豚流行性下痢2か所で感染04月22日 10時49分
宮城県は21日、PED=豚流行性下痢に感染した疑いがある豚が出た3か所の養豚場のうち、2か所で感染が確定したと発表しました。
宮城県内では県北部の養豚場3か所で下痢やおう吐の症状が出た豚が相次いだことから、県の家畜保健衛生所で検査したところ、いずれの豚からもPEDのウイルスが検出されました。
このため、確定的な診断をくだすための検査を家畜保健衛生所で行ったところ、このうち2か所の養豚場の豚について感染が確定しました。県ではPEDの疑いがあるもう1か所の養豚場の豚についても詳細な検査を続けています。
県は、引き続き、こうした養豚場に、豚の移動を自粛するように要請するとともに、養豚農家に消毒の徹底などを呼びかけています。
村井知事は記者会見で、「人への感染はなく、万が一感染した豚を食べても人体に影響はないので安心して欲しい。病気が広がらないよう、感染経路の調査を進めている」と話していました。