4月の中国製造業購買担当者指数は市場予想にほぼ一致する48.3でした。

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購買担当者指数が50を超えていれば景気は拡大、下回っていれば景気は悪化していると解釈します。

従って中国の場合、四か月連続して景気が悪化していることになるわけです。

今回の48.3という数字は3月の48.0より改善したことになりますが、肝心の新規輸出受注はせっかく先月上向いたのに、また今月は暗転しています。

雇用の減少も一段とペースが速まっています。

これらの事から今回のデータは決して楽観できる内容ではなかったと思います。