北崎礼子
2014年4月20日03時00分
海上自衛隊の全国の艦船がカレーライスの味を競う「護衛艦カレーナンバー1グランプリ in よこすか」が19日、横須賀市の海自横須賀基地で開かれた。15の艦艇、部隊が腕によりをかけた一品を、詰めかけた来場者が堪能した。
海自では、毎週金曜日にカレーを食べる習慣がある。決まった曜日に食べることで、洋上で忘れがちな曜日を思い出す効果もあるという。各艦艇はそれぞれスパイスや具材に工夫を凝らし、独自の味を追求している。今回の企画は、一般の人にも自慢のカレーを味わってもらおうと、「海軍カレー」で横須賀の町おこしを図る「カレーの街よこすか推進委員会」が主催。護衛艦隊集合訓練で、呉(広島)、大湊(青森)、舞鶴(京都)など全国から各艦が横須賀に集まるタイミングで実現した。
来場者は、ご飯を盛ったトレーに4種類のカレーを選ぶ。値段は500円。おいしいと思ったカレーに投票し、グランプリを決める。佐世保(長崎)のイージス艦「こんごう」はワインで煮込んだチキン味。大湊の護衛艦「はまぎり」は豚角煮と野菜を使用しジューシーな味わいが特徴だ。各乗組員は、着ぐるみなどを着て「損はさせない」と来場者に熱心に勧めた。優勝したのは潜水艦部隊の牛・豚・鶏を使った「濃厚味わいカレー」だった。
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