2014-04-20 ラブライブ神経毒−花田十輝と京極尚彦の企み

早いものでもう2話まで放送されてしまった。3話はおそらく一気に物語が動くはず。
花田先生と京極監督の煽り攻勢が凄まじいので、戒めとして自分用にここで一度考えをまとめておきたいと思う。
□ 画面の向こう側から挑発されている
2期1話を見た時、CM毎に「敵」から先手を取るために頭をフル回転させる羽目にならなかっただろうか。
「生徒会長の高坂穂乃果です!」(なにィ…!?)
「ラブライブ出なくてもいいんじゃないかな」(ファッ!?)
「雨止めーーーーー!!」(oh...)
幸いなことに1期を経た我々はその「敵」が花田十輝だけでないことを知っている。
言うまでもなく京極監督その人のことだ。
まずは如何に監督が曲者であるか例を挙げよう。
時はラブライブ1期がノリにノッてる11話へと遡る。
何気ないワンカットだが、これには驚愕した。
これを見て気づいたのだ。
そう、OPこそがラブライブであるということに
そして、直感してしまった
「ああマズイ、これなら1クールでこのアニメの物語を終わらせられてしまう」と
放送枠が1クールだという噂は聞いていたが、ある意味安心していた。
「これだけ風呂敷を広げたものを、そんなに簡単に終わらせられるわけない」
「絶対に分割2クールだ」
しかし、このOP=ラストシーン(ラブライブでのライブシーン)
というメタ的なギミックを使えば、
このラブライブというアニメを綺麗に終わらせることが出来てしまう。
この美しいラストは私にも見えた。
最終話、OPなしで本編が始まり、ラブライブのステージにμ'sが立って、ほのかちゃんが「さぁ行くよ」みたいなこと言って、EDの代わりにOPが流れ始める。
そして、廃校が解決し、春に新入生たちが入ってくるシーンをカットバックして見せる。そんな最終話が……
問:花田十輝的展開を、ラブライブ12話を見る直前、まったく予想できなかったのは何故なのか?
答:11話に美しいラストを見せられたため、12話に対して準備を怠った。
1期11話を見た人間は誰しもがこう思ったはずだ。
そしてあの12話・・・
「花田十輝の野郎、謀りやがったな・・・!」
アイドルマスターゼノグラシアやH2Oで闇討ちを受けたトラウマを思い出し、さぞ苦々しく思ったに違いない。
だが本当にそうか?
まっつね氏の指摘にもある通り、これは本当に「何気ないワンカット」だ。
脚本レベルでこんな毒針が仕込まれているだろうか。
この回の担当は 脚本:花田十輝、コンテ:京極尚彦、演出(ライブパート演習):綿田慎也(京極尚彦) となっている。
今になって思えばあのワンカットは京極尚彦からの我々への挑戦状だったのだ。(もしかしたら花田十輝が入れ知恵をしたかもしれないが)
京極監督の腹黒さはこういった視聴者への煽りの巧みさにある。
□ さてここで2期1話を見てみよう。
まずはアバン。
全校集会で「生徒会長お願いします」→「この度、新生徒会長となりました!スクールアイドルでお馴染み、私!…ハァッ!(マイク投擲)高坂穂乃果と申します!」→ミュージカル→CM
の流れを見ていた人間は提供になった時こう思ったのではないだろうか。
「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします!」
(夢落ちか…?Aパート布団から開始はありうるな。いやしかし本当に…)
そう我々は京極尚彦に挑戦されていたのだ。
「さあ!はったはった!ベットできるのはCMの間だけ!90秒間だよ!穂乃果は本当に生徒会長になったと思うかな!?」
しかし普通の作品ならこの挑戦状はそうそう上手く機能しない。
普通なら「ねーよwwwイミフwwwあ、夢落ちっすかwww」で終わってしまうレベルの話のはずなのだ。
これも京極尚彦の腹黒いところでもある。
1期1話を思い出してほしい。
ED直前やはりミュージカルパートがある。
「ああ、これから一体どうすれば…」「どうすれば…」「「どうすればいいの…?」」(♪だって〜可能性感じたんだ〜)
このパートは現実には起こっていない「極めて誇張された」内容ではあるが、ストーリー的には嘘ではない。
つまり1期を経てきた我々には、この極めて誇張された表現を「ねーよwww」と笑い飛ばせない毒がすでに全身に回りきっていたのだ。
2期1話Aパート以降もこの調子は続く。
Aパートの終わりでは、
「ラブライブ出なくてもいいと思う。」でCMへINだ。ココらへんまで来ると花田十輝もノリノリである。
京極監督と花田先生が揃って画面の向こうでニヤニヤしてる図が目に浮かぶようだ。
□ そして極めつけはBパートの中盤〜最後
「(にこ)うるさいわね…ズルでもなんでいいのよ!ラブライブに出られれば…!」→雨が降り始める→(中略)→「よ〜〜〜し!!やろう!ラブライブ出よう!雨止めえーーーー!」→晴れる→「うそ…」
コレである。
緊迫した展開→雨が降り始める→「よ〜〜〜し!!やろう!ラブライブ出よう!」→(自然に)晴れる
は誰もが想像しただろう。王道で美しく大変分かり易い演出である。
常識的に考えたらこの場面では、キャラクターの心情とリンクさせる形で「勝手に雨が降ってきて」「自然に晴れる」のが王道だ。
しかし「よ〜〜〜し!!やろう!ラブライブ出よう!」の後、京極尚彦はこちらを一瞥してから、穂乃果に後一言セリフを喋らせるのである。
「雨止めえーーーー!」と。
そして我々は混乱の局地へと叩き落とされることになる。
この回の担当は 脚本:花田十輝、コンテ:京極尚彦、演出(ライブパート演習):綿田慎也(京極尚彦) だ。
そうあの11話と全く同じ。
我々はまさに今、京極監督と花田十輝によって喉元に毒針を突きつけられて問われているのだ。
「さあ、1話を見てお前はどの可能性(エンディング)にベットするのか」と。
□ とりあえず落ち着きましょう
3話は、おそらくSTART:DASH!!に相当するテーマ挿入歌であるユメノトビラがお披露目になり、A-RISEも本格参戦する。
まだ3話であることを「常識的に考えると」、A-RISEと戦うのであればμ'sは負けるしかないし、
ユメノトビラもパーフェクトver.ユメノトビラとして最終話で我々の涙腺を崩壊させに来るだろう。
もしかしたら1期8話「僕らのLIVE君とのLIFE」のようなサプライズとして「僕らは今のなかで」を使ってくるかもしれない。
だが深呼吸して落ち着こう。
1期の死屍累々を思い出そう。
廃校とは、留学とは、ラブライブとは何だったか。どうなったのか。思い出そう。
まだまだ花田十輝と京極尚彦の企みは始まったばかりなのだ。
軽率な判断は死を招く事になる。
ラブライブからはまだまだ目を話すことなどできそうもない。