ひるブラ「お稲荷さんのおもてなし〜愛知県 豊川市〜」 2014.04.16

生字幕放送でお伝えします
ご覧ください。
おいしそうでカラフル。
こちら、黒いイカ墨のいなりにお隣は、細長いいなり。
そして、うしろたこ焼き風のいなりもございます。
これ、全部いなり寿司
(ずし)なんですよ。
ここは愛知県の豊川市豊川稲荷
(いなり)の門前に来ています。
豊川稲荷といえば、春香さんやっぱり、いなり寿司。
名物ですよね。
あったかくなってきたら食べ歩きにも最適な季節じゃないですか。
きょうはこの豊川からいなり寿司も含めていろいろな、おもてなしの料理をご紹介していきます。
豊川で次々と生まれるいなり寿司。
新しい、いなり寿司もたくさんあるんです。
これ以外にも、あちらご覧ください。
どーんと、たくさんありますよ。
ここに並んでいるだけでも100種類以上。
全部で豊川には300種類もあるんです。
鈴木さん、いかがですか。
数すごいですね。
春香さんよろしくお願いします。
すごいですね、数が。
本当びっくりすると思うんですけど。
例えば何がのっているんですか、具材は。
これなんかはビビンバのいなり寿司。
丼みたいになってお揚げがね。
ビビンバ風になっていたり。
あと、向こうにいってみましょう。
こちらなんか、いかがですか。
パンですか?
中華まん風の。
ちょっとね中に、いなり寿司が入ってるんです。
中華まんの生地で包んでいるんですね。
いなりを包んじゃった?いなりって結構、包んじゃいますよね。
さらに包んだんですか?どんな味なんだろう。
あとね、もう一個おすすめこれ、とっておき。
これ、何に見えますか?
シュークリーム?
正解!シュークリーム風のシュークリームの皮なんですけどこの中に、いなり寿司が入っているわけです。
ちょっと、よく味が想像つかないですけど。
どうなんでしょうか。
とにかくねバリエーションが豊富でいろんな味がある。
これがここの特徴なんですよね。
さらにいなり寿司のほかにもこの油揚げを使った伝統のおもてなし料理がありますのでそちらも後ほどご紹介します。
私たちがいる場所こちらです。
愛知県の東部・豊川市の豊川稲荷の門前に商店街がありましてそこにいるんですが私たちの姿、見えますかね。
そして、私たちの後ろに見えてきました大きな緑。
こちらが豊川稲荷です。
広さはなんと10万平方メートルあります。
東京ドーム2個分の広さがあるんですよ。
この豊川稲荷が開かれたのは1441年。
室町時代です。
徳川家康などの武将も、ここに願をかけに来たといいます。
今では年間500万人が訪れる全国有数のお稲荷さんです。
お稲荷さんといえばやっぱりいましたね油揚げが大好きな、きつねさん。
こちらは願をかけてかなった人が納めた石のきつねの像です。
全部で800体あって広く全国から納められているんです。
そんな歴史のある豊川稲荷、訪れる人たちをもてなしてきたものがいなり寿司ということなんですね。
その中でも古くから食べられてきたいなり寿司そちらからご紹介します。
こちらに老舗のいなり寿司屋さんがございます。
おかみさんが、いなり寿司作っていらっしゃいますけど鈴木さんこの老舗のいなり寿司ですね中身と形に、ちょっと注目してもらえますか。
今、この甘辛く煮付けた油揚げの中にごはんを詰めていますけどこの、ごはん具がたくさん入っているんですね。
ひじきとか?
そう、よく分かりますね。
詳しくは後ほど具材が何が入っているかご紹介したいと思います。
おかみさん、ちなみにこちらは、いつから作られているんですか。
約100年ぐらい前から作っております。
歴史がありますよね。
いなり寿司自体、非常に長い歴史があるんですけど中でも大きく分けていなり寿司って2つ、タイプがあるのご存じですか。
ちょっとよく分かんないですね。
いなり寿司に関する知識あんまりないですよ。
こちらにその2つのタイプご紹介します。
まずは、こちら。
関東でよく見られるタイプです。
俵型をしています。
そして、こちらは主に関西でよく見られる形なんですが三角形をしているんですね。
ちょっと形が違いますね。
こちらの俵型のほうは文字どおり米俵の形をしています。
中には白い寿司飯が入っているんですね。
一方で、三角形のほうおいなりさん、きつねの耳をイメージしたともいわれていまして中のごはんは、このように具だくさんということなんですね。
関東風、関西風ありますけど鈴木さんはどっちがなじみありますか。
僕、出身が福岡なので三角のほうが子どものころ見てたやつですね。
ただ、見慣れているのは俵型、関東のほうですね。
よくいただくのが。
東京だとねこれがよく見ますよね。
それを今おさらいした上でちょっと、一皿お借りしたいと思います。
この、いなり寿司はどっちに当てはまるのか。
豊川の老舗のいなり寿司はごはんは具だくさんなので関西風なんですが、形は俵型ということなんです。
ややこしいですね!
実は、いなり寿司が豊川稲荷で売り出されたのは江戸時代の終わりごろというふうに言われているんですが当時、どういうものが作られていたかというのは正確な文献残っていなくてよく、分かっていないんです。
ただ関東風と関西風の両方の特徴を併せ持ったいなり寿司が長く食べられてきていると。
不思議な感じがしますね。
なんで混ざっちゃったんでしょうね。
そこはまだ文献には書いてない?
そこが歴史の謎なんです。
そして、先ほど鈴木さん、ひじきとおっしゃった、具の数具の種類の数もポイントなんです。
ご覧ください。
中に入っているの、にんじんそして、たけのこ、くるみひじき、しいたけ。
5種類入ってるんですけども。
五目寿司という感じになっているんですけどもこんな5種類の具材を入れたんですか?
五穀豊じょうと御利益の「ご」をかけて五目寿司ということで御利益です。
お客さんにも御利益がありますようにということで。
お母さんの笑顔でも幸せになるようなほっこりした笑顔ですね。
お母さんに作ってもらったいなり寿司でね。
おもてなしの心がいっぱい入っているいなり寿司ということです。
ありがとうございました。
あとで、後ほど食べにきたいと思います。
このいなり寿司のおもてなしは新しい広がりを見せているんです。
歴史もありますけどどんどん新しいいなり寿司が誕生していまして先ほどもオープニングで見ていただきましたけど。
平成に入ってから、どんどん新しい特徴を持ったいなり寿司。
100店舗出しているんですって。
しかも300種類。
その中でも人気のお店。
地元の愛知県の食材とコラボレーションしたいなり寿司。
今のところ普通のいなり寿司ですが。
これから赤茶色のたれがかかります。
これは、みそだれです。
そして、今、サクッと揚がったカツですね。
さらに、その上にもう一度、みそだれがかかって最後は、黄色いからしも、のりました。
完成ですね。
完成でございます。
これは、なんですか?
みそカツのおいなりさんです。
どうですか、鈴木さん。
おいしそう!
愛知県の人はみそカツ大好きですからね。
なじみがありますものね。
せっかくなので、私いただいてもよろしいですか。
召し上がってみてください。
いただいちゃいます。
せっかく来たのでね。
一体どんな感じなんだろう。
イメージが湧かないですけどいただきます。
割といきましたね!1個!
一個、丸ごといきましたね。
若い方に元気になっていただきたくて作った、おいなりさんです。
元気になりそうですか?
おいしい!
おかみさん、これどうしてみそカツをのせようと思ったんですか?
食べるときに大きな口を開けなきゃいけない。
商売は大きな口をあけましょうということと若い方にぜひ、こういったちょっとカツを使ったおいなりさんを食べていただきたい。
本当にパワーも出ますしサクサクですし、外のカツが。
あとねおみそと酢飯がよく合う。
おいしいですね。
どうもありがとうございます。
続いても愛知県の食材がのったいなり寿司です。
都道府県別に見て全国2位の生産量を誇る食材がのっています。
いらっしゃいませ。
こちらは…。
うなぎのいなり寿司です。
うなぎ!きましたね!
これ、おいしそうだな。
おいしそうですよね。
ごはんが見えないぐらいの。
本当に、ぜいたくにうなぎをふんだんに使ってますけど。
こちらのお店はいなり寿司の専門店ではないんですよ。
ちょっと上、見ていただけますか。
うなぎ屋さん?
うなぎが得意なうなぎ自慢の和食屋さんなんですね。
さまざまなお店が自分の得意料理でいなり寿司を作って勝負をしているんですね。
それぞれの得意分野でおもてなしをしようということなんです。
実は、油揚げを使ったおもてなし料理っていうのはもっと伝統料理もあるんです。
それを探しに私はあちらの豊川稲荷のほうに行ってきますので続きは、春香さんに。
私ね、もうちょっといなり寿司を食べてから向かいたいと思います。
春香さん、さっきがっつり1個食べましたけど大丈夫ですか。
まだいけますか。
まだまだ、いけますよ。
お昼どきですから。
にぎわってますね。
続いてご紹介したいんですけど今度は新しいいなり寿司でこちらの地域では5年前から毎年、創作いなりのコンテストが行われていてそこの中で実力が、ものすごくあるお店強豪店のいなり寿司です。
しかも使われているのは愛知県の食材。
では、なんだと思いますか。
これです。
出ました!大葉。
愛知は、実は、大葉が生産量、全国日本1位なんです。
知っていました?
知らなかったです。
意外ですよね。
この大葉を使ったいなり寿司があるんですけど意外な方法で作っているそうです。
見えてきました。
揚げてますよ、いなり寿司を。
え?
まるまる入れて揚げているんですよね。
ちょっと串に刺さった感じで。
せっかくなので出来たていただきたいと思います。
中を見ると、この緑の部分。
中に大葉が!
そうなんです大葉が入ってるんです。
こちらが大葉の天ぷらいなりといういなり寿司なんですけれども早速、いただいちゃいます。
また1個?
すいませんね。
本当、揚げたてなのでサクサクで。
大葉のいい香りが鼻から抜けていきます。
おいしい!サクサクでおいしいんですけども。
もともと、いなり寿司って豆腐を揚げたものじゃないですか。
それを、さらに揚げてるってかなり斬新じゃありません?
それを聞こうと思ったんですよ。
お母さんどうして揚げようかなって思ったのかなって。
もともと賄いで食べてたのを串を刺して違う形でやってみました。
賄いで?どうして賄いで?
うち、うどん屋なので天ぷら粉があるので。
それで破れた油揚げを使ったらおいしかったので。
どうですか、評判は。
大好評です。
これ、春香さんお母さんに聞いてほしいんですけどこれ、うどんに入れるのはどうですか?これを。
うどんもいいですよね。
うどんにこの具材を入れるのあるんですか。
もう1個、いただきますね。
もう1個、食うんかい!
鈴木さんこちら、いいですか。
豊川稲荷の境内に移動してきました。
いなり寿司以外にも油揚げを使った古くから伝わる伝統の料理があるんですね。
おもてなしの心が何百年も息づいている。
こちらでいただくことができるんです。
ご案内します。
こちら、ご祈とうの受付となっていますけれども豊川稲荷開かれた当時から参拝にいらした方を料理で、もてなしていたんです。
豊川稲荷が料理でもてなしていたんですよ。
こちら、豊川稲荷は正式な名前を妙厳寺
(みょうごんじ)といいまして実は、お寺です。
福井県の永平寺と非常にゆかりの深い曹洞宗禅のお寺なんですね。
非常に、廊下も広くてご祈とうを受ける場所が本殿がありましてそのご祈とうが終わりますとお部屋に通されて料理の接待をしていただくということになっています。
では、そのお部屋にお邪魔します。
ちょうど料理を召し上がっている皆さん。
お寺ですので、精進料理を召し上がってるんですよね。
こんにちは、お邪魔しています。
皆さん、きょうも団体で、たくさん参拝にいらっしゃっている方もいまして多いときでは1日に2000人料理をふるまわれるということなんです。
春香さん、ちょうど戻ってこられましたね。
戻ってきました。
天ぷらも食べみそカツいなりも食べこのあとは伝統のもてなし料理をいただきましょうね。
たくさんの人がこの精進料理いただく場合にどういうお部屋でいただくのかこちらを、ぜひご覧いただきましょう。
こちら、すごいお部屋があります。
広い!でかい!
こちら、千畳敷というふうにいわれていまして1000畳といいながら実際の広さ400畳あります。
きょう、特別にお膳並べていただいたんですけども一度に800人食事をすることができます。
私たちも、ここで食べたいところですけどここだとさすがにちょっと恐縮というか…。
ちょっと落ち着かない感じがします。
こちらは、企業や団体の新年の祈願とか皆さんで勢ぞろいしてお祈りをして料理をいただいたりそういうときには広いお部屋は使うんですけども。
私たちが今、向かっているのは違う部屋。
お庭を囲むように、いくつかお部屋があるんですね。
この辺は静かで落ち着いているんですよね。
空気も澄んでいて。
ちょうどツツジの花が咲き始めて季節感もあります。
本当に落ち着く。
外とは全然、違う雰囲気ですよね。
では、失礼いたします。
では、鈴木さん大変、長らくお待たせいたしました。
こちらの豊川稲荷に伝わるおもてなしの料理ご紹介しましょう。
お願いいたします。
今、高いお膳が運ばれてきました。
こうして精進料理一人一人お膳でいただくんですよ。
お料理も非常に彩りも豊かですし。
おみそ汁をね…。
温かいまま、こうやってついでくださるんですよ。
ありがたいですね。
ちょっとぜいたくな気持ちになります。
例えば、どんなお料理があるのか簡単にご紹介しますとこちらに、一つ色取りが鮮やかなこれは、たけのこと菜の花。
そして、お皿の下のほうにはわらびが入っているんですね。
炊き合わせで季節の食材ですね。
たけのこ今、時季ですもんね。
桜の形の生ふおいしいですもんね。
季節によって変わるんですよね。
でも、その中で季節を通して常にいただくものオールシーズンあるんですけど始まってからずっとふるまわれている名物なんですけどこちらの中に入ってるんです。
竜頭
(りゅうとう)と呼ばれる油揚げの一種です。
鈴木さん、こちら何かの形に見えません?
何かの形?
難しいですね。
丸ですね!
正解です。
これ、丸で正解ですか?なんの丸かというのを教えていただきましょう。
豊川稲荷で精進料理の味をずっと守り続けていらっしゃいますこちら、葛野道夫さんです。
その丸ではないかというお話。
この竜頭はなんの形でしょうか。
見てのとおり色といい形といい俵のイメージを出してるんですね。
米俵です、鈴木さん。
当山では五穀豊じょうの仏様でもございますのでこういう形にしたわけですね。
縁起を担いでるわけですね。
せっかくなのでいただいてもよろしいでしょうか。
なんか、それスープに使っているというかおつゆにつかってます?
実は、昆布と、しいたけが入っていましてそこにしょうゆと昆布で味付けをしたシンプルな味付けになってます。
素朴なんですけどしっかり、中まで…分かります?
おだしが、いっぱいしみこんでる感じしますね。
だから、しいたけのいい香りがします。
それから、昆布のいい香り。
素朴だけど優しいというか。
これは、ぜいたくですね。
どうしてこういったものをふるまおうと思われたんですか。
当山では全国から大勢の信者の方がお参りにまいりますので一生懸命、おもてなしを込めてご接待をさせていただいております。
おもてなしの心ですね。
そこに先ほど五穀豊じょうとかいいことがありますようにとかっていう。
すべておもてなしですね。
ぜひ、私たちもこれから時間を忘れていただきたいと思います。
(北澤)花子さんのお父様は貿易会社を経営なさってるんですね。
2014/04/16(水) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「お稲荷さんのおもてなし〜愛知県 豊川市〜」[字]

室町時代に開かれ、初詣に120万人が訪れる愛知県豊川市の妙厳寺(みょうごんじ)は、豊川稲荷として親しまれる。旅人をもてなした「いなりの味」を、新旧交えて堪能。

詳細情報
番組内容
【ゲスト】春香クリスティーン,【コメンテーター】鈴木浩介,【司会】稲垣秀人 〜愛知県豊川市から中継〜
出演者
【ゲスト】春香クリスティーン,【コメンテーター】鈴木浩介,【司会】稲垣秀人

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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