もし地球がもっと速く回ったらどうなるの?
1日を1秒くらいの速さで回っていたら?
地球の自転、1周するのに24時間。だから1日は24時間。では、自転のスピードがもっともっと速くなり、1日の長さが1秒くらいのスピードになったらどうでしょう。ネタ元What IfのRandall Munroe氏が、その質問に答えています。もし、自転のスピードが1日1秒ぐらいになると、そりゃ大変なことがおきます。赤道付近では、光の速さの10分の1くらいの速さで回ることになります。
さらに、Munroe氏曰く、遠心力が重力を超えます。その結果、地球にあるさまざまなものは、外へと飛び出していくでしょう。地球の地質もマントルも壊れ、建物のサイズくらいの割れ片になってしまいます。超スピードでの1日、つまり1秒経過するころには、大気は広がり薄くなります。動きの少ない極地(北極南極)でも、生き残るのはかなり難しいでしょう。また、最初の数秒で割れた表皮が飛び散り、その辺にいる人みんなを切り刻み殺してしまうでしょう。
つまりまとめると、最悪ということです。
地球には今のスピードのまま回っていて欲しいですね。速くしたっていいことない。そうせっかちになりなさんな。
source: What If
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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