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外相 「大統領訪日を目安にTPP加速」
4月21日 16時00分

外相 「大統領訪日を目安にTPP加速」
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岸田外務大臣は東京都内で講演し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る日米の2国間協議について、23日からのアメリカのオバマ大統領の日本訪問を1つの目安として交渉を加速させる必要があるという考えを示しました。

この中で岸田外務大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る日米の2国間協議について、「アジア全体の戦略環境を考えても大切な課題であり、日本も早期妥結に向けて、しっかり努力しなければならない。アメリカのオバマ大統領の日本訪問を1つの目安に、どこまでできるか、ギリギリまで努力すべきだ」と述べました。一方、岸田大臣は海洋進出などの動きを活発化させている中国について、「アメリカとの間で『新しい大国関係』を盛んに持ち出し、『太平洋は、米中両国が分け合うのに十分な広さがある』と堂々と言っているが、わが国としては到底、受け入れることができない。こうした動きをしっかり注視しなければならない」と述べ、中国の動きをけん制しました。
そのうえで岸田大臣は、「今週24日の日米首脳会談で最も大きな成果として期待されるのは、日米同盟が揺るぎなく強固なものだということを内外に示すことだ」と述べ、日米首脳会談では、中国の動きも念頭に、日米同盟の強化を内外に示したいという考えを強調しました。

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