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【プロ野球】

マエケン「次は問題ない」 27日G戦へ調整

2014年4月22日 紙面から

地域に寄贈する壁に向かい、壁当てを実演する前田健太投手(左)ら(小林孝一郎撮影)

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 終始浮かべる明るい笑顔が、心配ないことを物語っていた。「前回よりも投げ終わりの感じはいい。次は最初から投げやすいと思う」。右肘の張りを抱えて投げた20日のDeNA戦。5イニング4失点と本調子ではなかった広島の前田健太投手(26)だが、一夜明けたこの日、問題ないことを力強く訴えた。

 筒香に被弾し、7安打された原因は分かっている。直球にキレがなく、伝家の宝刀・スライダーの曲がり方も中途半端だったが、「手加減して投げていたので、よくなかったと思う。腕を振れるかは自分次第なので、次は問題ない」と改善できる自信を見せた。

 首脳陣には違和感が残るようならば、出場選手登録を抹消する選択肢があった。しかしエースの頭の中には、マウンドから遠ざかる考えは全くない。「逆に間隔が空き過ぎると怖くなる。6日あれば調整できる」。当初の予定通り、27日の巨人戦に合わせて調整していく。

 順調ならば次回は前広島の大竹と初めて投げ合う。「めっちゃ楽しみ。打ちます」。にやりと笑い、「あの(大竹の打撃)フォームを見て笑わないようにします」と白い歯をのぞかせた。今度こそ、本当のマエケンの姿を見せてくれるはずだ。 (菅藤学)

 

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