子育てや教育に関する悩みに答える番組…今回のテーマはたくさんの子どもたちが苦手な…子どもたちに聞いてみた。
算数は小学生の嫌いな科目ナンバー1の常連だ。
親はどうだろう?そう算数は親にとっても悩みの種。
こんな経験あるのでは?でもいい方法がある!ん?さくらんぼ?ホットケーキ?子どもが算数を好きになる秘訣をご紹介!今回は算数で子どもも親もハッピーになる方法を考えよう!今回のテーマは「算数」です。
私は算数って聞くと「うぅ…」ってくるぐらい苦手なんですけどお二人は?僕も算数というよりも…間違えるとなぜかその先生は脇の下をつねるんです。
脇の下をつねるんでそれが恐怖で算数をしたくなくなるんですね。
そういう先生駄目よね。
駄目ですよね先生。
尾木ママは算数は得意だったんですか?僕算数がね…40日ですか!?40日ですよ。
いろいろやってるんですよ。
何じゃこれはと思ったら…
(塚原)こちらのグラフをご覧下さい。
算数が好きではないという1〜6年生までの割合を表したグラフですがほとんど右肩上がりというか特に3〜4年生にかけてはグンと苦手になってる子が多いですね。
難しくなってくるという事もあるんですよね。
急にステップアップするんですけども算数の場合は非常にはっきりするんですよ。
そうですよね。
一歩一歩いくものを…上がれないんですよ。
算数は積み重ねの教科。
一段一段ステップアップしていく中で一度つまずいてしまうと次の段階に上るのが難しくなる。
更にこれが原因で勉強への意欲そのものを失ってしまう場合も。
ここで尾木ママに……を挙げてもらった。
ここのところでつまずく子が多いですよね。
ここでつまずく子が多いし。
これが三大特徴というのかな。
でもここでどうしてつまずいてしまうのか。
今回は文章題に注目してみよう。
こちらは外で遊ぶのが大好き!1年生の時から計算は比較的よくできた。
でも…。
その理由は3年生になってから増えてきた…特に時間の計算がある問題が苦手。
う〜ん違うよね。
何でここはこうなるのかっていうところを…危機感を持ったお母さん。
今だよ!おかしい!「ムリ」じゃないの。
やって下さい。
今回の問題は…。
なるほど…「足すの?引くの?」って言っちゃうからだ。
何でさ考えへんのあんたおかしいやん。
何で…時間掛けた事ある?あんた今まで。
自分で考えてやって下さい。
お菓子食べながら…。
あかりちゃんは正解にたどりつけるのか?特に数学というのは…時間の問題なんかでも…時間の単位も違いますし。
ここで塚原アナから…子どもたちが苦手な文章題だ。
東山君お考え下さい。
(塚原)さあこれはどう考えますか?赤いテープの長さが210cm赤いテープの長さは白いテープの長さの6倍なわけですよね。
だから…
(塚原)すばらしい!おっしゃるとおり。
(塚原)実はこれ全国の…
(塚原)「÷6」とすんなり東山さん出てきましたが実はなんと……にしてしまったと。
ちょっとした事ですよね。
何の6倍かっていうのが理解できれば多分すぐ出るんじゃないかな。
何が主語でどっちが主体になってて何と比べられてるのかというのを…子どもたちのつまずきの大きな理由の一つが目の前にないものを頭の中に思い描く抽象的思考の難しさだ。
多くの大人は言葉の意味する事を頭の中でイメージし考えていく事ができる。
でも抽象的思考の力が十分に育っていない子どもにとってはとても難しい事なのだ。
おはじきなど具体物を数える事から始まる算数だが学年が上がるにつれ頭の中だけで数を考える抽象的思考が求められる。
特に4年生前後でつまずく子が多くその現象は「10歳の壁」とも言われる。
先ほどのあかりちゃんは今9歳。
苦手な文章題どうなった?あれ〜?ええっ?あかりちゃん午後3時55分から午後5時20分までの時間を求めるには引き算を使おうと考えた。
でも計算の時に…3桁の整数の引き算にしてしまい不正解。
これにお母さんは…。
「わかんない」じゃないでしょ。
おっと!手厳しいひと言。
実は長年子どもたちに算数を教えてきた小宮山博仁先生に親子の学習の様子を分析してもらった。
もう分かんない。
先生何かを見つけたようだ。
先生のリアクションが面白いですね。
今100下ろしたよね。
うん。
基本的な事覚えておかないと駄目じゃん。
間違えたら一呼吸おくというのがポイントだと思うんですよね。
親は何でこの子はそういう答えを出したのかという事を理解してあげないと。
お母さんこの問題をあかりちゃんにくり下がりのある引き算で解かせようとしていた。
でもこれがなかなか分かってもらえない。
どう教えたらいいのか。
先生が教えてくれた。
文章題が苦手な子はイメージが湧かないですよね。
先生が描いたのは1本の線。
「午後3時55分ってどこ?」って聞いてほしいんですよ。
その時にポイントとしては…お母さん書いちゃ駄目。
一つ一つ子どもに聞きながら文章題の内容を図に書き込ませていこう。
そうするといちいちくり下がりの事をやらなくても解けちゃうんです。
図にすればこのように時間を量として捉えられる。
無理に苦手な時間の引き算をしなくても足し算で解ける。
ここで今回の…。
算数で子どもが理解しにくい問題があったらまず…そうすれば子どもが苦手な抽象的な概念が分かりやすくなる。
これものを覚える時の基本もそうですね。
実際に活用なさってますか?はい実際に。
全く同じ事だと思うんですけど…特に子どもは。
ここで絵や図を使って分かりやすくイメージさせる計算法を1つご紹介。
「さくらんぼ計算」というんだけど東山さん知ってる?さくらんぼって事はこういうのが…って事ですか?そう!まず7にいくつ足すと10になるか考えよう。
3だ。
だから6を3と残りの3に分ける。
7と3で10。
これに残りの3を足すと13。
くり上がりの計算を目に見える形にしている。
ほお〜…これ分かりやすいですね確かに。
(塚原)そうですね。
練習問題何回も解けば13って瞬時に分かるんですがそれはできている力であってもともと足し算って意味は…さくらんぼだよって。
こっちとこっちで…というの。
説明もしやすいかもしれないですね。
これはすごく大事な事だと思います。
できるんじゃなくて分かる事が大切。
子どもに教える時の接し方についてアドバイス。
「あらどうしてそうなったの?」って。
じゃあお母さんはちょっと急ぎすぎてしまったんですね。
答えを慌てすぎている求めすぎてるというので。
…みたいな感じでいいと思います。
是非参考にしてね!ここからは学校の新たな取り組みをご紹介。
去年から子どものつまずき解消のためのある取り組みを始めた。
放課後先生たちが分数の教え方について熱い議論を交わす。
それが去年から市内の全公立小学校で使われ始めた…大きな特徴は答えを出させる事よりも…例えば解き方のヒントが示されていたり…。
頭の中でイメージしにくいものは絵や図を使って見せたり。
更に問題を解く時に気を付けるべき事や判断すべき事を頭の中の会話として丁寧に言葉にしてあげるなど長年子どものつまずきを見てきた先生ならではの工夫が随所に盛り込まれている。
じゃ配りますね。
ここ秋津小学校4年生のクラスでは週に1回朝の学習時間の10分ほどを使ってドリルに取り組んでいる。
この日は4年生で特につまずきやすい…さあみんなできるかな?この問題は途中の計算式を穴埋めさせる事でどういう手順を踏めば解けるのかが分かるようになっている。
答え合わせはその場で友達と。
11ー8は3だから…。
ドリルで間違う事は恥ずかしい事じゃない。
そんな空気が広がっている。
(子どもたち)は〜い!次は家庭でもできる事。
番組アンケートに協力してくれた杉崎さんはちょっとした工夫で子どもに算数の楽しさを教えている。
まずやってみて。
抽象的で子どもがつまずきやすい分数も大好きなホットケーキなら自然に慣れ親しむ事ができる。
次にお母さんお菓子を持ってきた。
子どもと一緒に作った紙のお金を使って買い物ごっこの始まり。
これで110円。
アメ?これ。
うんアメ。
杉崎さんちのまりかちゃんがレジ係に。
(取材者)算数は嫌い?すごいいいわ。
僕もやりたい。
チラシ見て一番安いので新鮮なナスを5個買ってきてとか。
要求出して割引率の大きいところはどこだろうとかね。
えっ?アイドルと数学に一体何の関係が?音符もここで何分で間奏は何分で何時から始まって何時に終わって次は何っていうのは…東村山市の学校の取り組みで算数が好きになって目をキラキラさせてるお子さんがいっぱいいましたけど…。
特に方法論も面白い…先生方苦労されたと思いますがドリルがよくできてましたよね。
ほんとに分かってないと教えられない。
東山さんはダンスの振り付けとか得意な子苦手な子とかそういう場合って教え合ったりとかあるんですか?はい教え合ったりします。
理解してなかったのがうちの植草ってやつ…。
(笑い声)やってもやっても分からないなあいつ…みたいな。
でもそういう存在も時々必要だという事で。
できない子とか間違える子が楽しく間違えてくれるんですよ。
「先生!」とか言ってねそんなアホな答え言うか?というようなの言うけどみんな教室中がドッと笑って。
でもそれをきっかけに…勉強いつも100点取ってる子なんか「なるほど」てな顔して聞いてるんですよ。
今日は北欧の国フィンランドのユニークな算数教育を見てみよう。
これがフィンランドの小学校の…数字ではなくイラストが満載。
子どもが興味を持ちやすくなっている。
このページ足し算の結果で色分けしていくと…こんなカラフルに!遊びながら計算の練習ができる。
つまずきやすい分数を世界の国旗で学ばせるというユニークな問題。
フィンランドの歴代大統領の写真とともに…誰が一番在任期間が長かったかなど…日本も実はですね…総合的な学習の時間というのを。
それでいうと日本の場合も一瞬そこに入った時期があるんですけどただ国際的な比較でいうと…現状だと思いますね。
東山さん親として子どもがもし算数が苦手だったら「好き」って言わせるためには何が一番ポイントになるとお感じになりました?僕も全く同じ答えなんですけど。
例えばお薬飲むからお水ちょうだいという時も「1/3でいいよ」って言ってコップを渡したりすると「おっ1/3か」って全体に対してここら辺だなとか。
そういう事もすごく大事ですよね。
生活の中を通していろんな…問題解決能力で…次回もお楽しみに!2014/04/19(土) 12:00〜12:30
NHKEテレ1大阪
エデュカチオ!「算数 子どもに教えられますか?」[字][再]
小学生の嫌いな科目ナンバー1の常連「算数」。親にとっても悩ましい。いったいどう教えたらいいの?算数で親子がハッピーになる方法を考える。【出演】尾木直樹・東山紀之
詳細情報
番組内容
小学3年生の子どもと親が自宅で算数を勉強している様子に密着。すると「親子が陥りがちなある問題点」が明らかに!苦手な子どもが多い文章題を解く切り札を教えてくれるのは教育評論家の小宮山博仁さん。エデュカチオポイントとは?学校での新たな取り組みも紹介。東京都東村山市でつまずき解消のために「算数基礎ドリル」を作った。クラスの多くが「算数大好き!」になるとか。さらにフィンランドの算数教科書には驚くはず。
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,東山紀之,教育評論家…小宮山博仁,熊倉啓之,【語り】鈴木麻里子,【アナウンサー】塚原愛
ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
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