残業時間が多いというのは大変なことですか?
残業時間が多いというのは大変なことですか?
日本では、残業のまったくない仕事の方が少ないかもしれません。しかし残業がない会社があれば、そんな職場に勤めてみたい…と願う人もたくさんいるのではないでしょうか。教えて!gooには、こんな質問が届いています。

正社員での残業時間について

「正社員においての残業時間が多いというのは想像以上に大変なことでしょうか?」と相談者は尋ねています。

■残業は義務じゃない

「残業するかしないかは自由ですよ。やりたくなければ帰っても大丈夫です。仕事が遅れていると罪悪感から残業しようとしてしまうかもしれませんが、それでも帰っても大丈夫なのです。ただ周りからいろいろ言われてつらい思いをするかもしれません。それが嫌であれば残業すればいいのです」(jA6uDWNLさん)

残業なんて断って帰ってしまえばいい、という考え方もありますね。しかし、残業を断ることはできなかった、という声もあります。

「自分のペースで残業するかしないか、決める自由がある仕事と、そうではない仕事の差もあると思います。私の仕事は後者で、介護している親がいるとか、事情があれば別ですが、何もない場合で残業を断るということは、会社を辞めると受け取られても文句は言えない状態でした」(petit_maisさん)

基本的に個人で動く仕事の場合と、集団で一つの作業をするような仕事の場合では、残業に対する考え方も大きく違うようです。自分の作業が終わらなかったから残ってやる、というのと、定時を過ぎても拘束されるというのでは、残業の感覚も違ってくるでしょうね。

■場合によっては残業していた方が楽

また、こんなコメントもあります。

「月に120時間程度の残業を10年間しましたが、それ程大変とは思いませんでした。最近は残業規制で残業が0時間になりましたが、楽になったとは思いません。短時間で同じだけの仕事をこなすので仕事中の集中度はかなり強まり残業をしていた頃の方が楽だったと思います」(l4330さん)

仕事の内容によっては、残業をしていた頃の方が楽ということもありえるのですね。
確かにノー残業デーを作ったり、会社に残らないように働きかけたりしながら、作業量は減らさないという会社も多いそうです。残業がないから良いとは、一概にいえないのかもしれません。

■残業時間がなぜ発生するのか?

「残業には悪いイメージを持っていますし、基本的にはない方が良いものだと私は思います。ですが、自分の中で『この仕事は今日中に終わらせたい』と思ったら、明日に仕事を残すよりもストレスは少なく済むと思います。悪質な企業を除いて、仕事上における残業に注目した時、残業時間が多い。というのは自分の要領が悪かったり、仕事量が多すぎることを意味します。
仕事量が多い場合は、人員を増やすか、就業時間を変更する必要があり自分の要領が悪い場合は、ムダな作業がないかチェックするか、仕事を覚えて効率良く動くことが求められます」(tonimiiさん)

残業時間についての考え方は人それぞれのようですが、残業時間が多いと感じている人はtonimiiさんのようになぜ残業が発生するかを一度見直すのも良いかもしれません。

1000本 ノッカーズ(1000 knockers)