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米元国務副長官 集団的自衛権 「丁寧に議論を」4月22日 15時51分
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自民党の石破幹事長とアメリカのアーミテージ元国務副長官が会談し、アーミテージ氏は、集団的自衛権の行使容認を支持したうえで、日本国内の世論にも配慮しながら丁寧に議論を進めるべきだという考えを示しました。
自民党の石破幹事長は、日本を訪れているアメリカのアーミテージ元国務副長官と東京都内で会談し、集団的自衛権の行使容認などを巡って意見を交わしました。
この中で、石破氏は「安倍政権として集団的自衛権の行使容認を目指して、政府の有識者懇談会で検討しているほか、自民党内でも具体的な議論を進めている」と、政府・自民党の議論の状況を説明しました。
これに対し、アーミテージ氏は「日米同盟の強化のために集団的自衛権の行使容認は必要だ」と述べ、支持する考えを伝えました。
そのうえで、アーミテージ氏は「安倍政権は、いわゆるアベノミクスなど経済政策の成功による高い支持率に支えられている。強い政権基盤を維持するためにも、まずは経済政策に力を入れ、着実に安全保障の強化を進めてほしい」と述べ、日本国内の世論にも配慮しながら丁寧に議論を進めるべきだという考えを示しました。
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