女流書家 三玉香玲の公式ブログ『書道の美』

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書道教室のご案内


【三玉香玲書道教室】

「実技(基礎から臨書)」+「講義及びお茶会」

月2回 土曜日 【隔週】

13:30~15:00/15:30~17:00 フリータイム制
場所:京王線 上北沢駅 徒歩1分


お問い合わせ


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4月期 開設講座】


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 「実技(基礎から臨書)」+「講義及びお茶会」

 月2回 土曜日 13:30~17:00(フリータイム制)


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   三玉香玲書道教室

   場所:京王線 上北沢駅 徒歩1分

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継続中

 「大人のための書道」

 「書道実技(基礎から臨書)」+「書道講義(月1回)」

   

   ①月2回 火曜日 10:30~12:00 現在、満席
   お問い合わせ:

   よみうりカルチャー 錦糸町 TEL03-5625-2131

   書道教室「大人のための書道」


   ②月4回 水曜日 10:00~11:30 残席わずか!
   お問い合わせ:   

   よみうりカルチャー 町田 TEL042-722-4030

   書道教室「大人のための書道」


   ③月2回 火曜日 18:45~20:30
   お問い合わせ:   

   朝日カルチャーセンター 立川 TEL042-527-6511

   書道教室「大人のための書道」

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3/23 読売新聞 夕刊「講師紹介」に掲載
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先日のことですが、文房古玩 萬羽軒に伺わせて頂きまし
た。
店主の萬羽啓吾さんは、江戸時代の名筆として知られる
禅僧・良寛の書をはじめ、書の目利きとして知られてい
ます。
これまでに萬羽啓吾さんが見出した催馬楽(さいばら:
平安初期ごろに成立した歌謡の一つ)の掛け軸に記され
た文章が証拠となり、源氏物語の解釈が一部変更された
そうです。
昨年11月には、池田和臣先生との編著『あきのの帖―
良寛禅師萬葉摘録』を発売されました。
良寛が好みの万葉歌を仮名で抄出した「あきのゝ」帖は、
従来安田靭彦蔵本が知られていましたが、行方不明だった
竹内俊一旧蔵本が出現しました。竹内本「あきのゝ」
帖の全容を初めて公開しその伝来などを詳述した本です。




青簡舎HP
http://www.seikansha.co.jp/pc/index.html


ちなみに、竹内本の発見は読売新聞で掲載されていまし
たが、安田本の元の本であるのは確実で、良寛が書いた
ものである可能性が高いそうです。


読売新聞より


三寒四温を繰り返しながら季節は移り変わっていきます
が、文字の歴史もまた、幾多の時代を経てきました。
失ってしまったもの、新たに発見されたもの、長い年月
をかけて、繰り返し磨き上げられながら、作られてきた、
その文字の形を大切にしていきたい。そんなことを改め
て思わせてくれた、萬羽啓吾さんの本でした。

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3月に、「1日5分朝の「般若心経」写経手帖」(ナツメ
社)の刊行記念講座が、朝日カルチャーセンター 立川で
開催されます。
刊行記念講座は、書道の初心者や、写経を楽しみたいと
いう方に向けた内容となっています。
ご興味のある方は、事務局までお問い合わせ下さい。


朝日カルチャーセンター立川HP

http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=189839&userflg=0


日時:2013年3月21日(木) 19:00~20:45
会場:朝日カルチャーセンター 立川
お問合せ:042-527-6511


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先日、お仕事でお世話になっている方から、京都のお土
産で、平等院の栞を頂きました。
平等院は、古都京都の文化財として、世界遺産にも登録
されています。

さて、京ことばのひとつに、“はんなり”という言葉があ
りますが、語源は“花なり”の略とされ、上品で、明るく
はなやかなさまを言うのだそうです。

手の中に収まる“はんなり”とした栞から、京都の美意識
を感じさせられました。
普段は慌ただしさから、新幹線に乗って京都の街並みを
見ていますので、桜が見頃を迎える頃には、ゆっくりと
京都を訪ねてみたいと思っています。

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以前、このブログでもお話しさせて頂いた、経典を
書き写す、いわゆる“写経”というものがありますが、
現代の日本で写経と言えば、“般若心経”と言われる
ほど、一般的に知られている経典です。


さて、日本に仏教が伝来し、漢字が普及したという
ことは、意外に知られていないのかもしれません。
日本では、6世紀頃に仏教が伝来して以降、時代や
社会的な地位を問わず、多くの人々によって経典の
書写が行われてきました。
この頃、漢文は、日本の文化の中枢を担う文章と
されていました。
大陸から、漢訳仏典が日本に受容され、官立の写経
所では、写経事業が営まれ、写経生たちによって、
幾多の経典が書写され、多くの寺院に安置されて
いると言われています。
また、飛鳥・奈良時代の写経は、現在でも、何百巻
という単位で残っているということもあり、それだけ
でも、この写経事業の規模の大きさがしのばれます。


ところで、空海は、日本にはじめて真言密教を伝え、
日本の仏教文化に大きな影響を与えた人物として特に
有名で、日本書道史においても、三筆※(さんぴつ)
と呼ばれる能書家の一人として、敬意を持たれて
います。
※三筆(平安時代初期)・・・空海、橘逸勢、嵯峨天皇


そして、空海と言えば、“般若心経”が挙げられますが、
空海といえども、それは、日本人の書です。
日本人は古来、外から取り入れたものを、そのまま
使うことはせず、その時代に応じて、日本人の感性に
合うものを選び、使い分けてきたそうです。
それは、日本の文化の礎だと言えるのではないで
しょうか。

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この新年、私は、昨年に写経指導を手掛けた書籍
『1日5分 朝の「般若心経」写経手帖』(ナツメ社)に
使用した、写経の納経に行って参りました。
ナツメ社HP


『納経』とは、お経を書き写して寺院に納めることで、
私は震災復興を祈念した写経も奉納させて頂きました。


さて、今年は巳年ですが、「巳」と「蛇」の違いにつ
いて、もとより干支というのは、今のように動物を
指しているものではありませんでした。
本来、巳年の「巳」という意味は「已(い)」、「止む」
という意味で、十二支を浸透させる目的で、庶民に
分かりやすいように動物が当てられたようです。
2013年を迎え、皆さんは何を心に描かれましたか。

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2012年も残すところあと僅かとなりました。
「我、事において後悔せず」という言葉がありますが、
しかし、本当に後悔することがなければ、私を含めて多くの人が、
わざわざこの様なことを語る必要が無かったのではないかと、
思わずにはいられないのではないでしょうか。
それだけに、とても深い言葉だと思いました。


そして、そんなことを思っていたら、以前に、
「皆、それぞれに事情を抱え、それぞれに生きている」
という一言を聞いたことを思い出しました。
逆に言えば、その大小を比べたところに意味があるのではないとも言えます。


苟日新、日日新、又日新
これは中国の殷の時代の湯王(とうおう)という人の言葉です。
今日の行いは昨日より新しく良くなり、
明日の行いは今日よりもさらに新しく良くなるように
修養に心がけるべきである。
そんな意味だそうです。
今日という日を、日々新に生きること――





今年も私の拙いブログにお付き合いを頂きまして、
本当に有難うございました。
良いお年をお迎えください。

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冷たい寒気が吹き込み、思わず肩をすくめ足早に

歩いてしまう、今日この頃。
今年もいよいよ大詰めですね。


さて、10月よりリニューアルの書道講座ですが、
講座の始まりに合わせて、お香をゆっくりと焚きます。


より早く、便利な方向へと向かう世の中の流れから、
いかに時間を生み出すかではなく、書くという行為、
それらを奥深く味わう暮らしを、
いかに再興していくかということではないでしょうか。


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