生字幕放送でお伝えします≫エメラルドの海にさんご礁。
きれいですね。
今日は、沖縄県うるま市の宮城島に来ています。
私がいるのはこの海沿いにある建物の一室。
ここには沖縄では見ることができないはずのある景色があるんです。
それが、こちら。
見てください、この雪景色。
私がいるのは、海沿いにある製塩工場の一室です。
実は、これ、雪ではなく全部、お塩なんです。
沖縄ではちゅら海の恵みを生かした塩作りが古くから盛んですが今日は世界でも最新の製法を取り入れている塩工場に潜入しています。
このあと、この雪景色の秘密もお伝えしますよ。
もちろん沖縄ならではの塩のおいしい、いただき方もたっぷりご紹介します。
いかがですか?中尾さん。
≫いいですね。
暑いでしょ。
≫暑いですね。
でも、沖縄もすごく気候がよくて本当に温暖な中でいい季節だなと思います。
≫うりずんの季節。
≫この雪景色、いかがですか?≫いいですね、真っ白で。
≫中尾さんのほうが沖縄、詳しいかもしれませんけど今日は一生懸命リポートさせていただきます。
よろしくお願いします。
≫私、観光大使だからね沖縄の。
≫中尾さん、今、秋元さんのいる製塩室の前に私、います。
製塩室の中は暑いと思うんですが。
中尾さん、今おっしゃられたようにちょうど私の後ろのほうが海なんですけれども海風が吹いてきてすごく心地いいです、こちらは。
≫実は、昨日までいたんだよ。
≫あ、そうなんですか。
中尾さん、アトリエをこちらに持っていらっしゃいますもんね。
よくご存じだと思いますが沖縄は塩の宝庫といわれています。
100種類以上この沖縄県内で作られているといわれるんですけど全国で400種類あまりといわれますから沖縄県だけでどれだけ多くの種類の塩があるか分かると思います。
ご覧いただいているようにいろいろな色そして形もさまざま。
例えば右側の与那国島の塩。
日本の一番西の端の島で作られています。
≫うちはそれ使ってますよ。
与那国の。
≫粒が大きいのが特徴なんですよね。
そして、そのお隣茶色い塩もあるんですが。
石垣島の塩。
これは茶色というのはサトウキビの搾り汁が入っているんですこの中に。
それで茶色いんですよね。
そして、そのお隣は黄色いですがこれは、本島の中城村で作っているものですが。
これ、ウコンの色なんですね。
そのお隣、中尾さんもしかしてご存じかと思います。
本部町で作っている塩これ、ピンク色をしています。
本部といえば桜の有名なところでもありますがこのピンク色は何を使っているでしょうか。
≫なんだろう、ピンクの塩って。
紅花?≫紅芋なんです。
惜しい、芋です。
紅芋から赤の色を抽出して混ぜ込んだものなんですね。
こうして、いろいろな種類の塩が沖縄県では作られています。
最近では、こうした塩がブランド化されていてアメリカですとか、台湾ですとか海外にも輸出されているんですね。
この沖縄県内の中でも今日来ている、宮城島は塩作りに向いている土地だと昔から、いわれているんですね。
というのも、海が格別にきれいだからなんです。
まず、周辺に住む人が少ないこと。
そして沖縄本島から東に突き出たところにありますからすぐ下に海流が流れて常に、きれいな海水がとれるということなんです。
≫中尾さん、こちらでは全国でも珍しい独自の製法で塩の可能性を広げる取り組みをご紹介したいと思います。
今、こちら、工場を止めてもらってるんですけどもふだんは、どんな景色なのか。
独自の製法が作り出すある景色をお見せしたいと思います。
この部屋ではくみ上げた海水を霧にして空中に飛ばし、熱風を当てて水分を蒸発させているんです。
そうすると、水分の大半が消え塩が下に降り積もっていく仕組みなんです。
この独特の製法が南国の雪景色を生んでいるんですよ。
ということで、塩業界では最新でここだけの特別な方法なんです。
いかがですか、中尾さん。
≫昔はね、ちゃんと地面にまいて水分があがったときに残った塩だったけどこれはきれいだね。
≫そうなんです。
ここならではの独自の製法なんです。
こうして持ってみると粘りけがあって湿った雪のようなんですね。
見てみて、分かりますかね中尾さん。
≫分かります、分かります。
≫ちょっと粘っとしてるんですけども。
なぜこの粘りけがあるかといいますとですねここのお塩は海水を1回、霧状にして結晶化するため一つ一つの粒子が細かいんですね。
そして海水の成分、そして栄養がギュッと閉じ込められていてまろやかなお塩ができるんです。
≫それで魚、煮たらうまいだろうね。
≫おいしいですね。
真っ白な景色も映像だけで見ると沖縄なのにとても寒そうですよね。
≫中がね。
≫でも、先ほど中尾さんも言っていただいたとおりこの部屋の中、とても暑いんです。
気温が34度。
そして、湿度は65%…70%弱。
≫サウナみたい。
≫ちょっとしたサウナにいるような感覚です。
そんな暑い中、従業員の方々が働いているんですが何をしているか分かりますかね。
雪かきならぬ、塩かきを。
≫疲れたら塩、なめればいいんじゃない?≫それはちょっと、あとで聞いてみますね。
出来上がったお塩を週に1回集める作業をしています。
私も参加したいと思います。
あ、重い!ちょっと粘りけがあるので。
≫相当、水分を含んでるんでしょう。
≫そうですね。
アイスクリームみたいな。
とても重くて重労働なんですけど見ていただければ粘りけがあるのが伝わったと思うんですが。
さらに、皆さんに見ていただいたらこれが分かるかと思いますが雪だるまも作れてしまうほど粘りけと水分があるんです。
≫作ってあるんだ、それ。
≫雪だるまあっても分かりづらいですかねおもしろい光景なんですけども。
こうして、一つ一つが水分を含み湿っているため積もるとねっとりしてかなりの重さになります。
≫アイスクリームみたいだね。
≫そうですね。
見た目もアイスクリームみたいですね。
じゃあ、こちらの工場長の高安亮さんにお聞きしたいと思います。
粒が細かいのが特徴ということなんですけれどもこれは、味にどんな影響をもたらすんでしょうか。
≫霧状にすることによって海水に含まれるミネラル成分を多く含みますので食材に味が、しみ込みやすくミネラル豊富でまろやかな味になるのが特徴ですね。
≫マグネシウムなど海水の成分がギュッと詰まったお塩になるためにまろやかな、風味のあるお塩、にがり成分がほかのお塩よりたくさん入っているということなんですね。
≫中尾さん。
雪国を思わせるような独特な製法で作っている塩。
最後の仕上げはきめ細かな職人技なんですね。
今度、私が来ているのは品質を調べる検品室というところなんですね。
今、ご覧いただいた雪が積もったような塩というのはこちらになります。
ちょっとスプーンですくってみるとスプーンがくっついたような状態です。
ドロドロ。
まだ水分を含んでいるということですね。
≫アイスが溶けたみたい。
≫アイスクリームみたいですよね。
これを、2日間かけてじっくりと水分を飛ばして乾燥させるとこのようになるんです。
≫パウダーですな。
≫パウダー状になるんですね。
ここからが職人技なんです。
最後のとりでといってもいいと思います。
1日、8人の方たちが作業をしているんですが今、皆さんどんな作業をしているかというとパウダー状になった塩を右手に、へらを持っています。
左手に管を持っているのが分かりますよね。
この管で異物を取り除くんです。
その異物、よく見てみますと…。
広い塩をまんべんなく平らにしていってその平らな表面に異物がないかどうかを丹念に見ていってるんですね。
異物というか見つかりましたか?何か。
もう砂山から宝を探すような感覚だと思いますが。
≫こちらのほうにあります。
黒いのが分かりますか。
≫分かりますか?≫これです。
≫中尾さん、分かりました?≫分かります。
≫この黒いものが異物なんです。
海のものなんですか?≫そうですね。
乾燥工程の中でどうしても色がついてしまったものなんですけど。
黒くなってしまってそれを検品して吸っている感じです。
≫この1つのケースの中でああいう粒のようなものが2つか3つ、見つかるかどうかという作業のものなんです。
かつては、中尾さんこれを機械でやっていた時代もあったんですが機械ではやはり、だめだったそうです。
最後は人の目手仕事なんですね。
このお仕事をされて14年になる伊保さんに伺います。
伊保さん、これ、大変な作業。
神経、使いますね。
≫はい、そうですね。
真っ白い塩を毎日検品しているんですけれどもまず、目が疲れますね。
あと、同じ体勢でずっと検品していますので首とか肩も結構、疲れます。
≫よく、こんな細かいものを見つけられますね。
≫それはもう集中してやってますので。
≫そんな毎日集中力を切らさない伊保さん。
夢があるんですって?≫はい。
実はですね白いお塩を検品してるんですが雪みたいなお塩なんですけども実際、本物の雪を見たことがないんですね。
今度、見せてください。
≫ということです、中尾さん。
≫分かりますよ。
私、よく雪を見に行きますもん、旅行で。
≫沖縄、雪が降らないですからね。
見に行きたいですよね。
皆さん、作業されている1ケースが10kgあるんですがこれを1人で1日10ケース検品するそうなんです。
今、お二人います。
2人でどれぐらいの量になるのかこちらなんです。
大きなたるの中これだけの量を、小さな粒を一つ一つ見て検品してらっしゃる。
ただ、よく考えると多いように見えて、やっぱり皆さんのもとに届くのは多くの人たちがこの塩を使いますからやっぱり貴重なものだということなんですね。
この工場全体では月に7トンの塩を作っているんですけどいまや国内だけでなくてアメリカとか台湾でも売られているということなんです。
≫沖縄は塩文化ですからね。
≫そうですね。
まーす煮っていいますものね。
こうして、本当に手間ひまかけて味、品質が評価されて、今、海外でも使われている塩なんですね。
≫中尾さん、秋元です。
沖縄の美しい海から生まれた特別な、お塩。
その生かし方も特別なんですよ。
ぜいたくな景色を楽しみながら普通のお塩とはちょっと違った新たな魅力を楽しみたいと思います。
そこでまず、出来たてのお塩をちょっと、味見します。
≫きつくないでしょ。
≫そうですね。
深い味わいがあって塩辛いだけではなくてまろやかなお塩の味がします。
早速この宮城島のお塩に合う意外な料理をたっぷりご紹介したいと思います。
まずは、1つ目。
先ほど、冒頭に中尾さんもおっしゃいましたが美しい海の恵みが詰まったお塩だからこそ海の幸と一緒に食べるのがおいしいんですね。
イカと沖縄の食卓ではおなじみのブダイ。
お刺身をしょうゆではなくお塩で食べるのがおすすめなんです。
中尾さんも食べられますか?よく。
≫昨日、食べたよ。
≫昨日、召し上がりましたか。
そのときは、お塩ですか?≫塩、塩。
沖縄では、意外としょうゆを使わないから。
≫そうなんですね。
いただきたいと思います。
≫初めて?≫お塩でブダイをいただくのは初めてです。
ブダイ本来の素材のおいしさがより引き立ちますね。
そして、イカも、いただきます。
≫イカがいいのよ。
いかが?≫イカの甘みが、イカがいいです。
おいしいです。
沖縄、やはり魚介類もすばらしくおいしいですからね。
そして続いてにがりの風味を生かした意外な楽しみ方もあるんですがそれが、フルーツなんです。
中でも、かんきつ類。
中尾さん、全部ご存じですね。
それでは、私、タンカンをいただきたいと思います。
≫タンカンはおいしいよ。
≫タンカンにお塩これも私、初体験ですがいただきます。
フルーツの爽やかさがより引き立って甘さが強調されますね。
にがり独特の風味とかんきつの持つ甘みが合わさると、より甘さがより一層おいしく感じられます。
甘みを強く感じることができます。
≫昔、よくスイカに塩をつけたり。
≫スイカにはよくお塩をつけますがぬちまーすでやるとまた違った味わいになるかもしれないですね。
≫秋元さん。
走ってきましたよ。
おいしそうなんだもん。
≫もう食べちゃいましたよ。
≫まだまだ…。
お刺身、今、食べましたね。
そしてフルーツ。
≫まだあるんですね。
続いては豊富なにがりを生かしてこんなお料理も作っちゃいたいと思います。
ここで働いていらっしゃる中さんです。
よろしくお願いします。
普通、豆腐はにがりを入れて作るんですよね。
今日は何を作っていただけるんですか。
≫今日は、豆乳とお水に溶いたお塩を使って沖縄の、ゆし豆腐を作ってみたいと思います。
沸いた豆乳に塩水を入れてひと混ぜして、ふたをして5分ほどでプルプルのゆし豆腐が。
≫こんなに簡単に、ゆし豆腐ができるんですね。
≫独自の製法で、にがり成分が多く含まれているので豆乳を固めることができるんです。
≫栄養がたくさん詰まっていると。
どのくらいの量を入れるんですか、お塩の量は?≫500ミリリットルの豆乳に6gのお塩を入れました。
≫豆腐作りのときにはにがりを入れますけれども今はにがりが入ってなくて塩そのものににがりが含まれていると。
≫お塩のにがりがたっぷりと入っています。
≫今、塩を入れただけですが。
5分後どうなるんでしょうか。
≫どうぞ、お召し上がりください。
≫ちゃんとプルプル固まってますね。
いただいていいですか。
私も、昨日、ゆし豆腐たくさんいただきました。
こんなに簡単に作れるとうれしいですね。
しっかり固まってます。
≫おいしいよね、体にいいよ。
≫やさしい味がしますね。
ほっとします。
≫塩味って、どうですか?塩気。
≫塩も、ほんのり感じて。
でも、きつすぎず豆乳の甘みをすごく引き立てています。
≫中さん、これ時間が、もうちょっとたつともうちょっと固まってお豆腐に近い感じになるんですよね。
≫固まりますね。
その状態のときに、お野菜とかあと、豚肉とか、つみれとか。
お鍋に入れるような材料を入れていただいて豆乳鍋にしていただくとそのまま栄養分を体に取り入れていただくことができます。
≫こんなに簡単なのにお料理のレパートリーが増えますね。
中さん、ほかにもお塩を使ったお料理ってどういうときに?≫個人的には毎日食べるお米に、このお塩を加えて炊き上げたり。
あとは、これからの時期夏バテ防止に冷たいお水にこのお塩を溶かして朝晩飲んで、熱中症に備えたり。
あとは、オリーブオイルと塩を合わせてドレッシングの代わりに野菜に使って食べていただいたり。
≫調味料はなるべくシンプルなほうが体にもやさしいですからね。
≫さらにまだまだあるんですね、中さん。
秋元さん、大好きでしょスイーツ。
≫私だけではなくて女性は皆さん大好きだと思いますね。
≫チョコレートケーキに塩ですか。
≫上にかかっているのがお塩なんです。
≫これ、チョコレートケーキを作るときにも卵と小麦粉を混ぜるときに塩を使っているんですが。
塩を使うスイーツってありますが上に塩までかかってるんですよ。
ダブル塩、いきましょう。
≫いただきます!うれしいな。
いっぱい食べちゃってますね。
≫塩分とりすぎってことないかね。
≫ないんですね。
にがりなどの成分が入ってますから。
どう?お味は。
≫塩気のあとに甘みがたくさんきてすごくおいしいです。
(富山)出ていきなさい!Gotobed!2014/04/22(火) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「島の塩は“雪景色”〜沖縄県うるま市〜」[字]
南国にあっての“雪景色”。その正体は、美しい海からくみ上げた海水から作る“塩”。エメラルドブルーの海から生まれる “雪のような塩”の魅力をたっぷり伝える。
詳細情報
番組内容
【ゲスト】秋元才加,【コメンテーター】中尾彬,【司会】三橋大樹 〜沖縄県うるま市から中継〜
出演者
【ゲスト】秋元才加,【コメンテーター】中尾彬,【司会】三橋大樹
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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