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やっぱり“笑い”は最良の薬だった!お笑い番組を見ると記憶力がアップすることが明らかに

公開日時:2014年04月22日 13時05分 更新日時:2014年04月22日 13時05分

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123RF
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英語のことわざで“Laughter is the best medicine(笑いは最良の薬である)”というものがあるが、これはあながち間違ってはいないようだ。

新たな研究により、おもいっきり笑うと記憶力がアップすることが明らかになった。

お笑い番組でお年寄りの記憶力がUP

Gurinder S. Bains氏率いる米ロマリンダ大学の研究チームがおこなった研究によれば、“笑い”の力は特にお年寄りにとって絶大で、コメディ番組を観たあとは物覚えがよくなっていることがわかったそう。

実験では、健康的なお年寄りからなる被験者を2つのグループに分け、1つには笑えるビデオを20分間観せ、もう1つにはビデオを見せずに20分間大人しく座っていてもらった。

その後すべての被験者に記憶力テストを受けさせ、さらに唾液を採取してストレス・ホルモンのコルチゾール値を検査したところ、ビデオを観て笑っていたグループの方がテストの結果が格段に良く、コルチゾール値も低いことが明らかに。

ストレス発散がカギ

研究チームの一員であるLee Berk氏によれば、ストレス・レベルが低い人ほど記憶力が良いとのことで、笑いによりストレスが軽減され、物覚えもよくなったと考えられるとか。

また、ユーモアはストレス・ホルモンを減らすだけでなく血圧を下げたり、エンドルフィンを増やしてドーパミンを脳に送り、快感を与えたりする効果もあるそう。

その結果、免疫システムがよく働くようになって脳波が“ガンマ波”に変わり、記憶力や回想力が強まるのだという。

毎日少しでも笑うことが大切

これまでの研究でも、ストレスは記憶力に悪影響を及ぼすことがわかっている。

年齢を重ねるに連れ「最近笑わなくなった」なんて人は、お笑い番組を観ておもいっきり笑うなり、気の合う仲間と共通の話題で盛り上がったりするなり、とにかく毎日なるべく多くの笑いを取り入れてストレスを発散することで、記憶力向上が臨めるかもしれない。

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