給与交渉のタイミングは二次面接の前がベスト

給与交渉タイミング


新しい仕事で給与を交渉するのはちょっと気が引けるかもしれませんが、自分の仕事ぶりに見合った給与をもらうためにも交渉はするべきです。米Forbes誌では、低い金額を提示されないよう、給与に関する話し合いを早期に始めることを勧めています。

この記事によると、報酬に関する話題を持ち上げるのに最適なタイミングは、一次面接の後、リクルーターや人事担当者から二次面接に関する連絡があった時です。肝心なのは、あなたがその仕事を気に入りそうな気がして、新しい会社が自分のことに興味を持っていると思える時まで待つことです。会社側があなたの要求する給与を出せない場合、二次面接にわざわざ行く手間も省けるでしょう。

電話で話す場合は、報酬について話すのにいいタイミングかどうかを尋ねましょう。リクルーターに前職での給与について尋ねられたら、自分の目指す給与水準を答えます。早期に数字を提示することで、会社はあなたに望む水準を決められるのです。Forbes誌ではこの状況を家を購入するときの交渉法と比較しています。


求職活動では、家のように自分自身に値段をつける必要があります。売り出されている家を見に行った場合を想像してみましょう。あなたはその家を気に入ったとします。しかし、希望売却価格が提示されていません。その家の持ち主は、あなたの訪問時に庭でパターを楽しんでいて、あなたは「この家はおいくらですか?」と聞きます。

売主は、「希望価格を提示してくれますか?」と言います。もちろんあなたは、市場価格よりも低い額を提示するでしょう。そうしない人はいません。

家の持ち主は金額の水準を与えてくれていないので、当然、あなたは低めの金額を提示し、交渉により金額を調整していくことでしょう。

求職活動でも仕組みは同じです。将来上司となる人に自分の才能の価値がどれぐらいあるかを提示しないと、担当者は、社内の給与水準の最低額を提示するのです。これは別に戦略的でも、悪意に満ちたことでもありません。自分の望む給与水準があるのなら、求職活動のプロセスの初期にそれを提示するべきなのです。


このような状況に関する詳しいアドバイスについては、以下にある記事へのリンクをクリックしてください。


How to Negotiate a Job Offer|Forbes

Melanie Pinola(原文/訳:Conyac
Photo by jabberwocky381.

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