レディース&ジェントルメン映画マイスターのサッシャです
今夜はこの映画をあなたに
早くもテレビ初登場!
(朴)
この作品…
そうなんです!
そして今夜はゲスト声優のこの方に来ていただきました
こんばんは。
ミステリアスな女性自衛官を演じました柴咲コウです。
舞台は最新鋭のイージス艦。
海上自衛隊が全面協力なんですよ。
艦内にひそんでいる謎のスパイ。
コナン達は巨大な陰謀に巻き込まれます。
家族全員でお楽しみください。
そして私が主題歌を歌っています『名探偵コナン異次元の狙撃手』は明日から公開です。
ぜひ劇場でご覧ください。
プレゼントが当たる謎解き企画をスマホでやっています
詳しくは番組ホームページへ
(倉田)ハァハァハァ…。
あっ!
(倉田)まっまさか…これは…。
た…大変だ!
(倉田)巡視中倉田から若狭保安部へ至急!至急!四区岩場付近自爆用と見られる爆発物を積んだ可能性の高い舟艇1隻が…。
(ワンセグ)続いてのニュースです海上保安庁は舞鶴湾で見つかった不審船から日本にはない部品やデータを…。
(光彦)舞鶴湾ってここですよね?
(コナン)ああ。
(元太)何かあったのか?
(歩美)どうしたの?今朝沿岸で不審船が見つかったんだってさ。
ん?不審船って何だ?
(園子)ほらガキンチョども間を空けないでちゃんと前に進みなさい。
(子供達)は〜い。
(毛利蘭)ちょっとお父さん!保護者なんだからちゃんと子供達を見ててくれないと。
(毛利小五郎)うるせぇなぁ付き添いが必要だっていうから来てやったのによぉ。
イージス艦に乗れるなんてめったにないことなんだよ。
10倍以上の超難関だったんだから。
そいつが馬券だったら良かったのにな。
もう!《…ったくどこにいてもブレねえなぁおっちゃんは》っていうかイージス艦って何なの?え〜っと…。
(光彦)イージス艦とはアメリカ海軍が開発した武器システムを搭載した艦艇のことですよ。
すっげぇ強えぇ軍艦だよな。
はい。
ずいぶんアッサリした説明ね。
歩美ちゃんもそういうの興味あんの?うううんでも海好きだしせっかく当たったんだもん。
そうよねめったにできない体験だもんね。
(着信音)《この通信は…》競馬のことなんか忘れて。
分ぁ〜ってるよ。
コナンくん?僕ちょっとトイレ。
早く戻ってよ順番もうすぐなんだから。
は〜い!何だ?博士。
(阿笠)いや〜新しく作った衛星電話の調子が知りたくてのぉ。
海上どころかまだ船にも乗ってねえよ。
何じゃずいぶん時間がかかっとるようじゃなぁ。
ああ今朝の不審船騒ぎでセキュリティーチェックが厳しくなってるのかも。
(阿笠)なるほど。
せっかく作ってもらったこの衛星電話も今回は使わねえほうがいいかもしれねえな。
ところで大阪での会合はうまく行ったのか?ああ哀君に手伝ってもらったからのぉ。
すこぶる評判じゃった。
そうかじゃあ公開演習が終わったら合流できそうだな。
(汽笛)
(井上)本日は海上自衛隊公開演習に参加していただきありがとうございます。
今日一日艦内を案内させていただく井上です。
よろしくお願いいたします。
(拍手)では今回の公開演習の詳細を説明させていただきます。
まずは正面モニターの地図をご覧ください。
赤く表示されている部分は自由に見学していただける場所ですがそれ以外の通路や部屋には入らないようお願いします。
詳しくはお手元のパンフレットにも記載してあります。
続いてタイムスケジュールについて説明させていただきます。
園子今何時?
(園子)え〜っとね…。
蘭ねえちゃん時計は?故障したから修理に出してるの。
その間はケータイを時計代わりにしてたんだけど…。
没収されちゃったからね。
よかったらこの時計使ってください。
えっでも光彦くんは?僕はデジカメに時計がついてますから大丈夫です。
(井上)いいですか?船は時間厳守です。
…だって借りといたら?うん。
じゃあありがとね光彦くん。
はい。
防水加工ですから潮風を気にすることありませんし時間は電波時計ですからすごく正確ですよ。
デンパって何だ?知らないんですか?正しい時間を知らせる電波を日に何回か受信する時計です。
へぇ〜。
(光彦)ちなみにそれは朝と夕方の5時に受信します。
受信ってどこからするの?えっそれは…。
この辺だと福島の電波送信所かな。
(歩美)へぇ〜。
コナンくんずいぶん詳しいのね。
えっそれは新一にいちゃんが…。
グゴゴゴゴゴ…
(歩美)えっ何?何?この不気味な音…。
何だ?何が起こった?
(井上)落ち着いてください大丈夫です。
今の音は注排水装置が海水を大量に吸い込んだ時などに起きる音です。
ちょっとお父さん!あ?
(井上)あぁそれと口元の注排水弁がゆるんでいるようなので気をつけてください。
(一同)ハハハハ…。
いや〜どうもどうも。
お父さんお願いだから座って!《…ったく》《でも注排水であんな音がするもんなのか?》
(井上)舞鶴港を出るところかもしれませんね。
(井上)小さいお子様をお連れの方は…。
(スピーカー:副長)これより公開演習用戦闘訓練を行う。
(佐久間)対空見張りを厳とせよ!こちらがイージス艦の心臓部CICになります。
(隊員)第一目標接近!え〜!こっちに来んのか?…という設定ですよ。
そっか。
何だよビックリさせんなよな。
(佐久間)単装砲用意!Mk45Mod4発射準備第二目標に対しリモートにて管制。
(野津原)目標射程内に入りました。
(佐久間)発射用意!撃ち方始め〜!撃て〜!
(隊員)目標到達まで30秒。
何だモニターの映像だけかよ。
ちょっとお父さん。
(井上)映像だけでもすごいことなんですよ。
ここはイージス艦の最高機密で民間人が入るのは初めてなんですよ。
いや〜確かに最高機密って感じですなぁ。
(隊員)第二目標撃墜。
(歩美)何かゲームみたいだね。
俺達にも操縦できっかな?できるわけないじゃないですか。
《おいおいおめぇらまで…》発射用意よし!撃て〜!
(隊員)自動モード。
(隊員)マークインターセプト。
(隊員)第一目標コード落ちる。
(野津原)目標到達まで12…。
(隊員)第一目標撃墜。
何だ?当たったのか?はい今ので敵影すべてを撃ち落としました。
うわ〜すごかったですね。
ああ。
もう終わり?何かよく分かんなかったな。
では以上をもちまして…。
(隊員)ソナー探知国籍アンノウン!
(野津原)アルファ目標測的始め!
(野津原)本艦に向かい接近中!
(隊員)アルファ目標方位5度距離8000!
(佐久間)こちらCIC!
(スピーカー:佐久間)アルファ目標探知方位5度距離8000!
(立石)アルファ目標だと?
(七海)艦長。
こちら艦長立石各種レーダー捜索始め!CICに向かう。
ご一緒いたします。
(立石)CICに向かうこれより艦橋は副長に一任する。
アルファ目標的針的速変わらずまっすぐ本艦に接近します!了解!目標の急激な変針変速に備え!目標からの攻撃に備えよ!
(的場)生物自然物の可能性なし。
敵味方識別信号応答なし。
味方に属さない潜水物です。
ニクシー作動!現位置で艦を停止!
(副長)後進一杯!と〜りか〜じ!船首を目標に停止。
(操舵手)了解後進一杯と〜りか〜じ90度ヨーソロー。
《本当に止まったのか?》何か芝居が急にリアルじゃねえか?うんすごい迫力…。
対潜戦闘!発光信号送れ!了解!信号弾用意発光信号弾発射!
(味谷)第三メーンモニター出ます!うわっカッコいいぜ!はい!すごくない?あの光本物かな?まさか。
対潜戦闘用意!ワーニングレッドだ!ハッ…アイサー!
(井上)これから少し揺れるかもしれません。
(立石)データを『市ヶ谷』と近隣航海中の潜水艦に確認求め!何かあったのかなぁ?これって訓練だよね?当ったりめぇだろやっと面白くなって来たんじゃねえか。
《いやもしかしてこれは…》反響音にぶくなる。
状況は?映像不明瞭探知状況不良。
スパイ停止!『SH60K』にて目標確認!
(隊員)目標さらに接近。
(佐久間)『SH60K』準備!
(隊員)距離3200m。
(隊員)本艦が目標の魚雷射程に入ります。
何!?クッ…目標からの反応は?いまだありません。
目標さらに接近!距離3100m!
(隊員)目標魚雷圏内まで残り100!艦長どうされますか?
(立石)総員要撃準備!
(佐久間)待ってください艦長!そんなことをしたらただちに戦争状態に…。
(隊員)目標速力10距離3000!
(隊員)目標の射程圏内です!目標との距離3000を維持!機関始動最大戦速!
(副長)了解!機関始動最大戦速。
(立石)回避航行!
(操舵手)面舵一杯最大戦速!おっとっと…すごい緊張感ですねぇ。
やっぱゲームよりすげぇな。
ちょっと怖い…。
《こいつらが怖がるのも無理ねえ》《このイージス艦は現実に攻撃されようとしている》目標に反応なし左40度より接近!敵の姿が見たい閃光魚雷!閃光魚雷用意!機関出力一杯!と〜りか〜じ!対潜閃光魚雷用意!CICより艦橋機関出力一杯と〜りか〜じ!
(副長)前進一杯と〜りか〜じ!
(操舵手)と〜りか〜じ!
(魚雷員)こちら左発射管。
(スピーカー:魚雷員)対潜閃光弾装填!魚雷発射!対潜閃光魚雷発射!
(味谷)間もなく視界クリア!第三モニター出ます!ん?
(野津原)衝撃来ます!少し揺れますお子さんから目を離さないでください!
(乗客達)おおっ!うわっとっと…。
おい大丈夫か?おめぇら。
(歩美)うん。
今の揺れすげぇな。
(光彦)カッコ良かったですね。
《あれ?あの子付き添いの親は…》
(味谷)何だ?あれは…潜水艦か?
(隊員)いや違うな。
漁船…難破船か?あれは…。
(隊員)爆発物搭載の可能性なし潮に乗って流れて来た廃船です。
フ〜…。
対潜戦闘用具収め!対潜戦闘用具収め本艦はこれより公開演習用ルートに戻る。
繰り返す本艦はこれより公開演習用ルートに戻る。
ハァ…。
終わったのか?はい以上をもちまして対空対潜戦闘訓練を終わります。
(拍手)すごかったですね。
うん!本当に戦ってるのかと思っちゃった。
腹へってたの忘れちまったぜ。
《訓練と言い切るとはね…》
(井上)では船首見学を楽しんでください。
(子供達)わ〜い!自衛官カッコいいね。
私も制服着てみたい!
(歩美)コナンくん早く早く!イージス艦って大きいね。
大きさどれぐらいなんだろう?さっきの映像はこいつを撃ってるところだったんだな。
(歩美)コナンくんも一緒に写真撮ろうよ!ああ!あっ…。
こっちこっち!
(勇気の父)勇気行くぞ。
《あの子確か…》
(勇気)う…うん。
ねぇねぇ!君勇気くんっていうの?えっ?うん。
よかったねおとうさん見つかったんだ。
(勇気の父)どういうことかな?ボク。
だってさっき船が揺れた時おとうさんいなかったでしょ?だから心配してたんだ。
あ〜トレイに行ってた時だね。
へぇ〜そうだったんだ。
それで独りぼっちだったんだね。
じゃ向こうを見に行こうか勇気。
うん。
《トイレに行ったとしてもあの大きな揺れは感じたはずだ》《でもあの父親はCICでの戦闘訓練が終わった後もこの甲板の自由行動まで姿を見せなかった》《気になるな…》コラ〜!チョロチョロ動き回るんじゃねえ!もう!目を離すとすぐにいなくなっちゃうんだから!あ…ごめんなさ〜い。
《女性の自衛官がイージス艦に…》ちょっとあんたちゃんと反省してんの?あ〜っ!カッコいい!女性自衛官だ!えっ!?珍しいから一緒に撮らせてもらおうよ。
(歩美)ホントだ!
(光彦)ステキです!
(元太)撮ろうぜ撮ろうぜ!ねぇねぇ自衛官のおねえさん一緒に写真撮ってもいい?しゃ…写真?美しい!名探偵と美人自衛官ありだなぁ〜。
お嬢さんん〜ん〜…。
神聖なる女性自衛官にガキどもが失礼をしました。
あ…はぁ…。
ちょっとお父さん!何だよ今写真をお願いしようとしてたとこじゃねえか。
だったらそんなに近づかなくても…。
光彦デジカメ貸してくれ。
え?ええ。
サンキュ。
は〜いみんなこっち向いて。
イェ〜イ!あっ写真はちょっと…。
もちろん撮っていいよねだってほら!今度は僕達撮って!敬礼ってこれでいいの?ええそうね…。
(歩美)やった〜!
(元太)俺隣!
(光彦)隣は僕ですよ!
(園子)私も私も!コナンくんは入らなくていいの?うんそれより蘭ねえちゃんももっと寄って。
うん。
はいじゃ撮るよ!
(シャッター音)あ〜ごめんもう1枚。
(子供達)え〜!おいちゃんと撮り方分かってんのか?うん設定が間違ってたみたい。
よしこれで完璧じゃ今度こそ!はいイージス!イェ〜イ!どうだ?撮れたか?うん今度は完璧。
(歩美)見せて見せて!ありがとうございました。
(七海)いいえそれでは私はこれで…。
ねぇねぇ自衛官のおねえさん。
何?おねえさんはここでどんな仕事してるの?あ…私は…みんなの食事を作っているのよ。
《ウソだあの階級章は一等海佐》《イージス艦でいえば艦長クラスのはず…》すみませんが仕事があるので私はこれで。
ありがとうございました!あっせめて名刺だけでも…。
あっクソっ…。
すいませんお気になさらず仕事に戻ってください。
ヌグググ〜…あっ!あっ…。
えっ!?《何だこのドハデ名刺は…》でかした小僧!お待ちくださいそこのお美しいお方!もうみっともないんだから…。
ごめん園子ちょっと持ってて。
何この悪趣味な名刺!どんな事件現場でも目立つようにって新しく作ったみたいなんだけど何だか使い道を間違ってるような…。
光彦さっきのデジカメ貸してくれ。
いいですよはい。
この名刺は蘭ねえちゃんに。
あ〜はい。
ちょっとトイレ行って来る。
えっ?コナンくん!あいつトイレで何撮んだ?
(ベル)はいもしもし。
博士調べてほしいことがあるんだ。
何じゃ新一か。
哀君のケータイに写真を送った?
(阿笠)分かったすぐに確認しよう。
(腕時計:阿笠)ところで何か事件でも起こったのか?いやちょっと気になることがあって…写真届いたか?
(腕時計:阿笠)ああちゃんと届いておるようじゃぞ。
女性自衛官のようじゃが1枚だけでいいのか?ああその写真から彼女の所属を調べてほしいんだ。
海上自衛隊には女性は4%しかいないし広告塔として顔が公表されてる場合も多いからすぐに分かるはずだ。
(立石)衛星電波?甲板の場所は?
(畑)右舷甲板エリアです。
乗客達がいる近くですね。
調べさせろ。
はい。
(井上)あれがイージス艦の目ともいえるレーダーです。
一見そうは見えませんがこのレーダーが探知できる距離は450kmを超えさらに200を超える目標にいっぺんに対応できます。
すご〜い!まさに海の名探偵ですね。
カッケ〜なぁ!《あの場所…さっき博士と通信した辺りだ》《衛星通信がバレたのか…それとも…》
(井上)イージス・システムは開発したアメリカと信頼関係にある国にしか提供されません。
(渡辺)ああ分かった。
(我孫子)一応報告しておいたほうがよさそうですね。
頼む俺は甲板を調べてみる。
(井上)さぁ続いて説明するのは艦尾に艦載されているヘリ『SH60K』です。
(元太)すっげぇヘリコプターだってよ。
どうしたの?コナンくん。
あ…トイレ行って来る。
(歩美)えっまた?待ってコナンくん。
え?私も一緒に行くから。
えっいいよ。
ダメよ目を離すとすぐいなくなっちゃうんだもん。
そんなこと…。
現にさっきはぐれたでしょ。
さっ一緒に行こう。
は〜い。
私だってさっきトイレに行く時迷子になりかけたんだよ。
《高校生にもなって迷子かよ》《あ…そういやこいつ方向音痴だったな》
(新一)…ったく!どこまで買いに行ってたんだ?ごめんごめん帰り道迷っちゃってだから一緒に行くって言ったのによだって…もう1人でうろちょろしないようにな今度は帰れなくなっちまうぜ大丈夫よえ?どんなに迷ったって見つけてくれるんでしょ?あ?だって新一は名探偵なんだからあっ…ウフフ…冷た…!ああっ!もう!安心しろえ?おめぇの1人や2人どこにいたって見つけ出してやっからさ《絶対にな》あれ?トイレってこっちじゃなかったっけ?え?ごめんコナンくん迷っちゃったみたい。
《おいおい本当に迷うなよな…》
(自衛官)・うわ〜っ!!・何?今の声…ちょっコナンくん!沢村さん!大変なものを吸い込んでしまって。
(沢村)大変なもの?おいそれって…。
あっ!《まさか…あれは人間の腕!》まいったな…。
どうする?
(沢村)とにかくお前達はこのことを艦長に報告するんだ。
はい。
蘭ねえちゃん小五郎のおじさんに知らせよう。
うんそうね。
あの〜父に相談してみてはいかがでしょうか。
え?あの台にのっていたの人の腕ですよね?あ…それは…。
私の父毛利小五郎なんです。
えっ?ご存じありませんか?名探偵の眠りの小五郎って。
(振動音)
(平次)おう何や工藤。
えっ遺体!?イージス艦から遺体が出たっちゅうんか?いや見つかったのは左腕だけだがおそらくは…。
ああ左腕は海上自衛隊の制服を着てたみてぇだぜ。
(腕時計:平次)ほな殺害されたんは自衛隊員か?殺害されたか事故かはまだ分からねえけどただ死んだのは一等海尉だ。
気になるな。
ああ分かったすぐに向かう連絡待ってるで。
(和葉)見〜つけた!
(和葉)もう部活始まってんで!
(平次)それどころやないっちゅうねん舞鶴行かな。
(和葉)えっ?舞鶴?ちょっと平次!いません。
うん。
衛星通信ができそうな機材は見当たりません。
《やはり俺の通信がバレてたんだ》エックスがひそんでいるかもしれん。
艦長の立石です毛利さんですね?いかにも名探偵の毛利小五郎です。
話は関口一等海尉から聞きました。
警務官の関口です。
で例の遺体の一部というのはそれですな。
(関口)ええこちらになります。
うんなるほど。
この切断面は鋭利な刃物を使用したものではなさそうですな。
そして傷口から察するに生活反応はない。
では死んだ後に切断されたと?ええ…この腕はどこにあったんですか?
(関口)注排水装置のフィルターに。
注排水装置って確か…。
今の音は注排水装置が海水を大量に吸い込んだ時などに起きる音ですそれであの時あんな音が…。
(沢村)舞鶴港から出る時海流に乗って来た大きなゴミを時々吸い込むことがあるんです。
フィルターの動きを妨げるようなゴミだった場合調査のため回収する場合があります。
たいていは大きな海草やビニールなんですが…。
ちなみにこの腕に心当たりは?あるんですね?誰なんですか?立石艦長。
袖口の階級章とこの腕時計から見て若狭地方隊の笹浦一等海尉だと…。
えっ!?
(関口)基地に確認したところ笹浦一尉の所在が確認できませんでした。
では間違いなさそうですな。
時計は午前5時半で停止か…。
(関口)なぜ午前だと分かるんですか?カレンダーの回り具合で分かるんですよ。
前日が少し見えているということは午前中ということになります。
笹浦さんはこのイージス艦の乗組員なんですかな?乗ることもありますが今回はシフトに入っていません。
舞鶴港を出た時注排水装置を動かしたんでしたなぁ。
はいその時注排水弁に左腕を切断されたんだと思います。
なるほど…つまりその時すでに彼の遺体は舞鶴港を出たすぐの海中にあった。
そして注排水装置が稼動し遺体は海水と共に吸い込まれたが入り口に引っかかり左腕のみが船内のフィルターに残った…というわけですな。
ええその通りだと思います。
で港に戻るのはいつですかな?午後5時半の予定です。
《マズいな…腕の状態を考えたらすぐにでも解剖に回さねえと…》《あっそういやこの船にはヘリが…》わぁすごい!ここで運転してるんだ!コナンくん。
コラ!小僧勝手に入って来んじゃねえ!だってヘリコプター探してたらおじさんの声が聞こえたから。
ヘリコプター?そうかヘリならすぐに運べる。
しかしヘリを出せば乗客に気付かれる恐れが…。
そんなことを言ってる場合では…。
毛利さん。
もしこんなことが起きていると乗客に知れればパニックになりかねません。
僕ヘリコプターが飛ぶところ見たいなぁ。
さっき大砲を動かしてくれたみたいにさ。
さっきみたいにデモンストレーションだって言ってヘリを飛ばせば…。
(目暮)何!イージス艦で!?うむ分かったすぐにうちから京都府警に連絡する。
我々も乗船許可が出次第すぐにそっちへ向かう。
はいお願いします。
このイージス艦に犯人がいる可能性もあります。
はいまずは左腕の検視を。
ええよろしくお願いします。
それではこれからヘリコプターの発艦デモンストレーションを行います。
飛び立つまでは危険ですのでこの柵から出ないでください。
よかった何とか間に合ったね。
うん。
あっ君は…。
あ…。
どうしたの?またおとうさんいないの?さっきも独りぼっちだったよね?大丈夫?ボク。
おとうさんとおかあさんは?おとうさんがいるはずなんだけどはぐれちゃったみたいだね。
そっか。
確か名前は勇気くんだったよね。
う…うん…。
じゃあコナンくんは一緒にいてあげて。
自衛官の人に勇気くんのこと相談して来るから。
やめて!そんなことしたら…。
そんなことって?ぼ…僕…大丈夫…。
大丈夫だから〜!待って勇気くん!あっ…。
はい落ちたよ。
うん…。
これ何の薬?じんましんとかかゆいの止める薬。
どこか悪いの?牛乳とか飲んじゃダメだから。
あぁ食物アレルギーか。
勇気くん待って!お父さんが言ってた強い子になれって。
それで勇気って名前にしたんだって。
だから大丈夫。
(勇気の父)・勇気!・こんな所にいたのか。
あっおとうさんですか?ええ。
よかった迷子になってたみたいなんで。
ご迷惑をおかけしてすみません。
ほら1人で勝手に歩き回るからだぞ。
なぁもう舞鶴に着いてるんちゃう?
(平次)ああとりあえず周辺から情報収集や。
(平次)何やあの人だかりは…。
イージス艦でそんなことが起こってたとはのぉ。
俺も正直驚いたよ。
(ノイズ)
(灰原)雑音がひどいけどどうしたの?
(コナンの声)ああ電波探知されないように隠れてるからな。
それで女性自衛官は?
(腕時計:灰原)調べたけどそんな自衛官いなかったわ。
えっ?
(作業員)・やっぱり人やぞ!・
(和葉)平次どないしたん?ええからお前はそこで待っとれ。
ちょっ…平次!
(作業員)左腕がないで!
(作業員)警察は呼んだのか?
(作業員)今向かっています!
(平次)《左腕のない遺体…ん?》《一等海尉の階級章…》《間違いない工藤が言うてた笹浦さんや》《ん?あら血ぃか?》《血ぃやない…せやったら何やこれ…》ああ!アカンアカンアカンて!何や坊ず。
警察が来るまで触ったり動かしたりしたらアカンで!警視庁の目暮です若狭保安部の方々と同乗させていただきました。
ご苦労さまです艦長の立石です。
佐藤です。
高木です。
警備課の倉田です。
刑事課の宗川です。
(立石)詳しいことは中で。
(目暮)はい。
何!若狭湾の造船所で!?ああほぼ間違いない。
階級と欠損部位が一致しとったからな。
つまり笹浦さんは舞鶴港でイージス艦に腕をのみ込まれて胴体はここに流れ着いたっちゅうこっちゃ。
流れ着いたってどうやって…。
(腕時計:平次)そら海流に乗って流されたんとちゃうか?そんな海流あんのか?まぁ調べてみるわ。
笹浦さんの遺体から採取した付着物と一緒にな。
付着物?
(腕時計:平次)ああ何か知らんが首筋に赤いもんがついとった。
赤い付着物…。
服部阿笠博士と合流してくれ。
以上が私の推理と現在分かっている情報です。
なるほど。
では公開演習によってまだ詳しい捜査はできていないと…。
(関口)はい。
現在一般客は?
(関口)食堂で食事をとっています。
では今のうちに公開エリアの捜査を進めたほうがよさそうですね。
しかし笹浦一尉の遺体は若狭湾の造船所で発見されたと聞きましたが。
今さら捜査する必要は…。
念のためです。
出港前に注排水口に引っかかっていた可能性もありますので…。
(呼び出し音)
(新一)蘭か?何で私だって分かったの?
(変声器:新一の声)そんなことより何か用か?
(腕時計)そんなことって…。
(腕時計)新一今私ね…。
(変声器:新一の声)イージス艦にいんだろ?え?いいな俺も乗ってみたいよ。
ちょっと何で分かるの?前に言ったろおめぇがどこにいても必ず見つけ出すって。
新一…。
…って分かった!コナンくんでしょ?あの子に電話で聞いたのね?あ…ああ。
(変声器:新一の声)まぁ心配すんなじきに解決すっから。
(腕時計)もう…遠くにいるのに無責任なこと言わないでよ!
(変声器:新一の声)何だよ…。
俺がそばにいねえと不安なのか?な…何バカのこと言ってんの!そんなわけないでしょ!そうそうその意気だじゃあな頑張れよ。
(通話が切れた音)あっちょっと!《そばにいんだけどな…》バ〜カ…。
(関口)目暮警部達が甲板で発見したそうです。
(倉田)甲板のどこで?
(関口)そこまでは。
(佐藤)とりあえず急ぎましょう。
(高木)こっちですええこっち。
このミサイル発射のフタに笹浦さんのケータイがありました。
どの辺にあったの?
(高木)この隙間に。
(佐藤)ちょっと見せて。
最後の送受信は?メールは昨日の夜9時すぎに。
通話は…今朝5時半が最後です。
今朝5時半?腕時計が止まった時間ですね。
そして死亡推定時刻です。
え?解剖の結果笹浦さんの死亡推定時刻は今日の4時から6時でした。
(目暮)つまりその時間まで笹浦さんはこのイージス艦に乗っていたと…。
で死因は分かったのか?はい溺死です。
だとすると今朝5時半に笹浦さんはこのイージス艦から落ちたってことですか?
(高木)そうなりますね。
そうか!分かった!
(小五郎の声)笹浦さんは今朝5時30分にここで誰かともみ合いになりその拍子にケータイが落ちた。
その後笹浦さんは逃げきっとこの辺りで追い詰められ海に落とされたんです。
だとすると殺人の線だな。
やはり出港する前に笹浦さんの遺体はイージス艦の注排水口に吸い込まれ引っかかっていたんですね。
うむ。
(目暮の声)そのまま出港したこのイージス艦は舞鶴港を出たところで再び注排水装置を起動させ笹浦さんの腕を切断した。
そして海中に残された笹浦さんの遺体は海流に乗り若狭湾に流れ着いたというわけだな。
そう考えればこのケータイが甲板に落ちていたことも…。
あっこのケータイマイクロSDのフタが開いてるんだけど。
フタを開けた覚えはありませんよ。
データカードは?入っていません。
まさか犯人が抜いたのか?では笹浦さんを殺害した犯人の狙いはそのケータイのデータカード!《クソ〜ケータイを直接見るには出て行くっきゃねえか…》《クッ…逃がすか!》ハッ!そんな…壊れてる。
《どうしたんだ?》何!艦長室!?ハァ…。
《あれはマイクロSD!》《行け!》《あっ!やはりここからデータを…》
(立石)・じゃ艦長室にいる・あっ!
(立石)・何か分かったらすぐに連絡してくれ・・あっ艦長さん一緒に写真いいですか?・
(ボタン型スピーカー:立石)ボクここは立ち入り禁止だから向こうに戻って撮ろうか。
は〜い。
《やはりデータカードは抜かれちまってるか》《でもパソコンに出したデータをきれいに消す時間はなかったはずだ》
(立石)・でそのケータイは今どこに?・
(関口)ミーティングルームです。
(立石)警視庁の人達は?《なぜ艦長がここに?》《ハッ!しまった!さっきの声は…》
(走って来る足音)《気付かれたか!チッ!》《もう少しだってのに…!》クッ…。
動くな!!やられた!《クソ〜全部コピーできなかった》
(七海)なぜエックスがまたこのデータを…。
《エックス?そういやぁ…》
(我孫子)エックスらしき人影もありませんエックス…《とにかく一刻も早くここを出てコピーできた分だけでも博士に…》《いや待てよ》《ここで衛星電波を発信すれば彼女の正体が分かるかもしれない》
(探知音)衛星電波を再び探知!発信源は艦長室です!何!?艦長はミーティング中だぞ。
まさかエックスでしょうか?すぐに艦長の所在を確認しろ。
はい。
ダウンロードできたわ。
新一のヤツ今度は何を送って来たんじゃ?さぁ…工藤君のことだからまた調べてくれってことなんじゃない?
(阿笠)おっ京都に着いたようじゃぞ。
(井上)動くな!あっ!なぜあなたがここに?あなた達が知る必要はないわ。
(立石)藤井一佐君だったのか。
(七海)艦長このことは後ほど。
あっ!あなたは…。
ん?誰ですか?彼女はいいんです。
出て行きなさい。
はい。
待ってください!不審な電波が探知されたというから駆けつけたんですよ!
(佐藤)ええそうしたら彼女がいた。
(目暮)我々には身分を聞く権利があると思いますがな。
申し訳ありませんが彼女の身分を部外者に教えるわけにはいきません。
部外者!?冗談じゃないわ!そうです!警察も我々海保もこの事件を捜査する仲間じゃないですか!あ〜!女性の自衛官さんだ!おっとと〜!お前はまたうろちょろと!友達がねイージス艦に女性自衛官が乗るなんて珍しいって…えっ!!いいからお前は!そうだ!女性自衛官がイージス艦に乗ることなんてあるんですか?えっええ…。
これからは女性自衛官もイージス艦の任務に就こうという動きがありましてですから乗客の案内役に…。
あれれ?さっきはお食事を作る人って聞いたけど?そ…それは…。
そんな感じじゃあんた方の中に笹浦さんを殺害した犯人がいると思われても仕方がありませんな。
待ってください我々も可能な限りの協力を…。
(七海)艦長。
こうなってしまった以上話しておくべきかと。
私は…情報保全隊員です。
情報保全隊…?あの防衛大臣直轄の…。
はい自衛隊の情報の管理や自衛官の思想の監視をするのが仕事です。
でもその情報保全隊がなぜイージス艦に?あっ!今朝見つかった不審船ですね?ええ我々はそれをある国の工作船だと考えています。
確かにあの不審船には無線の充実を示すアンテナや自爆用の爆発物がありました。
よくご存じですな。
あの不審船を見つけたのは私なんです。
ああ…。
それでこの捜査に加わりました。
(七海)その不審船がイージス艦のある舞鶴港近くで見つかったことから我々はスパイがこの艦に乗り込んだ可能性を考えました。
スパイ?
(関口)ええ我々はスパイを「エックス」と呼び捜査をしています。
《エックス…》
(倉田)スパイの目的は一体…。
(七海)イージス艦の機密情報を手に入れることだと我々は考えています。
情報を…ですか?その機密がもれたらどうなるんです?イージス・システム提供元であるアメリカ軍の信頼を大きく失うことと…。
いいえそれどころかイージス艦の航海データが流出するようなことがあれば日本の防衛ラインの戦略が明るみに出て諸外国からの軍事的侵略に対し無防備になるということ…。
つまりそれは国防の危機的状況におちいるということなのです。
(目暮)当然殺害された笹浦さんもスパイの存在を知っていたんですな?
(七海)ええ。
もちろん職業柄そのことは…。
職業柄?あっ…。
笹浦さんはどのような仕事を?一等海尉ですから幹部ですよね?
(関口)笹浦一尉は海上自衛隊若狭地方隊の情報官です。
(目暮)情報官…。
(立石)イージス艦の情報を守る仕事です。
あっ!だからその情報を奪おうとしたエックスに殺害された!じゃあ笹浦さんのケータイのデータカードを抜き取ったのもエックスですね。
《いやそれを奪ったのは彼女だ》《彼女はなぜそのことを黙ってるんだ?》
(渡辺)すいませんが通してください失礼します。
(我孫子)これから室内の通信機器を調べます。
(渡辺)皆さんの所持品検査も…。
《ヤベっ!》ねぇねぇおじさん。
ん?何だ?僕カレーのお代わりしてたの忘れてた。
カレーだぁ?…ったく大体何でお前がここにいるんだ。
とっとと出てけ!は〜い。
《ナイスおっちゃん!》
(隊員達)ご苦労さまです!服部聞こえるか?
(平次)ああ無事阿笠博士と合流したで。
例の赤い付着物はどうなった?今調べてるとこやちょっと待っとれ。
にしてもこないな鑑定が車ん中でできるっちゅうんはすごいな。
哀君はもともと化学者じゃからのぉ。
化学者!?何言うてんのどう見ても小っさい子供やん。
まぁ小さいことは気にすんなや。
出たこれよ。
(平次)「TBT」。
自己研磨型塗料…船特有の塗料ね。
船の塗料やと?その塗料がこのイージス艦のものかどうか照合できないか?
(腕時計:平次)分かったすぐに小っさいねえさんに調べてもらうわ。
小っさいねえさん?
(腕時計:平次)あぁそれより海流のことなんやけど…。
笹浦さんの胴体を舞鶴港から若狭湾に運ぶ海流なんかなかったで。
じゃあ何で胴体が若狭湾に?それで俺が送ったデータは?
(平次)あああれか。
工藤がさっきのデータのこと聞きたいそうや。
新一かどうやらあれはイージス艦のデータの一部のようじゃ。
やっぱり!
(腕時計:阿笠)それもある会社のクラウドからコピーした形跡があった。
クラウドってインターネット上にデータを保存できるサービスのことか?うむ…IDとパスワードを解析できればクラウドにある元データを見ることができるはずじゃが…。
《そうか…つまり笹浦さんはイージス艦の情報を一度ネットのクラウドサービスに保存しあとでそれをケータイのデータカードにコピーしたってことか…》《でもイージス艦の情報を民間のクラウドサービスに保存するなんて…》《笹浦さんはなぜそんなことを…》博士。
そのクラウドから笹浦さんのIDでイージス艦のデータを艦長室に送ってくれ。
しかし…。
大丈夫。
さっき触ったからアドレスは覚えてるよ。
頼む。
(ノイズ)
(盗聴器)京都府警の方達には…。
来て早々申し訳ありませんが捜査の結果を教えていただきたい。
(綾小路)もちろんです艦長はん我々はここに来る前笹浦はんが殺害されるまでの足取りを調べましたんや。
(綾小路の声)笹浦はんが今朝5時半頃舞鶴港の崖の上で日の丸の旗を振ってるとこを観光船の職員が目撃してます。
何で笹浦一尉がそんなことを…。
(綾小路)それは分からしませんが最も気になる足取りは昨日です。
笹浦はんは海自の若狭基地であなたの取り調べを受けてはりますね関口はん。
そ…それは…。
また隠し事かよ。
藤井一佐同じ海自の我々にも言えないことですか?防衛省の承諾を得てからでないと…。
いいかげんにしろよ!笹浦さんは殺害されてるんだぞ!
(目暮)話していただけなければ協力することすらできませんからな。
(メールの受信音)彼はあんたらの仲間なんだろ?その仲間が…。
あんな男仲間じゃない!え?聞き捨てなりませんな。
(立石)これは…。
なぜイージス艦のデータがここに送られて…。
警部!うむ!
(佐藤)協力していただけないのであれば強行させていただきます。
これは…クラウドサービスから笹浦さんのIDで送信されていますね。
《ナイスタイミングだ博士》
(盗聴器)くらうど…?
(盗聴器:高木)まさかこのイージス艦にいるエックスに見せるために!?待ってください!イージス艦のデータをネットに保存するなんて規律違反です。
なるほど。
それであんさんは笹浦はんを調べとったんですなそれをそこの女性自衛官はんも知ってはった。
どこへ行くんだ!?待つんだまだ話は…。
離しなさい!私はあなた方とは違い国家のために仕事を…!
(七海)あっ!あんた達の考えがそんなんじゃ国家を守るどころかエックスを捕まえることすらできやしねえよ。
フッ…協力し合おうじゃねえか。
日本のためにな。
海上自衛隊の若狭基地からイージス艦のデータが流れている。
やめなさい関口一尉!その捜査を藤井一佐に命じられました!《やはり…》
(井上)イージス艦のデータをもらしたのが笹浦一等海尉なんですか?はい。
彼はイージス艦のデータをどこに流したんです?竹川という男が代表を務め数年前に活動を休止した興信所です。
(佐藤)休眠会社ってことですか?その会社を何者かが買い竹川を名乗りスパイ活動をする。
この日本でよく行われている手口です。
その竹川を名乗る男に笹浦さんは情報を流していたんですね。
はいそれが分かった翌日海上保安庁から舞鶴港近くで不審船を発見したという連絡を受けました。
(七海の声)イージス艦がいる舞鶴港の近くで不審船とても偶然とは思えませんでした。
不審船からはあの国の部品が見つかっています。
ええそれを聞いて竹川と同じ国のスパイが上陸したと思いました。
まさか!?それがエックス!
(関口)エックスが笹浦一尉の手引きでこの艦に乗り込む可能性があると考えました。
(七海)だとすれば警備が手薄になる体験航海の今日。
(佐藤)どうして最初からそれを言ってくれなかったんですか?自衛官がイージス艦の情報を海外の工作員にもらしたかもしれない…。
そんな大不祥事言えるわけないじゃないですか。
真相がハッキリするまでは我々だけで調べようと決めたんです。
だから甲板で彼のケータイを見つけた時も…。
(七海)乗客の落とし物かしら?ハッ!何でこんな所に笹浦一等海尉のケータイが!?あっ!
(倉田)ではまず甲板を調べてみましょう僕より先に見つけてたんですか?やはり笹浦さんはこのイージス艦に乗っていたんですね。
そしてエックスに殺害された。
すみませんが防衛省に連絡させてください。
(立石)衛星通信をしていたのはあなただったんですか?申し訳ありません騒ぎになってからは消磁気室で使うようにしてたんですが…。
《危ねぇかち合うとこだったぜ》
(盗聴器:七海)藤井です。
実は我々が極秘捜査していた件を警察や海上保安庁の方達に…。
えっ竹川が!?2時間ほど前に…はい…京都市内に入ったと確認した?
(車折)2時間前からの京都市内のカメラの映像です。
(綾小路)まずは竹川を確認したホテル周辺から送るよう言うてあります。
(岸)舞鶴基地から入電!「難破船をえい航し調べた結果船体からあの国の部品が発見されました」。
メーンモニターに出します。
(倉田)見つかった不審船と同じ国のものだ。
(佐久間)しかし他の船籍が日本の領海にあるとは考えられません。
それはつまり難破船が本艦に接近したのは決して偶然ではなかったということ…。
《まさか!》
(盗聴器:関口)潮の流れを使って狙ったテロってことですか?
(盗聴器:立石)いやそれは不可能だ。
本艦は出港当日の今朝潮の流れと周囲を航行する船を計算し予定していた針路を左に変更した。
今朝の変更か…。
《今朝の変更…》
(盗聴器)そうなると針路を…。
(綾小路)笹浦はんが今朝5時半頃舞鶴港の崖の上で日の丸の旗を振ってるとこを…もしかしてあの行動は…確かめるっきゃねえ!
(井上)今朝決まった針路変更それを知らずにあれほど的確に難破船を仕向けて来るのは不可能ですね。
うむ…。
この針路変更を知っていた人物は?若狭基地の人間だけです。
なるほどスパイが知るよしもなしか…。
(岸)あっちょっと坊や!坊や!あっ坊ず!また勝手に!ダメだったら!
(井上)何ごとだ!あれか!コラ!また勝手に入って来やがって!あれ?これ僕んじゃないや。
あっ!当ったりめぇだろ!今度という今度は…。
(七海)待ってください!
(七海)針路変更を知ってるのは若狭基地の人間だけそう言いましたよね?
(立石)ああ…。
(七海)そうつまり笹浦一尉は知っていた。
この信号旗を見てください。
(七海の声)早朝の暗い時間なら目撃者が日の丸を振っていたと勘違いしてもおかしくない。
確かに。
そうか!笹浦さんは今朝エックスにこの信号旗で合図を送ったんだ!
(目暮)合図というと?その旗の意味は何なんですか?「針路を左に変更する」です。
…ってことは!ええエックスは事前に針路変更を知っていた。
あれ?忘れ物ここじゃなかったみたい。
食堂に戻ろうっと。
当ったりめぇだろ!待って坊や。
《ヤベェ…》
(味谷)目標発見!
(佐久間)確かなのか?
(味谷)はい。
(味谷)照合率93%竹川に間違いありません。
(立石)場所は?
(味谷)京都先斗町公園午後12時3分拡大します!先斗町公園やな。
ああ急いでくれ!すぐに行かねえと回収されちまう。
(腕時計:平次)やいやい言うなや。
それと竹川の写真を手に入れといてくれ。
写真?どないして?頼んだぞ!あっあいつ切りよった。
ハハハ…。
(平次)とにかく急いでくれや!
(阿笠)ほいきた!
(歩美)・あ〜!・ヤベっ!
(歩美)・コナンくん見〜っけ!・あ〜…。
もうどこ行ってたんですか?宝探しゲーム始まっちゃいますよ。
あっあ〜…。
(味谷)目標発見!午後12時10分『京阪』祇園四条駅のホームです。
あれは大阪方面ですね。
あっ乗り込むぞ!
(味谷)特急です!
(綾小路)ほんなら停車駅は少ないはず大阪府警に協力要請して来ます。
うむ!
(七海)あっ…。
あの子がいない。
(井上)宝探しゲームはこの食堂と前部甲板に5種類ずつ隠してありますぜひすべて集めてくださいね!あった!
(歩美)みんな見つけたよ!うわっすげぇな!やりましたねこれで3つ目ですよ!…ってことはあと2つね。
早く集めて甲板に行こ!うん。
(園子)蘭!こっち手伝って!うん。
《不審船の発見…》《突然の戦闘状態…》《そして笹浦さんの死…》《すべてあの国のスパイエックスによるものなら…》イージス艦の機密情報を手に入れることだと我々は考えています
(七海)坊やちょっといいかしら?何か焦げてんで。
ああ。
(平次)これやな工藤が言うとったんは…。
(着信音)
(灰原)警察が来たわよ。
(シャッター音)
(警官)あったぞあれだ!うわっ…。
(警官)よしすぐに連絡だ!コナンくん…。
さっきはお手柄だったわね。
え?何が?あなた一体何者?この船に乗らないと手に入らないデータってどんなデータ?例えば突然潜水艦が襲って来た時のデータとか?なぜそのことを…。
やっぱりね。
そのデータを得るためエックスは難破船を仕向けて来たってこと?そのデータはどこで手に入るの?さっきまで一緒にいたCICそれと艦長室。
《それだ!》訓練の時突然非常事態が起きて艦長はCICにやって来た。
その時艦長室は無人だったはず。
そうか!あの時艦長室に忍び込んでデータを盗み出した!…ってことはエックスはあの人!
(七海)ちょっと待ちなさい!あっコナンくん…。
ま〜たあのガキンチョは…。
ちょっと心配だから見て来る。
えっ!?ちょっ…ちょっと蘭!
(七海)待ちなさい坊や!
(関口)・藤井一佐!・竹川が大阪に入りました!
(七海)大阪?
(関口)はい淀屋橋駅です。
勇気くん勇気くん。
あ…。
・雨宮さん雨宮さん・・雨宮さん!・君は…。
ねぇ勇気くん大丈夫?そういえば勇気が…。
アトピーが出ちゃったからトイレに行くって言ってたよ。
あぁアトピー…。
うん。
そういう時って手を洗ってから持って来た薬を塗るんでしょ?あっああ…じゃあトイレか。
勇気くんが心配?ああそりゃあね。
なのに船が大きく揺れた時勇気くんのそばにいなかった。
言ったろトイレに行ってたって。
いや行っていたのは艦長室だ。
「雨宮さん」って呼んだのにとっさに振り向けなかったね。
勇気くんが持ってるのは塗り薬じゃなくて飲み薬だよ。
アトピーじゃなく食物アレルギーのね。
父親なら知らないはずないよね。
つまりお前は勇気くんの父親じゃない。
そうだろ?どっかの国のスパイさん。
(エックス)お前一体何者だ?江戸川コナン…。
探偵さ。
フッ…ガキの分際で何ができる!うっ!うわっ!あっ!フフフフ…。
クッ…!・坊や大丈夫かい?・チッ!あっ!待て〜!
(勇気)やめて!やめてよ!お父さんが殺されちゃう!《クソ〜!おっちゃんのヤツ…》ここだけかろうじて読めるようになったけど…。
(平次)「SENSHU…」ん〜…最後は何や!イージス艦に関係あるんやったら船の舳の船首のことなん違う?船関係なんやったら碇とか…。
ちゃうちゃう!碇のマークは下のパーツが長いんやこらどっちか言うたら矢印やで。
(和葉)矢印ってことは空を見上げろって言うてんのとちゃう?空?
(平次)あっそうか!和葉!お前今ええこと言うた!え…ええこと?おいじいさん泉州空港や。
何じゃと?これは碇でも矢印でもない飛行機や!
(和葉)飛行機?泉州空港なんてあったかの?またの名を関西国際空港『関空』はいっとき泉州空港と呼ばれてたんや。
出港前の舞鶴港でおとうさんがいなくなってそれで知らないおじさんとこの船に乗ったんだって。
言う通りにしないとお父さんを殺すって…。
(七海)訓練中CICにいなかった男ね。
うん…。
その男はきっと艦長室で訓練のデータを盗んでいたんです。
つまりその男がエックス…。
そのおじさんの顔覚えてる?
(関口)協力してくれないかな?僕がするよそいつの顔覚えてるから。
じゃあCICで防犯カメラの映像を見てもらうよいいね?は〜い!
(関口)では移動しましょう。
行きましょう坊や。
う…うん…。
お父さんが言ったんだよね?君の名前は勇気だって。
勇気出して頑張ろう。
(隊員)申し訳ありませんが甲板での宝探しゲームは中止とさせていただきます続きは食堂で行いますので…。
コナンくんどこ行っちゃったんだろ…。
すみません!波が高くなりますので艦内に戻ってください。
メガネをかけた男の子を見ませんでしたか?迷子ですか?いえそういうわけでは…。
(隊員)では艦内にお戻りください甲板は封鎖いたしますので。
あ…はい…。
竹川は『関空』に向かっているようです!すぐに関空海保基地に協力要請をしましょう。
(宗川)ええ。
井上さんあとお願いします。
はい。
(井上)よし!あとはこの艦にいるエックスだ!おとうさんが言ったんだよね君の名前は勇気だって勇気出して頑張ろう僕も…。
僕もスパイを捕まえるお手伝いがしたい!
(信号音)あっ『関空』で目標発見照合率89%ターミナル北ウイング3番ゲート前の監視モニターです。
空港に入ってくぞ!さぁもうすぐだからね勇気くん。
うん。
(エックス)すみませんちょっといいですか?
(井上)あっはい…。
まさかお前がエッ…!あぁ!ううう〜…。
(エックス)どうした?勇気俺の行動範囲を知っているお前を放っておくと思ったか?
(エックス)立て!さっさと立て〜!!もうコナンくんったら。
今度見つけたら自由行動なしにしないと…。
あっあれ?勇気くんとお父さん甲板が立ち入り禁止になったの知らないのかしら…。
本当にこんな所でいいのか?ああ竹川は必ずここにおるはずや。
じゃあわしらは車を置いて来るから。
ああ先に行ってるで。
(和葉)ちょ〜待って平次!何でここなん?竹川の顔はもう捜査関係者に知れ渡ってる。
一般旅客には乗られへん。
(和葉)どないしたん?この写真。
(平次)大滝はんに無理やり送らせたんや。
顔をさらさんで乗れるいうたら貨物つまり国際貨物に紛れ込むしかないっちゅうこっちゃ。
次の巡回が来るまでここにいるんだいいな?おとなしくしていればおとうさんに会える。
あの〜コナンくん見ませんでしたか?私と一緒にいたメガネをかけた男の子なんですけど。
いえ見てませんね。
そうですか…勇気くんは知らない?あ…。
(エックス)勇気は私と一緒だったんで見てないはずですよ。
(エックス)お互い迷子には苦労しますね。
そうですね…じゃあね勇気くん。
もうコナンくんったらすぐにどっか行っちゃうんだから…。
フッ…。
あっ…。
そういえばここ立ち入り禁止になったみたいですよ。
そうだったんですか。
勇気の船酔いが治ったら我々も戻ります。
おねえちゃん助けて!この人スパイだ!勇気!そんなことをしていいと思ってるのか?勇気くんどうしたの?大丈夫?
(エックス)どうもすいません。
ずっとスパイごっこをしていたんですっかり役に成りきってしまって…。
違う!この人僕のお父さんじゃない!お父さんじゃない…。
じゃあコナンくんも一緒にいてあげて自衛官の人に勇気くんのこと相談して来るからやめて!そんなことしたら…そんなことって?ぼ…僕…大丈夫…本当のお父さんじゃないのね?うん違う!助けておねえちゃん!もういい勇気。
勇気くんこっちに!うん!チッ!バカな女だ。
首を突っ込まなきゃ死なずに済んだのにな。
あなた本当にスパイなのね?
(エックス)そういうことだ。
だが後悔してももう遅い。
えっ?フ〜っ!な…何!?はぁ〜っ!フッ!フ〜っ!でやぁ〜!!うわっ!勇気くんみんなを呼んで来て!うん!クッ!ガキがぁ〜…。
ハッ!行かせるか〜!うっ…!はぁっ!うぅ〜!さすが…でも…。
フッ…。
いやぁ〜!でやぁ〜!うわ〜っ!うっ!ううっ!はぁ〜っ!せいや〜っ!ううっ!はぁ〜っ!う〜わっ!!いやぁ〜っ!う〜っ!ああっ!
(勇気)ハァハァハァ…。
(隊員)あっダメだよ。
離して!坊やここは入れないんだ。
離してよ〜!コラ!
(勇気)離してったら!勇気くん…。
(勇気)スパイだよ!何!?スパイがいたんだ〜!
(和葉)こんな顔そこら中にいそうやんどないして捜せっちゅうねん…。
(クラクション)おい危ないで!
(平次)大丈夫か?
(和葉)う…うん…ありがとう。
…にしてもどんくさいやっちゃなぁホンマ。
うろちょろすると危ないしお前はここで待っとれええな?え〜!
(平次)すぐ戻るさかい!ちょっ…平次!もうこうなったら絶対先に竹川見つけたんねん!
(和葉)た…竹川〜!?
(和葉)あっ待て〜!竹川〜!待ち!逃がさへんで!どないした?和葉!和葉!どこや!まさかあいつ1人で…。
(勇気)いた!あの人だ!クッ!警察よ!止まりなさい!
(エックス)どけ!
(倉田:宗川)待て〜!七海さん待って!甲板に出よう。
(七海)えっ?正体のバレたスパイが港に着くまでこの船に残るとは思えないよ。
そうね…でもあなた達は…。
待ってコナンくん!勇気くんはみんなの所に戻っていいわね?で…でも…おねえちゃんが…。
待てぇ〜!
(和葉)ハァハァハァ…。
来るな!
(エックス)それ以上近づくんじゃない!
(倉田)あきらめろ!
(佐藤)もう逃げ場はないわ!フフ…そいつはどうかな?
(倉田)バカなことはよせ!クッ…障害物が多過ぎる。
ほぼ垂直…。
《この角度じゃ蹴っても…》《あれだ!》七海さん!あの砲台を時計と逆回りに回転させられる?砲台?できるならすぐに回転させて!お願いだから!
(平次)ハァハァハァ…。
(平次)和葉〜!!
(竹川)死ね。
《平…次…》伏せ〜〜っ!!
(銃声)
(竹川)ぐあっ!うあ〜〜っ!!
(大滝)ハァハァハァ…大丈夫か!平ちゃん!ハッ!
(的場)うわっ!
(倉田)やめろ!フッ…。
《逃がすか!》
(佐藤)よしなさい!フンっ!はぁ〜っ!!行っけぇ〜〜〜!!うわぁ〜〜!!ウソっ!ううっ!うあ〜っ!容疑者確保!
(刑事)観念せぇ竹川!
(大滝)よし!あとは任せたで!平ちゃん大丈夫か!早う!早う救急車呼んで!大げさやなぁ。
平次!大丈夫や単なるかすり傷や。
(大滝)ホンマか平ちゃん!ああ。
どないした?和葉。
やめっ!泣くな!ううう…。
うわ〜〜〜ん!!あたたたた!こっちは撃たれてんねんぞ〜!うわ〜〜〜ん!!
(平次)離れぇ!和葉て!お前!
(和葉)うわ〜〜〜ん!!あたたたた〜!フ〜!まったくヒヤヒヤさせやがって。
しかしこれで一件落着…。
(車折)警部これを見てください。
関空警察からの連絡で国際貨物の1つからヒーリングカプセルに偽装した与圧機が発見されたそうです。
これで逃げる気だったのか…。
(綾小路)あと『関空』で身柄を拘束された竹川ですが所持していたケータイに不審な留守電があったらしいんで送信しといてもらいました。
(七海)その留守電すぐに聞かせてください。
笹浦一尉からのメッセージかもしれない。
(綾小路)分かりましたすぐ用意させます。
あ〜〜ん!うめぇ〜!
(勇気)あ…あの…。
ボクどうしたの?迷子?みんなと一緒にいたおねえさんは?
(園子)おねえさんって蘭のこと?
(歩美)そういえば蘭おねえさんは?
(園子)コナンくんを捜しに行ったままだけど。
(留守電:笹浦)アクセスIDは「aegis0902」パスワードは「0505informer」。
間違いない笹浦一尉の声です。
(音声ガイダンス)4月20日午前5時30分です。
笹浦さんの死亡推定時刻だな。
この留守電が竹川のケータイにありました。
(七海)笹浦一尉が竹川へイージス艦のデータを渡した動かぬ証拠ね。
波の音がしてたね。
(一同)ん?もしかしたら海の近くなのかな?波の音?それと誰かの声も聞こえるよ。
もう一度聞かせてくれ。
(車折)はい。
(笹浦)イージス艦のデータは…。
(波の音)
(笹浦)アクセスIDは「aegis0902」…。
(男)君…。
(かすかな金属音)《何だ?この金属音…》ん?もう一度最後のところを聞かせて。
(車折)は…はい。
(笹浦)パスワードは…。
(男)君…な…。
(高木)聞こえる確かに。
(七海)男の声?でも何言ってるか分からんな。
すぐ声紋分析させます。
(立石)申し訳ありませんが…。
《何だこの違和感は…》《まだすべてがつながっていないような…》
(着信音)
(阿笠)新一か笹浦さんから採取した「TBT」はイージス艦『ほたか』のものじゃなかった。
でも船の塗料なんだよな。
ああ舞鶴と若狭港を出入りする船の塗料と照合したら昔の軍港を回る観光船の1つが舞鶴港を出発して若狭の造船所を通ることが分かったんじゃ。
(阿笠の声)思った通りその観光船に塗られている「TBT」と一致した。
(コナンの声)じゃあ笹浦さんの遺体はその観光船に引っかかって舞鶴港から若狭港まで移動したってことか。
ああまず間違いないじゃろう。
舞鶴港から出発する観光船…。
(綾小路)笹浦はんが今朝5時半頃舞鶴港の崖の上で日の丸の旗を振ってるとこを観光船の職員が目撃してます
(笹浦)パスワードは「0505」…
(音声ガイダンス)4月20日午前5時30分…時計は午前5時半で停止か…
(佐藤)通話は今朝5時半が最後です
(目暮)今朝5時半?腕時計が止まった時間ですね
(高木)そして死亡推定時刻です《笹浦さんが目撃された時間留守電を残した時間死亡した時間すべてが同じ時刻5時半…》そうか!俺はとんでもない思い違いをしていた!
(綾小路)『関空』で逮捕された竹川は大阪府警警備部公安課に送られました。
エックスも舞鶴港に着き次第そこへ送ろうと考えています。
(倉田)自衛隊で調べなくていいんですか?捜査に自衛隊も海保も警察もありません。
竹川とエックスは一緒に調べるべきです。
うむ…私も同意見だ。
はい。
ハハハハ!これで一件落着ですな。
確かに今回ばかりは毛利君の推理も必要なかったようだな。
んっ…!はひぃ〜〜…。
毛利さん!はひぃ〜〜…。
(高木)毛利さん?あの…そこ艦長席なんですが…。
大丈夫ですか?
(変声機:毛利の声)ご心配なく少し酔ってしまったようで。
船酔い?こんな大きな船で?
(変声機:毛利の声)いや酔ったのは私自身の名推理にですよ。
今さら何を言っとるんだね毛利君。
(変声機:毛利の声)分かったんですよ誰が笹浦さんを殺害したのかがね。
誰が殺害したかやって?それは逮捕したエックスと違うんですか?
(変声機:毛利の声)確かにエックスはイージス艦の情報を盗むためこの艦に乗り込んだんでしょう。
(倉田)ええそれで彼のケータイからデータカードを奪うために殺害した。
(変声機:毛利の声)いえ彼のケータイからデータカードを抜いたのは藤井一佐だったはずです。
あっ!その通りです。
あれ?じゃあ笹浦さんは何で殺害されたんでしたっけ?
(変声機:毛利の声)そう殺害される理由なんてない言いかえれば彼を殺害したのはエックスではない。
何だって!?ほな誰が?
(変声機:毛利の声)思い出してください笹浦さんは今朝舞鶴港の崖にいました。
ええエックスに旗を振って。
(変声機:毛利の声)そうそしてその後海に転落して死亡した。
つまり笹浦さんは今日このイージス艦に乗ってなかったんですよ。
(目暮)何だって!?
(立石)しかし彼のケータイはイージス艦の中に…。
(変声機:毛利の声)それは彼が乗っていたように偽装するため急きょ犯人が置いたものだったんですよ。
考えてもみてください藤井さん。
えっ?
(変声機:毛利の声)笹浦さんのケータイを見つけた時間と場所を。
(七海の声)言われてみれば出港してからかなり経っていたしあんな分かりやすい場所に落ちていたのに誰一人として気付かなかった…。
(変声機:毛利の声)そうなぜならそれは出港後に無理やりつくられた偽りの証拠だから。
つまり犯人は途中からこのイージス艦に乗り込んだ人物。
そうですね?倉田さん。
えっ!?え〜っ!?そ…そんな!私はこの事件で初めて笹浦さんを知ったんですよ!そうだ毛利君彼に笹浦さんを殺害する動機なんて…。
(変声機:毛利の声)ええ殺害するつもりなんてなかったんでしょう。
(目暮)何!?
(変声機:毛利の声)コナン竹川のケータイに残されていた笹浦さんの留守電を聞かせてくれ。
(笹浦)イージス艦のデータは…。
(かすかな金属音)
(変声機:毛利の声)何か金属音が聞こえませんか?
(目暮)確かに。
(高木)どこかで聞いたような…。
(立石)何の音なんですか?
(変声機:毛利の声)この音は腰につけた特殊警棒と拳銃がぶつかり合った時に鳴る音…。
そうですよね?倉田さん。
あっ…!カチャ…
(倉田)待ってください!この特殊警棒も銃も海保の警備隊なら誰でも持っています!
(変声機:毛利の声)なるほど…しかしこの留守電が残されたのは今朝5時半そして彼の死亡時刻は…。
今朝の5時半です!
(変声機:毛利の声)つまり彼はケータイを持ってこのイージス艦に乗る暇などなかったんですよ。
しかも今朝舞鶴港で不審船を発見したのは倉田さんあなたでしたね。
つまりその時間あなたは舞鶴港を巡回していた。
それでもまだ否認しますか?動くな!まさか…まさかあんなことになるなんて思わなかったんだ!ん?こんな時間に誰だ?怪しいなぁ…
(倉田)君!そんな所で何をしてるんだ?
(笹浦)うっ…クソっ!ああっ!待ちなさい!海上保安庁だ!
(倉田の声)明らかに不審者でした。
(笹浦)離せ〜!
(笹浦)うわ〜っ!ああっ!あっあっあ〜〜っ!
(変声機:毛利の声)イージス艦の情報を竹川に渡した直後でとっさに逃げたんでしょうな。
(倉田の声)そんなことは知らなかった。
慌てて崖を下りて海に落ちた男を捜そうとしたらあの不審船を見つけてしまい…。
(倉田)それからは本部に通報したり海上自衛隊に連絡したりで忙しくなって…。
そんな時でしたこのイージス艦で笹浦一尉の腕が見つかったという通報を京都府警から受けて慌てて海に落ちた男の私物を調べました。
(倉田の声)それであの朝不審な行動をとっていた男が笹浦一尉だと知りました。
業務上過失とはいえ自衛隊員を死なせてしまったことに恐怖しました。
それで上司に頼み込んでこの事件の捜査本部に入りました。
(目暮)どうしてそんなことを…。
このイージス艦内で殺害された可能性があると知ったからです。
(倉田の声)それならば本当にそうしてしまえば罪をまぬかれると思い捜査のフリをして彼のケータイを見つかりやすい甲板に…。
その後は皆さんが知っての通りです。
(倉田)自分の身勝手な行為が捜査をかく乱させてしまい本当に申し訳ございませんでした。
フ〜…。
(園子)おじ様!蘭見ませんでしたか?
(変声機:毛利の声)いや…。
いくら捜してもどこにもいないんです。
(変声機:毛利の声)どうせまた迷子になってんだろ。
違いますよ!全部捜したもん!スパイと戦った後いなくなっちゃったんだよ!
(変声機:毛利の声)何!?
(佐藤)警部!
(目暮)どうした佐藤君。
エックスが気になる供述を…。
気になる供述?ええ…ヤツが捕まる少し前乗客の女性に正体を見破られたんだそうです。
それで口封じのため海に落としたと…。
あ〜〜〜〜!!その女性はまだ高校生ぐらいで空手を使ってたそうです。
(高木)空手って…。
まさか!?蘭!?ウソ!そんな蘭さんが!マジかよ!《まさか…蘭!!》ゲホっ!うっ…!ううっ…!
(艦内放送)手すりやテーブルにつかまってください!
(艦内放送)小さなお子さんはしっかり支えてあげてください!
(関口)エックスの供述によると毛利さんが落ちたのはこの辺りと思われます。
(立石)かなり進んでしまったな。
(隊員)ちょっ…ちょっと君達!
(立石)構わん!それよりも哨戒ヘリを急げ!
(隊員)は…はい!
(井上)どいてくれ潮の流れを計算させましたこの範囲にいるはずです。
(隊員)そんな…通常の4倍はあるじゃないか。
(隊員)南西から来てる低気圧の影響で海流の足が速くなってるんです。
(隊員)波も高くなり始めてます遭難者の体力を考えると一刻も早く発見しないと…。
(隊員)哨戒ヘリ準備できました!よしただちに出動!はい!僕も乗せて!バカを言うんじゃない!でも…。
子供がいたら足手まといになるだけだ!《クソ〜…》
(パイロット)該当海域に到着これより捜索に入ります。
(味谷)スピーカーで呼びかけるこちらに回してくれ。
了解!
(スピーカー:味谷)毛利さん!毛利蘭さん!救助に来ました!必ず助けます!もう少しです!頑張ってください!蘭!蘭どこなの!蘭!!おねえちゃ〜ん!!頑張ってください!おねえさん死んじゃイヤ〜!もうすぐ助かるぞ〜!《落ち着け…まだあるはずだ蘭を見つける方法が…》
(パイロット)波がさらに速くなってます。
捜索範囲の拡大が必要かと…。
日没まで時間がない!エリアをアルファ・ブラボー・ボックスに限定し捜索を続行しろ!
(パイロット)了解!アルファ・ブラボー・ボックスに向かいます!ハァハァハァ…ゲホっ!うっ…!うっ…!ううっ…!
(味谷)毛利蘭さん救助に来ました!もう少しです頑張ってください!だいぶ暗くなって来ましたね。
(立石)うむ…。
日没まであと15分もありません。
(園子)日没なんて…日没なんて関係ないでしょ!!
(園子)ずっと捜してよ!見つかるまで蘭を捜してよ〜!!
(丸山)そうしたいのはやまやまだが…。
この時期日没少し前の5時になると水温が急激に下がるんだだから5時以降に発見できたとしても…。
《ヤベェ!もう海水温が下がり始めてるのか!》《クソ〜時間がねえ!》《何かいい方法はねえのか!?》《時計…》《あっ…そういや蘭のヤツ光彦から…》
(元太)何でだよ!何で捜すのやめるんだよ!絶対見つかりますから!あきらめないで!
(光彦)この船ってすごいんですよね?
(歩美)そうだよ何とかしてよ!
(元太)海の名探偵なんだろ!《海の名探偵…》《そうか!このイージス艦のレーダーなら!》本艦は1700をもって遭難者救助を専門機関に委託舞鶴港へ帰港…。
電波時計だ!蘭は電波時計をしてる!このイージス艦ならその電波くらい拾えんだろ!光彦!あの時計完全防水だったよな!?はい!電波の受信時間は午前と午後の5時ジャスト!艦長時間がない!早く!ただちに電波探知装置用意!午後5時まで残り1分40秒行けるな?やってみせます!ブリッジと甲板に警報急げ!電波探知装置緊急始動!
(スピーカー:佐久間)これは演習ではない!繰り返すこれは演習ではない!
(スピーカー:丸山)甲板の乗務員は至急避難!繰り返す甲板の乗務員は至急避難!退避〜!《頼む間に合ってくれ!》
(丸山)避難完了!
(佐久間)電波探知装置用意よし!ES捜索始め!
(野津原)捜索始め!現在1659午後5時まで残り10秒9・8・7・6・54・3・2・1ジャスト!反応は?捜索範囲内に反応ありません。
そんな…どうして…。
もしかしたら電波を受信する腕時計がすでに海の中に沈んでいるのかもしれません。
《蘭…》
(子供達の泣き声)《ウソだ…そんなことありえねえ…》見つけてくれるんでしょ?
(新一)だから一緒に行くって言ったのによだって…もう1人でうろちょろしないようにな今度は帰れなくなっちまうぜ大丈夫よえ?どんなに迷ったって見つけてくれるんでしょ?あ?だって新一は名探偵なんだからあっ…ウフフ…《クッ…蘭一人見つけられないで何が名探偵だ…》《蘭…蘭…蘭…》《蘭…蘭…》ラ〜〜〜〜〜ン!!《今…コナンくんの声が…》《あっ…》
(新一)言ったろ?必ず俺が見つけ出してやるってよ《遅いよもう…》《新一…》まさか…!微弱ですが電波を探知!どんどん強くなってます!蘭だ!蘭はそこにいる!ヘリを向かわせて!ただちに哨戒ヘリを急行させ〜!了解!目標座標本艦より北西4km北緯36度4分東経135度『SH』はただちに捜索ポイントに向かわれたし!
(パイロット)了解!ただちにポイントに向かいます!間もなく捜索ポイントに到着します。
(パイロット)捜索ポイント直上ですが視界不良です。
その上西日による波の反射がひどく日没までに発見するのは困難かと。
《反射?》ねぇその反射1か所だけすごくキラキラしてる場所があるんじゃない?えっ?えっと…。
(七海)どうなの?答えなさい!あっはい海面の一部が妙にキラキラとヘリの照明を反射して…。
それだ!その光を追って!蘭はその先にいるはずだ!!
(七海)坊やの言う通りヘリを向かわせてください!お願いします艦長!光る浮遊物をたどれ!
(立石)密集ポイントに遭難者がいると思われる。
了解!
(パイロット)浮遊物が密集しているポイントに到着!これより降下します!直下に何かあります!明らかに浮遊物とは違います!発見!遭難者を発見!生存を確認!これより救助を開始します!
(一同)お〜〜〜!!おねえちゃん!やった〜!やった〜!高木君!佐藤さん…。
フ〜…ご苦労よくやってくれた。
(立石)収容後ただちに病院に向かってくれ。
了解。
遭難者は意識があるようですが念のため病院に直行します。
(パイロット)体温は低下していますが心拍は安定しています。
新一…。
フ〜…。
《おっちゃん…》《ありがとう》『ワンモアタイム』昨日見た夢の中僕たちはまだ幼くて描いてたレボリューション叶わぬ夢はないと思っていた目が覚めて思ったよあの日々が眩しいわけ冬の日も夏の日もいつだってキミと一緒だったからあ〜なんもないなんもないちょっとかすっただけや全然大したことない。
ありがとな服部。
ああ…和葉!大丈夫やこんなもんそんな顔すんなて。
うううう…。
ヤバっ!な…泣くな!
(和葉)うわ〜〜〜ん!!何やってんだあいつ…。
コナンくん…だったわね。
あ…七海さんいろいろありがとうございました。
それはこっちのセリフよ。
フッ…ありがとう。
じゃあ。
(七海)ねぇコナンくん!あなた…本当は何者?江戸川コナンただの小学1年生さ。
こんばんは福士蒼汰です。
パックンです。
いや〜『プライベート・アイ』面白かったですね。
(パックン)面白かったですね。
でもこちらも負けておりませんついに明日から公開です。
(男)ついにこの時が来た。
連続する狙撃事件。
もうラストまでハラハラしっぱなし!見なきゃ損!すごい映画です。
(蘭)新一…。
(コナン)逃げろ!
(新一)蘭!明日から公開!映画館で待ってるよ!
(サッシャ)
来週は地上波初登場!『アメイジング・スパイダーマン』
(朴)
全く新しいスパイダーマンってこと?
そうです!これまで語られなかったスパイダーマン誕生の秘密が明らかになります
「アメイジング・スパイダーマン祭り」もやってるのよね
「スパイダーマン祭り日テレ」で検索してください
(サッシャ:朴)
チュース!
2014/04/18(金) 21:00〜22:54
読売テレビ1
金曜ロードSHOW! 「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」[解][字][デ]
コナンシリーズNO.1の大ヒット作が早くもテレビ初登場!自衛隊全面協力の謎解きミステリー!最新鋭のイージス艦を舞台にした巨大な陰謀がコナンに迫る!
詳細情報
おしらせ
公式ホームページ→http://www.ntv.co.jp/kinro/
公式Facebook→https://www.facebook.com/kinro.ntv
公式Twitter→https://twitter.com/kinro_ntv
番組内容
最新作「名探偵コナン 異次元の狙撃手」の公開に合わせ、コナン映画の史上NO.1ヒットを記録した最新作が早くもテレビ初登場!最新鋭のイージス艦を舞台に、某国のスパイとコナンが国家機密をめぐり大激突!狙われた日本!かつてない陰謀に巻き込まれ絶体絶命のコナン。放送中、番組と連動した特別なぞ解き企画「スタンリーからの挑戦状」も開催!企画に参加してコナングッズをゲット!詳しくは番組ホームページまで!
出演者
【声の出演】
<江戸川コナン>高山みなみ
<毛利小五郎>小山力也
<毛利蘭>山崎和佳奈
<藤井七海>柴咲コウ
<工藤新一>山口勝平
<吉田歩美>岩居由希子
<小嶋元太>高木渉
<円谷光彦>大谷育江
<灰原哀>林原めぐみ
<阿笠博士>緒方賢一
原作・脚本
【原作】
青山剛昌(小学館「週刊少年サンデー」連載中 読売テレビ・日本テレビ系放送中)
【脚本】
櫻井武晴
監督・演出
【監督】
静野孔文
音楽
大野克夫
【主題歌】
「ワンモアタイム」斉藤和義(SPEEDSTAR RECORDS)
【・金曜ロードSHOW!オープニングテーマ曲】
「TGIF」(Thank God It’s Friday)
【作曲】
SALAD
制作
2013年 日本
ジャンル :
映画 – アニメ
映画 – 邦画
映画 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
主音声ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
副音声ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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