Googleアドワーズ大型(?)補強の新機能10個発表。“Step Inside AdWords”

GW-01287

随分前から、「Googleアドワーズに大きな追加がなされる」という発表が出ていました。
昨年2月のエンハンストキャンペーンのような、かなりややこしい「変更」「追加」「消失」などがあるのかな、と思われましたが、実際に本日発表があった内容は、至極普通(?)のアップグレードで、しいていえば「中型補強」でした。

サーチエンジンランドに発表後1時間で記事がアップされていました。
参考:Google’s “Step Inside AdWords” News: Features For App Ads, More UI Tools, No Wild Surprises

表題に「No Wild Surprises」とあるとおり、期待された大胆な変革やサプライズはありませんでしたね。
もちろん、アドテクノロジーとしては群を抜いて素晴らしいものであることは間違いありません。
こういった超最新のテクノロジーを、わずか数千円や数万円の広告予算であっても、誰もが差別なく触れることができるGoogleアドワーズという世界は、やはり中小企業のマーケティングにとって大きな魅力なのです。

心許ない私の英語力ではイマイチ詳細がわからないところも多かったのですが、ライブのプレゼン内容をざっくり概要をまとめてみましょう。


●概要
今回の大型補強(群)ですが、正式な名称はないようです。
SEOの世界における、検索エンジンアルゴリズムのアップデート、「ペンギン」「パンダ」なんかのわかりやすい名前つけてくれればいいのに、と思わずにはいられませんが、広告側の人たちは真面目な方が多いんでしょうね。あまり遊び感覚がございません(笑。

ざっくり私の印象を言うと、昨年発表されたエンハンストキャンペーンのアップグレード、という感じです。
スマホが増えたのでアプリ関連の広告機能を強化、クロスデバイスコンバージョンの補強、そのほかレポートなどのツール関連の新機能、といったラインナップ。

アプリ広告は、日本でもアメリカでもアプリ開発や販売に関わっている人以外は関係のなさそうな話ではありますが、世の中の大きな流れのひとつではありますので、しっかりおさえておきましょう(スマホのコンバージョンポイントとしては、フォームや電話などよりアプリダウンロードにした方が、スムーズという考え方もあります)。

その他のアップデートも地味といえば地味ですが、レポート機能の簡易化とビジュアライズ化なんかは広告運用オペレーションをする人にはすごい変化ではあります。



●補強された追加機能10個

追加された機能は以下の10個です。ざっくり、アプリ関連、推定総コンバージョン、ツール関連、の3つ分かれます。

アプリ
1, App keyword suggestions
2, In-app install ads
3, trueview companion for apps
4, App deep linking
5, Measurement(app)

推定総コンバージョン
6, Estimated total conversions

ツール
7, Bulk actions
8, Automated bidding
9, Enhanced reporting
10, Drafts and experiments


●1, App keyword suggestions
GW-01311

アプリを販売する広告主が、適切な検索キーワードを選択しやすくする機能らしいです。
上記の例では、ホテル探しアプリに向いた検索キーワードの例をあげています。
詳細画面などの説明なしでした。




●2, In-app install ads
GW-01297

ディスプレイ広告の一種のようです。
アプリダウンロード(Google play)を直接させるような仕様が上記図では説明されていました。




●3, trueview companion for apps
スマホにおける動画広告を、アプリ向けに出せるものらしいです。
詳細スライドもなく、いまいちよくわかんないものでした。




●4, App deep linking
GW-01313

アプリのダウンロードを広告の飛び先にするのではなく、アプリの個別ページを「開く」というアクションを促す広告のようです。
上記画面の、広告のボタンが「Open」となっているところに注目。
いまいち詳細はよくわからず。




●5, Measurement(app)
GW-01303

アプリをダウンロードさせた後の成果も可視化するような機能らしいです。
副題は、「Mesure across the entire lifecycle of app」です。「アプリのライフサイクルをずっと計測する」みたいな感じでしょうか。
概念図だけだったので詳細はよくわからず。




●6, Estimated total conversions
現在、クロスデバイスコンバージョンとか、電話コンバージョン、なんかを全部まとめた概念を、Estimated total conversions(推定総コンバージョン)と定義して、実装されていますが、再度これの必要性を解説していました。
現在のものからどのようにアップデートされるかはよくわからず。




以下はツール系、管理画面上の便利機能のアップグレードです。


●7, Bulk actions
GW-01272

キャンペーンレベルでの一括操作がいろいろ便利になるみたいです。
地域設定系、とかですかね。




●8, Automated bidding
GW-01317

自動入札系のアップグレード。
「MAX VALUE」というものが追加されるそうです。
イマイチ現在のものからどう変わるのかはよくわからず。




●9, Enhanced reporting
ある意味で一番視覚的、操作的にインパクトがありそうなのが、新しいレポート機能。
CSVでダウンロードして、エクセルでいろいろいじくる必要性が、今後はなくなりますよ、という説明がありました。

解説者「エクセルいじくるの面倒ですよね~」↓
GW-01278


「ドラッグ&ドロップでこんなに簡単に。。。」↓
GW-01282


「こんなグラフも簡単に出てきまっせ」↓
GW-01283


いろいろ遊び心で楽しんで効率化できそうです。




●10, Drafts and experiments
GW-01318


ドラフト、いわゆる「下書き」機能ですね。いままでも似たようなメニューが出ては消えていましたが、使いやすくなって再登場、となったようです。
現在のものを、新しくすると、どんなインパクトがありそうなのか、予測できるんでしょうね。

以上、10個でした。
ドラスティックなものは少なかったですが、Googleとしてもアドワーズの革新は毎日のようにいろんなプロジェクトが走っているんでしょうね。
今回の仕様追加は主にスマホやアプリの対応、という側面が強いわけですが、今後はGoogleグラスのようなウェラブルデバイスや、車のアンドロイド搭載デバイスへの広告配信なども追加されていくのではないでしょうか。

英語ができる方、ぜひ補足お待ちしております。

参考:ライブの模様↓
Step Inside AdWords Livestream – April 22, 2014


このエントリーをはてなブックマークに追加


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>