韓国旅客船沈没事故、日本閣僚が哀悼示さず靖国参拝・・・韓国メディア「無恥の極みだ」=中国報道


 中国メディア・環球時報は23日、韓国の珍島(チンド)沖で旅客船「セウォル号」沈没事故が発生し、多くの犠牲者が出ているなか、日本の閣僚らが哀悼の意すら示さず靖国神社を参拝したことについて、韓国メディアが「無恥の極み」と批判したことを報じた。  記事は、韓国の超党派議員からなる「正しい歴史教育のための議員会」が22日に安倍晋三首相をはじめとする日本政府を批判したことを紹介。同会は声明のなかで「韓国政府の要請があれば自衛隊を派遣すると宣言する裏で、靖国神社に供え物をした」と安倍首相を批判した。  さらに、国会議員146人が靖国神社を集団参拝したことにも触れ「安倍首相を含む日本の指導者層が、終始セウォル号の沈没事故に関心と哀悼を示さないことの表れ」とし、「隣国に対して最低限の常識や礼儀もないこのような行為は、無恥の極みだ」と糾弾。安倍首相に対して韓国国民への誠意ある謝罪を要求した。  記事はまた、この時期の靖国参拝や供え物の奉納について、日本共産党のほかに自民党内からも疑問の声が挙がったと報じた。(編集担当:今関忠馬)