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2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)
はじめに書いておきますが、私は『釣り』が嫌いです。事実は事実として、創作は創作として書かれるべき、読まれるべき、と考えています。ただ、そうはいっても「虚実入り混じる話」を好む人が世の中に少なからずいる事をわかってはいますし(怪談話等が昔から行われてきた事を考えれば、今に限った話でもないのでしょう)、そんな中ネットでいろいろなテキストを読むにあたっては『釣り』に付き合っていくよりありません。そんなわけで、一部で話題(?)のこの本を買ってみる事としました。他に2つほど理由がありますが、それについては後ほど。
『ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』という書名ですが、内容としては『どのようにしてネットのテキストが釣りかどうかを見破るか』が主体です。『ここまでしなければ、釣りかどうか見破るのは難しい』という意味では、『手口はこんなに凄い』という事なんでしょうね。見破る方法別に
と章立てされています。それぞれ、判別に際しては「はっきり白黒付くもの」「可能性が高い、低いを読み取るもの」や、「かなり手間がかかるもの」「読み慣れていれば簡単なもの」があり、適切なものを適切に用いて見破るのが良い、という事ですね。はっきりしたセオリーがないので難しい話ではありますが、それだけ趣味としては面白い、という事なのでしょう。
第6章では、釣りとネットデマの類似性から、ネットデマの見破り方について解説されています。「『釣り』ってかなり悪趣味に見えるかもしれませんが、こんな実益もあるんですよ!」みたいなアピールにも見えますが、確かに役には立ちますね。
全体としての感想ですが、
場合、かなり有用な本かと思います。また、この判別するテクニックを逆用すればより有効な『釣り』ができる、という意味では、釣りの嫌いな私にとってはあまり望ましくないのですが、まあこれはしょうがない事でしょうか……
駄コラですいません……ただ、本のタイトルに「2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ」と書いてあるくらいだから、2、3ページくらいはてなの異常さ特性について熱く論じてるんじゃないか、と期待してたんですよー、ホント。
私はこの本をkoboで購入したのですが、
もう一度koboにチャンスをください【90%OFFクーポン付】
というメールをもらい(半年くらい何も買わないと届くらしい)、このキャンペーンを使用しました。ずいぶん安く済んで私としては助かったのですが、こういうクーポンを使った場合、著者に入る印税ってどうなるんでしょう? googleで『kobo 割引 印税』等で検索してみても、それらしい説明は(今のとこ)出てきません……
どれなんでしょうね。知っている方がいたら、教えてもらえると嬉しいです。