学校長　篠澤　文雄

　私の信条は、「成せば成る。夢は実現する。」です。どんなことでも最後まで諦めずに粘り強く続ければ、必ず物事は成し遂げられ、夢は実現するということです。
　生徒の皆さんの教育活動の支援に全力で取り組み、地域の方々の記憶に残る高等学校となるように教職員が一丸となって、最後まで「元気で明るい学校づくり」に取り組んで参ります。生徒の皆さんも、何事も最後まで諦めることなく、「成せば成る」の精神で全力で取り組んでください。
　また、社会における人の価値は、「何ができるのか」で決まる部分が多くあります。「自分には何ができるのか」、「自分は何をしなければならないのか」を考え、一日一日を大切にして、全力で取り組むことが、人の価値を高めます。本校はあと２年間しかありませんが、限られている時間ほど有効に使うことが大切です。
　生徒の皆さんには、「時を守り、場を清め、礼を正す」ということを意識して欲しいと思います。
　「時を守る」とは、時間を守るということです。約束した時間を守ることで、自分の信用を高めることができます。「場を清める」とは、掃除をすることです。清掃をすることで心が磨かれ、謙虚さや感動や感謝の心が育まれ、またそれに気付く人になれます。「礼を正す」とは、挨拶をすることです。言葉を交わすことで、相手の人も気持ちよく、よい人間関係を築くことができます。
　言われてみれば当たり前のことなのですが、この当たり前のことを当たり前のように行う「凡事徹底」ができることで、その人の価値が高まります。社会で大切にされるのはそういう人です。

　本庄北高校を日本一気持ちよい挨拶ができる学校にしましょう。