およそ290人の安否が確認できていません。
修学旅行の高校生などを乗せた旅客船が沈没し、救助活動が続けられています。
論文の執筆を指導した研究者が会見しました。
こんばんは、ニュース7です。
韓国南部の沖合で、修学旅行の高校生など、およそ460人を乗せた旅客船が沈没しました。
これまでに160人余りが救助されましたが、3人が死亡し、290人余りの安否が分かっていません。
救助活動の拠点となっている韓国のチンドという島から中継でお伝えします。
救助活動の拠点となっている現場近くの島、チンドの港に来ています。
ここからおよそ20キロの沖合で、旅客船は沈没しました。
救助に当たる消防などのヘリコプター十数機が、この近くにある空き地から、現場の海域との間を何度も往復しています。
また、ダイバーによる水中の捜索が今から1時間ほど前に始まりました。
ただ、韓国の海洋警察によりますと、現場付近の潮の流れが速く、水中の捜索は難航しているということです。
こちらの港には、旅客船に乗っていた高校生の家族およそ50人が到着しています。
集まっている家族は、遠くから海を見つめるしかないのか、少しでも現場に近づいて、捜索活動を見守りたいと訴えています。
こちらは徐々に日が暮れ始めていますが、海洋警察などは引き続き捜索に全力を挙げることにしています。
沈没した旅客船から救助された人たち。
毛布にくるまれ、髪はぬれたままです。
船には、ソウル郊外にある高校の修学旅行生300人余りを含む、乗客・乗員合わせておよそ460人が乗っていました。
大きく傾いた旅客船、SEWOL号。
ヘリコプターなどで懸命の救助活動が続けられています。
ロープで降ろされる籠。
船ではたくさんの人たちが助けを待っています。
懸命によじ登り、かごで引き上げられました。
海上では船による救助活動も。
救命胴衣を着た人たちが次々と助け上げられました。
船が傾いて、甲板はまるで壁のようです。
必死にしがみついていた男性が救助されました。
船底をたたいて、取り残されている人がいないか確かめる作業も続けられました。
事故が起きたのはきょう午前9時ごろ、インチョンからチェジュ島に向かっていた旅客船が、チンド付近で浸水して大きく傾き、その後、沈没しました。
この事故で、これまでに男子高校生を含む3人の死亡が確認されました。
また救助された人について、韓国政府は当初、368人としていましたが、夕方になって164人と訂正。
依然、290人余りの安否が分かっていないと発表するなど、情報が錯そうしています。
高校生の家族は。
事故当時、旅客船はどんな状況だったのか。
これは沈没する前の写真です。
左側に傾き、一部が沈んでいます。
救助された高校生は、こう話しました。
船はどんどん傾いていきます。
ついに横倒しになりました。
複数の場所から水しぶきが上がります。
救助活動に当たった船の船長は、横倒しになってから転覆するまで数分しかなかったと話しています。
ソウルの日本大使館によりますと、これまでのところ、乗客に日本人がいたという情報はないということです。
韓国の軍や海洋警察は、救助活動を続けています。
では次です。
STAP細胞の問題で、理化学研究所の笹井芳樹副センター長が記者会見しました。
小保方晴子研究ユニットリーダーと論文を共同で執筆し、小保方リーダーを指導する立場でした。
笹井副センター長は、論文を撤回するのが最も適切だと述べた一方で、STAP細胞の存在については、検証する価値のある合理性の高い仮説だ。
STAP現象を前提にしないと、容易に説明できないデータがあるなどと述べました。
小保方研究ユニットリーダーの記者会見から1週間。
論文の執筆を指導する立場だった笹井副センター長は、記者会見の冒頭、謝罪しました。
STAP細胞については、次のように述べました。
笹井副センター長は、これまで数多くの論文が世界トップレベルの科学雑誌に掲載されるなど、細胞の発生に関する研究をリードしてきた研究者です。
昭和37年生まれで、平成10年には、36歳の若さで、京都大学再生医科学研究所の教授に就任しました。
理化学研究所では、500人余りが働く神戸の研究センターのナンバー2です。
STAP細胞の論文は、小保方リーダーが行った実験をもとに、笹井副センター長が執筆を指導する形でまとめられました。
しかし、その後、論文には相次いで疑念が指摘されました。
調査委員会は、笹井副センター長は不正行為はなかったものの、データを確認することなく論文を投稿していて、責任は重大だとしていました。
笹井副センター長は、論文作成には着想から文章を書くまで、4つの段階があると述べ、自分が参加したのは最後の段階からだったと説明しました。
問題を見抜けなかった理由については。
この説明に、研究倫理に詳しい専門家は。
STAP細胞が存在するのかどうか。
笹井副センター長はこう述べました。
笹井副センター長は、STAP細胞は検証する価値のある合理性の高い仮説だと主張。
その根拠として、実験で出来た細胞が動画で撮影されていることや、大きさがほかの万能細胞より極端に小さいこと、さらに、ほかの万能細胞が混ざっていたとすれば、マウスの胎盤は出来ないことを挙げました。
ところで、STAP細胞は発表当初は、弱酸性の液体につけるなど、比較的簡単に出来るとされていましたが、STAP細胞の再現には、誰も成功していません。
笹井副センター長は、STAP現象を起こすには、細胞にストレスをかける必要があるが、ストレスをかけ過ぎると、全滅し、弱すぎると反応しないと、作製の条件を整えることの難しさを強調。
その上で、STAP細胞の存在を見極めるには、検証が必要だと述べました。
続いてはこちら、認知症です。
国内の推計では、高齢者で460万人を超えていますが、症状によっては、さまざまなリスクがあります。
その一つが、はいかいして行方が分からなくなることです。
このケースについて、全国の警察を取材したところ、おととし1年間に警察に届け出があった認知症や認知症の疑いがある人は、延べ9607人に上っていました。
この中には亡くなった人や、見つからないままの人も少なくありません。
川に落ちたり交通事故に遭ったりして亡くなった人は、351人、年末の時点で行方不明のままだった人も208人いました。
専門家は、氷山の一角だと指摘しています。
吉澤賢三さんは、おととし3月、行方不明になり、死亡して見つかりました。
妻が夕食を準備している間に、出かけていました。
靴には名前を書いていましたが、サンダルを履いていったのです。
手がかりがないまま3週間。
500メートルほど離れた川沿いで見つかりました。
死因は凍死と見られています。
高橋ツヤさんは、5月の朝に行方が分からなくなったまま、今も見つかっていません。
手押し車を使って散歩するのを日課にしていましたが、いつ通っても玄関でガタンと大きな音がするため、寝ていても気付いたといいます。
ところがその日は、手押し車を残したまま出かけていたのです。
家族は今も、手作りのチラシを作って、捜し続けています。
亡くなった人と行方不明の人を、都道府県ごとに見てみます。
亡くなった人は大阪が最も多く、26人、次いで愛知が19人、鹿児島が17人などとなっています。
そして、見つからないままの人です。
愛媛が19人、愛知が17人、兵庫が16人などとなっています。
ただこの数字には、各県の制度も影響しています。
大阪は通報があれば原則届け出として受け付けますが、神奈川、千葉、埼玉では、正式に届け出る前の電話で、一時的所在不明者として、受理する制度があります。
この場合の数はデータに含まれていません。
実際の死者や行方不明者は、さらに多いと見られます。
厚生労働省の研究班によりますと、国内の認知症の高齢者は、おととしの時点で462万人と推計されています。
これに認知症の予備軍とされる軽度認知障害の高齢者を合わせると、860万人を超えます。
高齢者全体の4人に1人です。
認知症に詳しい専門家は、今後、はいかいの問題はさらに深刻になると指摘します。
次はウクライナ情勢です。
ウクライナ東部で親ロシア派の武装集団の強制排除に乗り出した暫定政権。
一夜が明け、現地では親ロシア派とウクライナ軍双方の動きが活発化し、予断を許さない状況が続いています。
空港の上空を飛び交う航空機。
ウクライナの特殊部隊は15日、ドネツク州北部のクラマトルスク郊外にある軍用空港を制圧しました。
この作戦でウクライナの内務省は、犠牲者は出なかったとしていますが、ロシアのリアノーボスチ通信は、武装集団側の4人が死亡し、2人がけがをしたと伝えています。
ウクライナ東部で何が起きているのか。
暫定政権が制圧した軍用空港は、ロシアとの国境近くにあります。
周辺では、ほかにも11の都市で、州政府の庁舎や警察署などの占拠が続いています。
このうちドネツクやルガンスクでは、今月6日以降、親ロシア派の住民が州政府の庁舎などを占拠しています。
一方、スラビャンスクなど9か所では、武装した集団が主に12日と13日に、警察署などを襲撃し、占拠を続けています。
警察署の建物を襲撃する武装集団の映像です。
そろいの迷彩服を着て、組織的に行動しているように見えます。
別の都市で行政機関の庁舎の前で警戒に当たる武装集団も、軍の部隊のように、そろいの迷彩服を着ています。
アメリカや暫定政権は、武装集団の多くは、ロシア特有の武器を所持しているなどとして、ロシアの関与を指摘。
一方、ロシアは当てにならない情報に基づいた臆測だと関与を否定しています。
暫定政権が強制排除に乗り出してから一夜が明けた16日。
スラビャンスクの郊外では、ウクライナ軍の戦車やヘリコプターが移動するのが確認され、暫定政権側は次の強制排除に向けて準備を進めていると見られます。
一方、現地からはロシアの国旗を掲げた装甲車が走る様子も伝えられ、AP通信は、ウクライナ軍の部隊が親ロシア派の支援に回ったものだとしています。
またドネツクでは、市の庁舎の3階部分が、日本時間の午後4時ごろから、迷彩服を着た武装集団と見られる男たちに占拠されているということで、緊張した雰囲気に包まれています。
ウクライナ東部の一部の都市では、親ロシア派の過激なグループが、ロシアの軍事介入を求める声明を出すなど、態度を硬化させており、予断を許さない状況が続いています。
きょう夕方、ソウルで外務省の伊原アジア大洋州局長が、韓国外務省の北東アジア局長と、いわゆる従軍慰安婦の問題について協議しました。
伊原局長は記者団に対し、有意義な協議だったと述べるとともに、来月中にも再び東京で協議を行う方向で韓国側と調整を進める考えを示しました。
ソウルで行われた協議には、日本から伊原アジア太平洋州局長、韓国からイ・サンドク北東アジア局長が参加し、いわゆる従軍慰安婦の問題について話し合いました。
この中で日本側は、政府の謝罪と反省を示した平成5年の河野官房長官談話や、村山内閣当時に設立されたアジア女性基金が、償い金と総理大臣のおわびの手紙を一部の元慰安婦に渡したことなど、これまでの対応を説明し、理解を求めたと見られます。
協議のあと、伊原局長はこのように述べて、前向きに評価するとともに、来月中にも再び、局長級の協議を東京で行う方向で、韓国側と調整を進める考えを示しました。
いわゆる従軍慰安婦の問題を巡っては、先月、安倍総理大臣が河野官房長官談話を見直す考えはないと表明し、韓国側はこれを評価しています。
来週には、日韓双方に対して関係を改善するよう求めているオバマ大統領が両国を訪問する予定で、それを前にした今回の局長級協議が、関係改善に向けた糸口になるか注目されます。
20時間以上燃え続けています。
昨夜11時ごろ、群馬県桐生市で発生した山火事。
栃木県の山林にも燃え広がり、これまでにおよそ400ヘクタールが焼けました。
今のところ、生活への影響はなく、避難している住民もいないということです。
火の勢いが収まってきていることから、消防は消火活動をいったん打ち切り、あすの早朝から再開することにしています。
16年ぶりに、7000円超えです。
ことしの春闘で大手企業が回答した月額の賃金の引き上げ額。
経団連のまとめによりますと、基本給を引き上げるベースアップを決めた企業が相次いだことなどから、定期昇給を含めて平均で7697円となり、去年より1600円余り増えました。
月額の賃金の引き上げ額が7000円を超えるのは、平成10年以来です。
きょう夕方、福島県郡山市の阿武隈川で、子ども3人が流されました。
いずれも救助されるなどして病院に運ばれましたが、男の子と女の子の合わせて2人が意識不明だということです。
3人はほかの複数の子どもたちと川遊びをしていて、1人が川に流されたため、2人が助けに入ったところ、この2人も流されたということです。
大手電機メーカーのパナソニックは、10種類の電気カーペット、18万台余りを無料で回収し、修理を行うと発表しました。
電気カーペットが高温になり、床などを焦がすおそれがあり、会社によりますと、合わせて7件の事故が起きたということです。
対象は平成14年から20年にかけて製造し、ナショナルなどのブランドで、かんたん床暖やタフペットの製品名で販売したものです。
ソチオリンピックでメダルを獲得したスキーやスノーボードの選手たちの表彰式が行われました。
表彰式には、9人のメダリストが出席し、全日本スキー連盟などから、盾や報奨金の目録が贈られました。
41歳の葛西紀明選手は2つのメダルを獲得。
4年後への活躍を誓いました。
スノーボードは3人がメダルを獲得。
15歳の平野歩夢選手は次の目標と葛西選手について。
プロ野球はナイトゲーム6試合です。
楽天はルーキーの松井裕樹が初勝利を目指して3回目の先発。
試合はソフトバンクがリードしています。
日本ハムは3回、大谷のタイムリーなどで4点を先制しました。
気象情報は岡村さんです。
こんばんは。
冬の間、閉ざされていた観光道路が、きょう4か月半ぶりに全線開通しました。
富山と長野を結ぶ全長37キロの立山黒部アルペンルートです。
除雪で出来た雪の壁は、高さおよそ15メートルにもなります。
お天気もまずまずのようでしたね。
そうですね。
青空ものぞいていましたが、この晴れはあすまで続きそうです。
天気図を見てみましょう。
あすも高気圧の圏内という所が多く、晴れて初夏の陽気が続きそうです。
西からは前線が進んできますが、あすの日中までは大きな影響はなさそうです。
そしてこの時期、晴れますと、注意が必要なのが紫外線なんですね。
もうすでに強くなり始めています。
あす正午の予想を見ますと、関東から西の地域でオレンジ色と、強い予想になっています。
日ざしはなるべく避けたいレベルなんですね。
特に正午ごろは紫外線の量も多くなりそうです。
対策をしっかりとしてお出かけください。
では、あすの予報を見ていきます。
あの日から半年です。
去年10月の台風で大きな被害を受けた伊豆大島。
36人が亡くなり、今も3人が行方不明です。
煙に包まれる自衛隊の車両。
2014/04/16(水) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
▽STAP問題どう説明 執筆指導の上司が会見 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】岡村真美子
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【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】岡村真美子
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