一十三十一ら歌う50's風ドゥーワップバンドが初アルバム
2014年4月21日 19:55 122
横浜の音楽集団PAN PACIFIC PLAYAに所属するスチールギタリスト、JINTANAが率いるドゥーワップバンド「JINTANA & EMERALDS」が、4月23日に1stアルバム「Destiny」をリリースする。
JINTANA & EMERALDSはJINTANAのほか、Dorianの客演などで活躍するギタリストKashif、Traks Boysや(((さらうんど)))のメンバーとして知られるCRYSTAL、そして一十三十一、カミカオル、MAMIという3人の女性ボーカリストからなるグループ。2011年のクリスマスに発表されたフリーダウンロード音源で話題となり、2012年にリリースされたアナログ7inchシングル「HONEY / RUNAWAY」はJET SETの総合ランキングで1位になったほか、アメリカやブラジルの海外メディアでも取り上げられ高く評価された。
今回のアルバムは3人の女性ボーカルによるシルキーボイスと、エキゾチックでメロウなギターによる、レイドバックしたオールディーズ風の楽曲を10曲収録。このうち1曲にはLUVRAW & BTBもトークボックスでゲスト参加している。
メンバーの衣装はファッションデザイナーの青木貴志(MACARONIC)が担当。ジャケットおよびブックレットはファンタジスタ歌磨呂による、夏を切り取った写真集のような仕上がりになっている。またP-VINE, Inc.のYouTube公式チャンネルでは収録曲「Honey」のビデオクリップが公開されており、このディレクターはでんぱ組.inc「サクラあっぱれーしょん」、サカナクション「エンドレス」、Base Ball Bear「PERFECT BLUE」などのPVを制作した志賀匠が務めている。
JINTANA & EMERALDS「Destiny」収録曲
01. Welcome To Emerald City
02. 18 Karat Days
03. Emerald Lovers
04. I Hear a New World
05. Honey
06. Runaway
07. Destiny feat. LUVRAW & BTB
08. Moon
09. Let It Be Me
10. Days After Happy Ending
横山剣(クレイジーケンバンド)コメント
得体の知れない多幸感がエコーするエメラルド色のソウル電波だ!イイネ!イイネ!イイネ!
野田努コメント
甘く、ノスタルジックで、そして未来的な、このコーラス・ポップを聴いているあいだは、すべての嫌なことを忘れられる。気持ちはすでに夏。
VIDEOTAPEMUSICコメント
ジュークボックス流れる甘いメロディー、キャデラック、月明かりと海岸線、謎の美女、そして私の脳内では完全にプロムパーティーが始まる。こんなロマンチックな世界は映画の中にしか存在しないと思っていました。まるで魔法。まさに「I Hear a New World」。
荒内佑(cero)コメント
7inchシングルのときからファンで聴かせてもらっていて、特に「Runaway」にヤラれてます。50年代のアメリカへの情景だけでなく、現代の「私たちの音楽」としてリスナーに寄り添ってくれるのがこのアルバムの一番の魅力なんじゃないでしょうか。
■JINTANA & EMERALDS - Honey
■JINTANA & EMERALDS - "Destiny" Album Digest