バレンティン 一時帰国はなし

4月22日 21時38分

プロ野球、ヤクルトのバレンティン選手は妻との離婚協議のために来月６日からアメリカに帰国する予定でしたが、裁判所への出廷が延期となり、シーズン中に帰国する必要がなくなりました。

ヤクルトのバレンティン選手はアメリカの裁判所で進められている妻との離婚協議に出廷するため、来月６日から１１日まで一時帰国することになっていました。
しかし、ヤクルトがバレンティン選手の代理人に確認したところ、出廷期日が延期されたためシーズン中に帰国する必要がなくなったことが２２日、分かったということです。
バレンティン選手はことし１月、アメリカで別居中の妻の家に不法侵入したなどとして逮捕・起訴されたのに対して無実を訴えていますが、ヤクルトによりますと、こちらの審理でもシーズン中に帰国する必要はなく、今シーズンの試合の出場に支障はなくなりました。バレンティン選手は今シーズン、開幕から２１日まで１９試合すべてに出場して両リーグを通じてトップの１１本のホームランを打ち、不振のチームの中で打線の中心として活躍しています。
バレンティン選手は球団を通じて「私的なことでシーズン中にチームを離れたくないという気持ちが強かった。これまで以上に野球に集中してチームのために全力でプレーしていきたい」とコメントしました。