貴闘力プロレスデビュー

16日、東京・代々木競技場第二体育館で行われたリアルジャパンプロレス「元大相撲関脇・貴闘力プロレスデビュー戦」を取材してきました。大相撲担当時代、貴闘力の幕内優勝の原稿を書いた番記者として、力関（ﾘｷｾﾞｷ）の再出発を見届けるのは当然でしょう。プレスルームは元相撲担当の同窓会のようで、普段はプロレスの現場には来ない記者（番記者からすれば私もその一人ですが）とも再会できました。
貴闘力は大仁田厚と何でもありのタッグデスマッチで激突。いきなり大仁田から赤い毒霧の洗礼を浴び、顔面は真っ赤に染められました。有刺鉄線ボードやイス攻撃で顔面はリアル流血で、さらに赤く染まりました。相撲時代に培ったぶちかましや張り手は迫力十分。技には期待していませんが、気迫と根性は大仁田にも負けていませんでした。プロレスは「好きこそものの上手なれ」です。大相撲時代から長州力のイメージでしたが、やはりプロレスに向いてるんじゃないでしょうか。