レッドソックス戦の2回、ヤンキースのピネダ(中央)の首の右側に付着した茶色い物質を確認する球審=ボストン(共同)【拡大】
米大リーグ、ヤンキースのマイケル・ピネダ投手(25)が23日、ボストンでのレッドソックス戦で違反物質を使った不正投球により退場処分を受けた。
二回2死走者なしで迎えたサイズモアの打席中にレッドソックスのファレル監督が球審に抗議。球審がピネダの首の右側を触ったところ、茶色い物質が確認された。ピネダは10日のレッドソックス戦でも右手に同様の物質が付着しているとテレビ中継局が伝え、試合後に松やにの使用を本人が否定していた。
黒田博樹、田中将大両投手らと先発ローテーションを支えるドミニカ共和国出身のピネダはこの試合を2勝1敗、防御率1・00の好成績で迎えていた。(共同)