サブちゃん、1か月間の座長公演から引退!今年に入り決意「線を引かせてもらいたい」
昨年限りでNHK紅白歌合戦を引退した演歌歌手の北島三郎(77)が21日、今年8月から来年1月まで東京、大阪、福岡で行う「北島三郎最終公演」をもって、1か月間行う座長公演を終了することを明らかにした。1968年に東京で始まった「特別公演」はこれまで46年間休みなく行われ、公演回数は前人未到の4468回。北島は歌手活動は継続することを明言。今後は全国を回ってコンサートを行う。
サブちゃんが、また一つ大きな決断をした。
この日、ベージュのジャケット姿で会見の席に着くと「今さらどうのこうの言いません」と笑顔まじりに語った。「(約3年前の)芸能生活50年のころから考え、今年になって決心しました。残りの人生を考えると、ずるずるするのは嫌なもんですから、線を引かせてもらいたい」と1か月間行う座長公演からの引退を表明した。
「特別公演」は1968年に東京・新宿コマ劇場で始まった2部構成の舞台。1部では北島が時代劇を演じ、2部は歌手としてヒットパレード。毎年欠かさず行われており、これまで46年間で4468公演、約1324万人を動員してきた。
北島は昨年、「線を引いて、後進に道を譲りたい」として紅白歌合戦から卒業した。ライフワークともいえる座長公演を終了する目的は「恩返しの旅」か? 今後の活動について「一生懸命この(歌の)道を歩いて、いろんな地方に行って感謝、恩返しの公演を行いたい。呼ばれればどこへでも行きますよ」と話した。コンサートツアーを行っていない北島は、座長公演の観劇がかなわない地方のファンに向けた活動も視野に入れることになりそうだ。健康面については「丈夫な体に生んでくれた両親に感謝しています。全然、大丈夫です」と話した。
座長公演では毎年、竜や不死鳥など巨大なモニュメントで観客を魅了しているが「今回もやる。『すげえな』というのをやりますよ」と宣言。観客席までせり出す「動く物」を考えている。「あまりすごいと歌を聴かなくなっちゃうんだけどね」といたずらっぽく笑う77歳の表情はまだまだ現役だ。
◆北島三郎最終公演日程
▽東京・明治座=8月31日~9月28日
▽大阪・新歌舞伎座=11月2日~同30日
▽福岡・博多座=15年1月6日~同29日