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<韓国旅客船沈没>華人学者が「沈没は日本製の致命的欠陥」、中国ネットは意外な反応

XINHUA.JP 4月24日(木)2時20分配信

韓国の旅客船セウォル号が16日朝、南西部の珍島付近で沈没した事故で、中国メディア・BWCHINESEは23日、「韓国の海難事故に見る“日本製”の致命的欠陥」と題した文章を配信した。

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文章は、シンガポール国立大学の華人准教授がインターネット上で22日夜に発表したもので以下のような内容だ。

「日本製品は良く言えば精巧で使いやすく、軽量で、人気がある。だが、日本製品の特徴は材質が軽薄で、造りが華奢なことだ。事故に遭うと、日本製の乗り物は致命的な傷害をもたらす」

「沈没したセウォル号は日本が製造した。報道から見て、この船の設計には欠陥がある。重心が高く、安定性を欠き、沈みやすい。船は外からの衝撃ではなく、急に針路を変えたことによって転覆したと言われている。したがって今回の事故は船の設計と密接に関係している」

「数年前、米国女性が高速道路で日本車を運転中、急ハンドルを切ったところ車が横転し、後遺症が残った。この女性は『車の設計に問題があった』としてメーカーを訴えている。去年、私の家の近くで起きた事故では、日本車とドイツ車が交差点で衝突したが、日本車がひどく変形して運転手が重傷を負ったのに対し、ドイツ車はぶつかった場所で何回か回転しただけで運転手もなんともなかった」

「科学技術の発展と文明の進歩によって、生命を守ることを優先した設計に人気が集まってきている。利潤のために材料を節約する“日本製”の理念はしだいに市場を失ってゆくだろう」

文章は、韓国がセウォル号を購入後に改造したことや、貨物の過積載の疑いがあることなどには一切触れていない。

これに対して、中国版ツイッターには以下のようなコメントが寄せられている。多くは“日本製”の品質を擁護する反論だ。

「個別案件で日本製品の品質を証明できる?日本製品は世界で最も売れているものの一つ。売れ行きが品質を証明している」

「デジタル製品はいい」

「日本車は軽すぎる」

「第二次大戦中の日本のゼロ戦も同じだよね。運動性は欧米機に勝っていて、一時は優勢だったけど、生存能力が低すぎてダメになった」

「日本製品の材質が軽くて薄いのは資源がないから。安全は全く考えてないか、二の次」

「コストパフォーマンスをみなきゃ!沈没事故の救援の撮影にも“日本製”カメラが使われているよ」

「世界的に省エネ・省資源が提唱されている。重厚なドイツ製品は流れに反してないの?」

「セウォル号はもともと内海の観光船だよ」

「日本車の品質は悪くないよ。中国で売ってるのは例外だけど。それに世界中でドイツ文化は特別。ドイツを除けば日本よりも工業製品の質がいい国は見当たらない」

「デタラメ言って何が楽しいの?船は日本製だけど韓国が改造して重心が高くなってた。それに、貨物も規定重量を超えていた。転覆しても不思議じゃない。これ以上デタラメを言わないように望む」

「貨物が過剰だったうえに固定してなかった。だから進路変更で傾いた時に偏って船体がバランスを回復できなかったの。わかる?」

(編集 都築)

最終更新:4月24日(木)2時20分

XINHUA.JP

 

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