ヒトラーの誕生日、日本の右翼がナチスの旗を高らかに掲げてデモ行進―韓国メディア
XINHUA.JP 4月22日(火)22時21分配信
香港メディア・大公網は21日、「ヒトラーの誕生日、日本の右翼がナチスの旗を高らかに掲げてデモ行進」と題した韓国紙・朝鮮日報の情報を掲載した。
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ナチス・ドイツを率いたヒトラーの誕生日にあたる20日、ナチスの旗「ハーケンクロイツ」や旭日旗を掲げた約50人の右翼が東京・池袋の中央公園で集会を行った。同公園は東條英機ら7人の戦犯の死刑が執行された巣鴨拘置所があった場所。集まった右翼の中にはジーパン姿の20代の若者や登山帽を被った70代の年配者の姿もみられた。参加者たちは記念碑に向かって黙とうした後、「大東亜共栄圏を実現する国民大行進」と銘打って池袋の街を練り歩いた。
「大東亜共栄圏」とは第2次大戦時に日本がアジア各国を侵略、略奪する際に叫ばれたスローガン。日本は当時、「アジアは日本を中心とする共同体を構築して西側勢力に対抗すべき」として戦争や侵略行為を美化し、自らが発動した太平洋戦争を「大東亜戦争」と名付けた。集会に参加した右翼たちは「昔の大東亜共栄圏を記念し、これに感謝をしない韓国と中国を懲らしめるため、改めて大東亜共栄圏を構築するべきだ」と主張した。
集会の主催者は「大東亜共栄圏を構築するため、かつて日本と軍事同盟を結んでいたナチス・ドイツを記念するのは当然のこと」と話した。右翼たちは40分ほど行進しながら、「ヒトラーの生誕125周年を記念する」「河野談話を再検証し、ナチス・ドイツを再評価しろ」などと叫んだ。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
最終更新:4月22日(火)22時21分
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