4月19日に神奈川県横須賀市にある海上自衛隊横須賀地方総監部で行われた「第2回護衛艦カレーNo.1グランプリinよこすか」。会場には朝6時ごろから護衛艦・潜水艦のカレーを求める人々が並び始め、具体的な数字は未発表ですが報道によれば来場者数は1万人を超えたとのこと。
参加した計15隻の護衛艦と潜水艦のクルーたちがいつも食べているというカレー。カレーなんて似たようなものばかりだろうと思いきや……。それぞれで作り方にこだわりがあり、豚肉をワインで漬け込んで臭みを消す「下ごしらえ」や鶏肉・たまねぎ・バターというシンプルな素材の味を生かす徹底した「煮込み」など、護衛艦カレーのレシピや調理法などの「重要機密」も堂々と解説・公開されていました。いいのかそれで!
前回の「護衛艦カレーNo.1グランプリ」(長崎県佐世保)には約2400人が来場。今回は約6000人分のカレーが用意されていたそうですが、午前11時30分ごろには「今から並ばれても入場はできません! カレーもあとわずかです!」という声が周囲の自衛官たちから聞こえ始めました。
そしてカレーを食べた人による投票の結果。「護衛艦カレーNo.1グランプリinよこすか」で1位に選ばれたのは潜水艦部隊の「濃厚味わいカレー」。2位は護衛艦ちょうかいの「ちょうかい特製シーフードカレー」、3位に護衛艦くらまの「内閣総理大臣喫食カレー」が選ばれました。「前回は銀でしたが、今回は必ず金を取ります!」と豪語していた護衛艦あまぎりのカレー「天霧にくにくカレー」は残念ながらTOP3に入れず。甘いカレーにありがちなクドさのないおいしいカレーだっただけに残念。
来場者からは会場が狭いという苦言がちらほらと聞こえてきましたが、海上自衛隊の方によればここまで大きなイベントになるとは予想していなかったそうです。もし「護衛艦カレーNo.1グランプリ」の次回開催が決まった時はもう少し広い場所での開催を検討していただきたいですね。
会場近くのヴェルニー公園では「よこすか海軍カレー」を提供する店舗が参加する併催イベントが実施され、こちらも護衛艦カレーを食べられなかった人たちが押し寄せて混雑していました。
ちなみに護衛艦カレーにたどり着くまでの行列はこんな感じでした。
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