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[外部アプリ連携].NET FrameworkでExcelアドインを開発

2014/04/23
山田 祥寛=WINGSプロジェクト (筆者執筆記事一覧
出典:日経ソフトウェア 2014年1月号特集1 Part3  pp.51-52
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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 VBAは手軽さが特長の言語です。しかし、Visual BasicやC#など本格的なプログラミング言語に慣れた開発者にとっては、決して使い勝手が良いとはいえません。

 そのような人には、Excel-DNAというライブラリを利用する方法もお勧めです。Excel-DNAとは、ひと言でいえば、.NET Frameworkでアドインを開発するためのライブラリです。.NET Frameworkを利用できるということは、Visual BasicやC#などの言語を利用できるだけでなく、.NET Frameworkが提供する豊富なクラスライブラリを活用できる、開発環境としてVisual Studioも利用できる、というメリットがあります。

Excel-DNAの基本

 Excel-DNAは、本家サイトから入手できます(図1)。ダウンロードした「ExcelDna-0.30.zip」(0.30はバージョン番号)を解凍(展開)し、「Distribution」フォルダー配下の「ExcelDna.xll」(64ビット環境ではExcelDna64.xll)を「C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥AddIns」フォルダーにコピーしてください。Excel-DNAライブラリの本体で、Visual Basic/C#で書かれたユーザー定義関数をExcelで動作するための橋渡し役を担います。

図1●Excel-DNAのダウンロードページ
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