fladdict.netのトップをリニューアル。JavaScriptの実験場にしてみた。久しぶりにゴリゴリJS書くと、かなり楽しい。
古き良きゼロ年代のFlash実験サイトはほぼ絶滅してしまったわけだけど、それを現代のJSとHTMLでやり直してみたらどうなるか?そんな感じのスタディ。使用ライブラリはpaper.jsとprocessing.js。時間があるときにcreate.jsも導入してみたいけど、ざっと見た感じcreate.jsは冗長すぎてスケッチには向かないと思う。スマホだと重すぎてだと動かないので、時間あるときに分岐するようにしたい。
最近はインターネットも成熟化したのか、グラフィック、インタラクション、プログラミングを三位一体でする人が減ってる気がする。分業化が進んでいるのだろう。インタラクション系がわかるエンジニアは需要があるわりに、新しい人が学ぶ機会が昔にくらべれば激減しているのではないかと思う。
こういうインタラクション系の実験は、実際に商用サイトに使うにはハイスペックすぎたり、ブラウザを選ぶ。ただこういった実験の本質は、単純に表現や技術を案件にいかせるかではない。むしろスケッチを通じて、適切な表現や動きを即座にコードに落とし込める力や目を養うことではないかと思う。
とりあえず、社内の若いエンジニアとデザイナに「どっち志望でも、2年ぐらいでこういうの出来るようになろう」というプレッシャーをかけたい。オフィスには厳選した教本、先人のコードとノウハウ、僕や北田さん、奥田さんみたいにレビューやフィードバックできる人間もいる。必要なものは全部そろった。これで出来るようにならなければ、あとは本人の問題のはず。
ヴィジュアルコーディング系に興味ある学生とかは、THE GUILDに遊びにとかインターンにくるといいよ。
いかもろもろ。新機軸というよりは、まずはJSを思い出すために書いたスケッチ系。
自力物理エンジンとスプリングで動く疑似クリーチャー。テオヤンセンラブ。昔、soda playという伝説のサイトがありまして的リバイバル。
実は人生で初ボロノイ。サイトリニューアルを期にボロノイ童貞を脱してみました的なスケッチ。
平面充塞の改良。最初に面積の総和を事前計算してから、nが∞になるΣで漸近していくと画面が溢れないって知った。
ぽよんぽよんしたくなったスケッチ。サバ男ではなく、シャボンと読む。
群衆プログラム的ななにか。以前つくったAmebaもそうだけど、最近のJSは群衆系とかまでで動くぐらいパワフルになったというのは感慨深い。