BeforeAfter?

April 24 [Thu], 2014, 23:26





化粧→すっぴん


違いわかるかな?


hoffnung-希望-

April 24 [Thu], 2014, 23:11
生きていたい。生きていることこそが希望だ。
どんな鬱に陥ろうとも私は絶対に長生きしたいのだ。
病気を克服したい。寛解に持っていきたい。
薬を飲まずとも生活していけたらいいと思ってる。
元気になりたい。働きたい。生き生きと人間らしい生活がしたい

リストカットなんてしたことがない。自分で自分のことをメンヘラ
などという言葉に括って闇に浸ろうなんていう思考はない。
どんな鬱に陥ろうとも私の根底は生きたい、働きたい、人間らしく。
この3つで固められている。死にたい時もある。鬱のときは。
それでも私は生きることを辞めたくない。

だからメンヘラという方々とは関わりたくない。
私は軽い気持ちでこんなことを言ってるんじゃない。
閉鎖病棟の重い病棟に入った。そこには幻覚で
いきなり倒れる人たちや意味不明な言葉を発する
人たちがいた。でも彼らはみな、明るかった。
きっと生きることを頑張ろうとしていたのだと思う。
闘病を頑張ろうとしていたのだと思う。優しくしてもらった。

優しくしてもらったその時、私は死にたかった。
だから閉鎖に入った。閉鎖に行かないとこのままじゃ
自殺するのではないかと言うくらい精神を追い詰め
られていたからだ。ただでさえうちの家族は自殺者が
二人もいる、2人とも双極性だ。同じ運命を辿るわけ
にはいかない。優しくしてもらって私は少しだけ生きる
希望が湧いたし、人の暖かさに触れ涙を流した。

然し、真の辛さは医者も薬も入院仲間も解決しては
くれなかった。医者に相談しても当直医なんて頓服
出すだけ。看護師に気が狂って頭をゴミ箱に突っ込み
そうですといってもはいはいまた明日医者に相談してね
とあしらわれるだけ。私は途方に暮れた。

そこで仕方なしにぼーっと音楽を聴きながら外を
眺めていることしかできなかった。音楽も聞き飽きた。
無論、携帯やネットなんてあるはずも無く。
やることもないので途方に暮れた。涙は不思議と
出なかった。暇で気が狂いそうになる時もあった。

そうこうしているうちに仲良くしてくれたよしこさんが、
退院する日が来た。私は泣いた。そこで部屋に戻った。

私は毎日日記を書いていた。この絶望の日々を生涯忘れない為に。

そしてやっと気付いた。誰も救ってくれない。閉鎖に
入院しても、医者に相談しても、頓服を出されても、
薬を飲んでも、人に優しくされても、自分を救えるのは
自分のみであるという事を

私はこの絶望の日々で、常に考え続けていた。

やることがない日々の中、自分と向き合う時間が
必然と長くなった。そこで私は自分自身と向き合った。
私は生きるとは何か。死とは何か。絶望しかないこの
世界にある希望とは何か。考えて出た結論が、

どんなに絶望に打ち拉がれたとしても希望を抱かずには
いられない。何処かで生きることを、望んでいるのだ。
それが人間の本能なのかもしれない。ということだった。

私は程なく開放に移ったが、開放は鬱の人や発達障害の
人が多くあまり人と関わることがなかった。そこで閉鎖の
日々を思い出していた…そこからまた私は来る日も来る日も
もがき続けた。やはりそうはいっても生きるのは辛いし死んで
しまいたかった。そうして退院した。時が過ぎた。私は最初は
毎日泣いてもがいて苦しんで発狂して家じゅうに響き渡るぐらい
大泣きしたり、動けなくなって鬱が酷く引きこもって人間とは
思えない生活をしていたこともあった。それから時が過ぎた。

私はだんだんと生きる気力を取り戻した。友人、家族の
支えもあった。だけどそれだけではない。生きていたい。

その思いが、全ての絶望を凌駕した。こうして私は前を向いた。

体はまだ着いてこず、鬱のままであるが生きていたい。
この思いが全ての今までの絶望を覆し希望へと導いた。

なぜ生きていたいか。それはこの絶望を超えてここまで
生きてきたことと繋がっているだろう。幾度と無く自分の
死へ対する思いと向き合った。閉鎖ではまさに真っ向勝負
であった。私は死への思い、つまり絶望を凌駕して生きて
ここまでたどり着いた。それだけの24年間の想いがある。
私はそれはなんと不思議なことか、それこそが真のこの
希望と呼べる気持ちなのではないかという結論へ結びついた。

ここまで生きてきて貯めたであろう全ての絶望を凌駕し私は生きている。

どんな絶望であろうと私は死ななかった。死のうとした、
だが結局は心の片隅の希望がそれを打ち破ったのだ。

以上の経験により私は-生きる、生きて行く-ということを根底に日々生き続けている。
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生きることは希望なんだ。そんな雪の生きることについての想い、姿勢・・・揺れ動く命の動きを書き記してゆこうと思います。双極性障害。精神科解放、閉鎖病棟に入院し生と死、絶望と希望について向き合いました。その私の生きるとは何かについて日々綴って行けたらと思います。ねとらじもしてるので宜しくお願いします。
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