすごく傾いています」、「動くことができません。早く来てください」と話していた。
事故原因について、韓国メディアは「暗礁に衝突していない」との船長の証言や、急な進路変更が事故につながったなどの見方を伝えている。
事故との直接の関連はわかっていないが、沈没現場では、水面に出ている部分に、こすったような傷がついているのが確認できた。
また乗客には、船室にとどまるようにアナウンスがあった一方で、事故後の対応をめぐり、乗員が早く脱出の準備を始め、救助が早かったとの指摘もあり、問題視する声が上がっている。
捜索の拠点となっている珍島では、17日午前11時半現在、雨が降るなど、捜索は難航しており、家族たちも24時間が過ぎて、いら立ちを募らせている。
乗客の家族は、「(助けると)約束したじゃないか!」、「もう1度ダイバーを潜らせて救助を優先しろ!」、「情けない!」、「うちの子がかわいそうで、どうしたらいいの」などと話した。
事故の発生時刻の午前9時前に沈没の現場を取材したが、海域は、潮の流れが非常に速いため、潮の満ち引きを考慮しながら、ダイバーが捜索を進めていた。
また、17日はこのあと、本格的な雨の予報が出ており、捜索への影響も懸念される。
これまでに、9人の死亡が確認されており、現在も287人が行方不明となっている。
刻々と時間が経過する中、事故当時の状況が徐々に明らかになってきた。
事故直後の交信音声を聞くと、旅客船が「海洋警察に連絡してください。本船が危険です。今、船が倒れています」と話し、管制センターは「はい。貴船は、どこですか?」と話していた。
また、旅客船は、「とにかく早く伝えてください。今、船がすごく傾いています」、「動くことができません。早く来てください」と話していた。
事故原因について、韓国メディアは「暗礁に衝突していない」との船長の証言や、急な進路変更が事故につながったなどの見方を伝えている。
事故との直接の関連はわかっていないが、沈没現場では、水面に出ている部分に、こすったような傷がついているのが確認できた。
また乗客には、船室にとどまるようにアナウンスがあった一方で、事故後の対応をめぐり、乗員が早く脱出の準備を始め、救助が早かったとの指摘もあり、問題視する声が上がっている。