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当施設では「生態飼育法」により、ゲンジボタルとヘイケボタルを育てています。
この方法は、飼育者が 幼少の時より、現在に至る30年以上の経験に基づいて生み出したオリジナルな方法です。
その方法は水、土、植物、生き物等の連鎖に着目し、自然環境と同様の生息環境づくりをして、生物を育てるものです。
当施設のホタルたちは、古里の小川と同じような水辺の中で、メダカやカワニナたちと「共生」しながら、自らの力で成長し、世代交代をして生息を続けています。 |
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1989年に、福島県大熊町からゲンジボタルの卵を約300個、栃木県栗山村からヘイケボタルの卵約700個を僅かのカワニナとともに譲り受けて飼育をはじめました。
順調に飼育が進み、1993年には、独立したホタル専用の施設として「ホタル飼育施設」を開設し現在に至っています。 |
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「せせらぎ」ができるまで |
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工事中のせせらぎ |
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完成間近のせせらぎ1 |
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完成間近のせせらぎ2 |
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竣工後のせせらぎ |
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昔は板橋区内にも水田が広がり、ホタルがたくさん生息していました。
しかし、開発や人々の生活様式の変化により、水辺環境は減少・変化して、ホタルは全く見られません。
当施設は、ホタルや水辺環境をそのまま公開し、多くの人々にホタル等小さな生物とその生息する自然環境の大切さ、素晴らしさを理解して頂くとともに、再び 板橋区にホタルを呼び戻し、自然と共生する「エコポリス板橋」の実現のために、研究・実践を続けています。 |
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板橋区ホタル飼育施設では、茨城大学と「ホタルによる癒し効果」に関する共同研究を進めています。
研究の内容はこちらから:「ホタルのもたらす癒し効果」
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