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米で価格操作 埼玉のメーカーが罰金20億円4月24日 7時34分
アメリカ司法省は23日、自動車のパワーステアリングの部品などを製造する埼玉県のメーカー「ショーワ」が、アメリカの独占禁止法に違反する価格操作に関わっていたことを認め、日本円でおよそ20億円の罰金を支払うことで合意したと発表しました。
アメリカ司法省によりますと、埼玉県行田市に本社がある「ショーワ」は、自動車のパワーステアリングの部品の販売で、少なくとも2007年からおととし9月にかけて、ほかのメーカーと共に価格を操作するカルテルに関わっていたということです。
会社側もアメリカの独占禁止法に違反する価格操作への関与を認め、罰金として1990万ドル(日本円でおよそ20億円)を支払うことで合意したということです。
アメリカ司法省は、日本の自動車部品メーカーを中心にした価格操作の捜査を続けており、これまでに部品メーカーなど27社が関与を認め、罰金の総額はおよそ23億ドル(日本円でおよそ2350億円)に達しています。
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