小ブログではこれまで再三に渡って椎名市長と一部共産系市民活動家らが結託し、市の補助金を寡占している状態を指摘してきましたが、この度それを改めて裏付ける事実を確認しました。
山武市内で障害児童放課後デイサービスなどを提供するNPO法人「野花の会」の理事長であり、NPO法人「さんさん味工房」理事でもある「Y.N」氏が、椎名千収市長の後援会事務所で働く様子が捉えられました。
NPO法人野花の会概要
・定員各10名の児童デイサービス施設「いちご」(南郷小学校隣)「すみれ」(真行寺地区)を運営。
・「いちご」(南郷小学校隣)は山武市所有の物件を改修
・デイサービスによる年間事業収入は約6000万円(児童一人当たり年間300万円)
・事業収入の大半は「国保連」からの受取金
・この他に様々な名目で補助金を獲得
2007年度実績:
●山武市障害児を育てる地域の支援体制整備事業補助金 783,300円
●ちば元気ファンド基金助成 1,000,000円
2008年度実績:
●山武市障害児を育てる地域の支援体制整備事業補助金 200,000円
2009年度実績:
●山武市地域ブランド創造事業助成金 3,184,675円
●障害者自立基盤整備事業補助金 1,188,000円
●福祉・介護人材の処遇改善事業交付金 558,135円
2010年度実績:
●福祉・介護人材の処遇改善事業交付金 1,797,709円
●障害児を育てる地域の支援体制整備事業 253,000円
●日本財団福祉車両助成金 1,490,000円
2011年度実績:
●福祉・介護人材の処遇改善事業交付金 2,286,071円
●障害児を育てる地域の支援体制整備事業 1,652,000円
●障害者自立支援基盤整備事業補助金 2,282,000円
●日本財団福祉車両助成金 1,400,000円
2012年度実績:
●日本財団福祉車両助成金 1,370,000円
●千葉県相談支援発展推進支援事業補助金 840,000円
出典:CANPAN FIELDS(日本財団)
児童を放課後一人預かって年間300万円の収入を得られるのなら、パートに出るお母さんなどいないのではないでしょうか。
国保連からの支払われるお金は、私達国民が保険料として納めたものです。
障害児福祉という美名の裏で、国民健康保険料という公金から一般常識では考えれられない額の収入を得る行為は、市民感情として許されるものではありません。
小ブログはこのNPO法人「野花の会」について山武市、千葉県、国保連その他関係機関それぞれに問題を提起し、情報開示、調査の依頼を行っております
NPO法人を規制する法律「特定非営利活動促進法」において、
「特定の候補者(当該候補者になるとする者を含む。) 若しくは公職にある者又は政党を推薦し、支持し、又はこれらに反対するものであってはならない」
と規定されています。
NPO法人とはその名の通り「非営利活動」を目的とする法人なので、活動の維持・継続の為に国や自治体からの補助金に頼る部分が大変大きいですが、その補助金を得るために利害の一致する特定の政治家や政党を応援することは、上記の様に法律で禁止されているのです。
この「Y.N」氏は、野花の会の他にもNPO法人「さんさん味工房」の初代理事長(現在は理事)でもあります。
さんさん味工房についても毎年山武市から多額の補助金の交付を受け、緊急雇用対策給付金の不適切な受給により千葉県から返還命令を受けるなど大変問題のあるNPO法人であることはこれまで小ブログで指摘してきました。
山武市から年間数百万円の補助金と、健康保険料から数千万円の事業費を得るNPOを兼務する理事が、現職椎名市長の選挙活動をすることは、果たして許されるのでしょうか?
市長が補助金を使って一部市民のNPOに多額の補助金あるいは事業費を交付し、補助金を受けたNPOの理事は現職市長の選挙応援をするという、「選挙互助会」とも言うべき構図が明らかになったのです。
椎名市政は旧成東町時代の3期12年、合併後の2期8年という長期政権で、もはや腐敗の極みに達しているといえるのではないでしょうか。
小ブログの目的は、この様な山武市の現状を一人でも多くの市民の皆さんに知っていただき、自らの将来のために一人一人が正しい判断をする情報を提供することだと考えています。
私達の納めた税金、医療サービスを受けるための保険料、こういう大事なお金を使って一部の人間に利益誘導し、その見返りとして自分の選挙応援をさせるような市長を許せる道理がありません。
小ブログはこの様な椎名市政に「No」を突きつけたいと思います。