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汚染水処理施設でトラブル 作業ミス原因か
4月24日 4時06分

汚染水処理施設でトラブル 作業ミス原因か
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東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の処理設備=ALPSで、処理に必要な薬剤を注入する配管の弁が閉まっていたために処理を停止するトラブルがあり、東京電力は、弁を開け忘れた作業ミスの可能性もあるとみて調べています。

福島第一原発の汚染水の処理設備=ALPSで22日、3つある処理系統のうちの1つで途中で取り除く必要があるカルシウムの濃度が下がらなくなり、東京電力は、この系統の処理を停止しました。
カルシウムは汚染水を処理する際の障害となるため、炭酸ソーダという薬剤を使って取り除きますが、東京電力が調べたところ、炭酸ソーダを注入する配管の弁が閉まっていたことが原因と分かりました。
東京電力はこの弁を開き、23日夜、この系統での処理を再開しました。
この系統は先月下旬、汚染水が異常に白く濁る別のトラブルがあり、22日に処理を再開したばかりで、東京電力は、再開の際に弁を開け忘れた作業ミスの可能性もあるとみて調べています。
ALPSは、ほとんどの放射性物質を取り除くことができる汚染水処理の要の設備として、今月からの本格運転を目指し去年から試験運転を始めましたが、トラブルやミスによる停止が相次いでいて、安定した運転が課題になっています。

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