アレ待チろまねすく

アレ待ちろまん(http://fm7hatenablog.com)のサブブログです。twitter以上メインブログ未満のアウトプットを。バナー絵募集中。

いつからブログって稼ぐもんになったの?

ブログやってると月に一回は必ずプロブロガーだのマネタイズだのSEOだのの話が出て来る。人それぞれやりたいようにブログをやれば良い、そんなことは分かっているんだけど、何処を見ても「お金がーSEOがー」って言っていると疲れてしまう。僕と同じようなことを考えていた人の記事があった。

ブログだけで食っていこうという態度が真面目じゃありません - ロックンロールと野球とラーメン

音楽で食いたいなあ、という人は金よりも音楽をやり続けることとか良い音楽を作り出すことに重点を置いている人の方が多いと思うんすよ。少なくとも俺の周辺は。当然、金儲けのために音楽を利用する、という人もいなくはないと思うんですけれど。

けどね、プロブロガーやらブログ飯やらを叫んでいる人たちにはブログを書くこと、いかに良いコンテンツを書くことよりもまず、いかにPVかき集めるか、いかに収入を得るか、いかにSEO対策を打つか、そういうことばかり叫んでいるイメージなんですよねぇ。まあ、あくまで俺が持っているイメージでしかないわけですけれど、現実の状況とはそれほど乖離していないと思う。


僕はブログやtwitterってすごくその人の背景が出るものだと思うんです。例えば僕は研究して生活してるけど、毎日もう科学だらけ。休む間もなく新しく発表された論文を読み、実験し、考え、時々息抜きにアウトプットをする生活。みなさんもそうでしょ?僕にとっての研究の部分がが仕事になったり子育てになったりするだけで、一日の長さは同じ。だから僕のアウトプットは科学のネタが多い。テレビ見たりゲームしたり出来なくなってしまったので、その辺の話題を僕が取り扱うことは出来ない。


自分のコアだから、少なくともその仕事をしていない人よりかは知っているから書ける。そんなことは誰にできっとある。もちろん専門家の方が自分より遥かにものを知っている。専門家の話を聞けば、専門的な雑誌を読めば、ブログよりもはるかに質の高い有益な情報を山ほど得ることが出来る。そんなことはみんな分かっている。

例え話をしよう。普段たまごクラブを読まない僕にとって、妊婦さんの経験を記したブログ記事を見るのは新鮮なんです。「こんなことを感じている人がいるんだ、こんな体験をした人がいたんだ。」それは自分の人生で決して味わうことがない経験であり、だから読むのが面白い。自分からわざわざ雑誌を買って読もうとは思わないよ、たまごクラブに書いてあることは僕の役には立たない。ちなみに僕は妊婦フェチじゃない。


ブログのために、稼ぐためにやるブログって、自分のコアがブログになっちゃうってことでしょ?僕は皆さんの生活のコアとなる事を記したブログが読みたい。

そんな希望でした。

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