ライフ深海魚9匹がニヤリ 高知沖の定置網2014.4.21 18:26

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深海魚9匹がニヤリ 高知沖の定置網

2014.4.21 18:26 生物
高知県・室戸岬沖の定置網に入り込んでいた深海魚「ホテイエソ」(NPO法人「日本ウミガメ協議会」室戸基地提供)

高知県・室戸岬沖の定置網に入り込んでいた深海魚「ホテイエソ」(NPO法人「日本ウミガメ協議会」室戸基地提供)

 高知県・室戸岬沖の定置網に、大きな口を開けてニヤリと笑ったような顔が特徴的な、深海魚「ホテイエソ」が9匹入り込んでいるのが21日、見つかった。

 付近の海洋生物の生態を調べているNPO法人「日本ウミガメ協議会」(大阪)によると、一度にこれだけ見つかるのは珍しい。ホテイエソは黒い体に鋭い歯を持ち、下顎のひげの先には深海魚特有の発光器が付いている。9匹は長さ10~15センチ、重さ6~20グラム。

 定置網は室戸市の漁師が深さ70メートル付近に仕掛けた。協議会が標本にして調べる。研究員の渡辺紗綾さん(30)は「珍しい生き物にびっくり。生態が分かっていないので、生物研究者として興味深いです」と話した。

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