社会のトビラ「日本の国土・北と南」 2014.04.16

どうもありがとうございました。
トビラを開けると社会が見える。
よいしょっと…。
こんにちは。
わたくし「社会のトビラ」こと温水洋一です。
このトビラを開けばオドロキ発見感動の世界が広がっているんですよ。
それからとつぜんクイズも出ちゃったりします。
さて今日のテーマはこちら。
ちょっと下のほうを見てみてください。
日本列島は北のはしから南のはしまでそのきょりおよそ3,000km。
南北に細長いのが特ちょうなんですよね。
細長いってぼくのかみの毛じゃないですよ。
(トビラの開く音)うわ〜!とつぜんですがここでクイズ!日本の北にあるこちら北海道と南にある沖縄県。
この2か所ではある病気がほとんどないといわれている。
それってな〜に?正かいは…春はつらい人にはつらい季節。
その原いんとなるのはこのスギの花粉。
それをさけるためにこんなツアーまできかくされている。
なぜ沖縄と北海道にはスギ花粉症がほとんどないのでしょうか?それは2つの地いきの平均気温と関係が。
スギが育つのに適しているのはちょうどこの中間の気温。
つまりスギにとって北海道は寒すぎて沖縄県は暑すぎるのだ。
同じ日本なのに不思議ですよね。
今日は2つの場所を季節ごとにくらべてみますよ。
どんなちがいがあるのでしょうか。
4月平均気温が20度をこえる沖縄県。
春の風物詩といえば…海開き!沖縄県では一年じゅう気温が高いため10月まで泳ぐことができるのだ!一方北海道の4月の平均気温は7度。
山の上ではまだまだスキー客がたくさん!多くの所で5月の大型連休まですべることができるという。
しかし北海道と沖縄県ではなぜここまでちがうのか?説明しよう!日本列島にとどく太陽のエネルギーは北海道ではこのように当たる。
一方沖縄県ではこう。
つまり北海道ではななめに当たるため面積が広がる分エネルギーが分散しあたたまらない。
一方エネルギーが集中する沖縄県は暑くなる。
そんなわけで夏の沖縄県…沖縄県で古くから伝わる暑さ対さくがこちら。
集落の中をなみ木道のように植えられた木々。
海からの風がこの木々の間の通りにさそわれるように入ってくる。
かい適かい適!くらしのちえは今もしっかり生きている。
そして夏といえば…沖縄県には年平均7こもやって来る。
いちばん多い年ではなんと15こも!でもなぜそんなに来るのか?台風が生まれるのは主に赤道近く。
太平洋のこの辺り。
そのあと上空の流れによりこのような進路で近づいてくる。
沖縄県はまさにその通り道にあるのだ。
さてこちらは沖縄県の特産品サトウキビ。
あたたかい土地に適しているため沖縄の農家の70パーセントがさいばいしているそうだ。
しゅうかくされたあと機械でしぼられ黒砂糖に加工されるサトウキビ。
沖縄でたくさん作られる理由に実は台風が関係しているのだ。
ではここで問題!サトウキビは台風に適したある性質があるため沖縄でさいばいが続けられてきたという。
それは次のうち何?正かいは…台風の直げきを受けなぎ倒されたサトウキビ。
しかしわずか数日後。
太陽に向けてくきを曲げむくっと起き上がる。
風に負けないサトウキビは沖縄にはぴったりの作物なのだ。
一方北海道は…さわやかな草原には牛!暑さが苦手な乳牛が82万頭もかわれている。
道路にはこんな標しきまで。
秋日本でいちばん最初のこう葉がおとずれるのが北海道。
ほぼ中央にある大雪山系では9月中じゅんからこう葉のシーズンをむかえる。
夜にぐっと気温が下がることがあざやかな色づきを生み出している。
一方沖縄県では秋になっても森は緑のまま。
気温があまり下がらないため冬になっても…ハイビスカスやブーゲンビリアなど熱帯の花がたくさん!沖縄県は冬もカラフル!一方早朝にはマイナス20度以下の場所もある北海道。
日中でも0度をこえることはほとんどない。
う〜ん寒い!なんだかちがう国みたいですねぇ。
それでは冬の北海道に欠かせないものについてクイズを出そうかな。
冬のきびしい寒さを乗り切るために北海道で初めて日本人が作ったといわれているものは次のうちどれ?正かいは…こちらです。
ねん料はまきを使い部屋全体をあたためるという点が画期的だった。
このストーブが作られたのは150年ほど前。
イギリスの船にあったストーブをもとに函館で作り出された。
一流のせっ計士やしょく人たちが集まり当時の日本が持つ最高のぎじゅつで作り上げたという。
その後ストーブは小型化し家庭にもふきゅう。
ねん料を石炭石油やガス電気へと変えより高性のうなものへと改良されていった。
そして近年注目されているのがこちらのレトロなストーブ。
ねん料は木質ペレットとよばれる小さなかたまりだ。
その原料は材木を作るさいに出たけずりかすなど。
部屋をあたためるだけでなくかぎられたしげんを有こうに使う。
そんなエコな試みが北海道をはじめ全国で広がっている。
その土地の気候しだいでいろいろな産業やくらし方が生まれるんですね。
みなさんの住む地いきではその気候と産業にどんな関係があるんでしょうね。
調べてみるとまた新たな社会のトビラが開くかもしれません。
おっともう時間ですか。
それではまた次回。
地きゅう上のさまざまな場しょを2014/04/16(水) 09:30〜09:40
NHKEテレ1大阪
社会のトビラ「日本の国土・北と南」[解][字]

南北に長い日本列島。北海道と沖縄県という対照的な2つの地域の様子をみることによって、気候や風土を生かした人々の暮らしや産業があることを知る。

詳細情報
番組内容
小学校5年生向け社会科番組。今回のテーマは「日本の国土・北と南」。日本は北から南まで、およそ3000kmもの広がりがある。そのため北海道と沖縄県では平均気温が14度も違う。夏でも涼しい北海道は、乳牛を育てるのに適しており、牛乳の生産量が日本一だ。一方沖縄では、温かい気候に適したサトウキビ作りが盛んである。北と南の地域を季節ごとに比較し、気候や風土を生かした産業や人々の暮らしを紹介する。
出演者
【司会】温水洋一,【語り】服部伴蔵門

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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