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【プロ野球】

松井裕あす背水登板 早くもピリピリムード

2014年4月22日 紙面から

背水の先発に向けて調整する松井裕=仙台市で(井上学撮影)

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 楽天のスーパールーキーが背水のマウンドに臨む。松井裕樹投手(18)=桐光学園=が21日、コボスタ宮城で先発投手陣の練習に参加。1軍生き残りをかけた23日の西武戦を控え、早くもピリピリムードを漂わせた。

 プロ初登板から3戦3敗。内容も最悪だ。制球が定まらず、投球回数を上回る与四球で試合のリズムを壊してきた。星野監督の忍耐も限界。16日のソフトバンク戦翌日には、「あと1回だな」と今回がラストチャンスになる考えを示した。

 前回の登板後は、ブルペンで佐藤投手コーチから連日の密着指導を受けてきた。テーマは踏み出した右足が突っ張るフォームの修正。幾多の好投手を育ててきた名コーチも「ストライクが入らないんだからな」と頭を悩ませている。

 松井裕も自らの置かれた状況は理解している。「多めに投げました」というブルペンでは、フォームの確認を重ねるうちに球数が約100に達した。練習後の口数も少なく、緊張感の高まりは明らか。制球の改善を見せることができなければ、2軍降格が現実化する。 (井上学)

 

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